S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とドル円の動き
- 主要3指数とも下落。 予想を上回るインフレ報告を受けて国債利回りが上昇したため、S&P 500 は木曜日に下落(Investing.com)。最近の NASDAQの史上最高値更新の後、利益確定する投資家が多かった(REUTERS)。
- ドル・円は151円80銭まで下落後、152円48銭まで上昇し、引けた。米11月生産者物価指数の伸びが予想外加速したが、同時に、先週分新規失業保険申請件数が予想外に前週から増加したため労働市場減速懸念に一時ドル売りが優勢となった。その後、トランプ次期米大統領がニューヨーク証券取引所(NYSE)での演説やインタビューで減税策を再表明するなど、強い成長を公約したことや米30年債入札の低調な結果を受けて、長期金利の上昇に伴いドル買いが再開した。日銀の追加利上げ先送り観測を受けた円売りも強まった(Investing.com)。
セクター別騰落率
生活必需品(Consumer Defensive)を除いたすべてのセクターが下落しました。最も下落したのは素材(Basic Materials)で、ヘルスケア(Healthcare)も続きました。
経済指標発表 結果
- 11月の米生産者物価は卵で上昇、サービスインフレは鈍化(REUTERS)。
- 米国の週間失業保険申請件数が予想外に増加(REUTERS)。
- フィラデルフィア連銀、第2四半期の米雇用者数が弱まると予想(Bloomberg)。
- トランプ大統領が政府支出削減を検討。米国の経済統計を作成する機関もその対象にあるため、一度に何兆ドルもの市場を動かすことができる主要経済指標が脅威にさらされる可能性がある(Bloomberg)。
主な決算発表結果
- アドビ(昨日決算発表) の成長減速傾向により、TDコーエンが格付けを「ホールド」に引き下げ(Investing.com)。
- ブロードコムの利益はAIによる売上成長で予想を上回る(Bloomberg)。
- コストコの利益は消費者の健全な支出により予想を上回る(Bloomberg)。
主な経済ニュース
- トランプ顧問団、SALTの償却限度額を2万ドルに引き上げることを検討。州税と地方税の控除額を倍増することを検討している。これは人気があるが費用のかかる減税措置であり、ニューヨーク、ニュージャージー、カリフォルニアの多くの住民の「手取り増」をもたらす可能性がある(Bloomberg)。
- 米国株価の上昇で米国の家計資産が過去最高に上昇。連邦準備銀行のデータによると、純資産は第3四半期に4.8兆ドル増加(Bloomberg)。
- 米国の30年固定金利住宅ローンが6.60%に低下(REUTERS)。
- 卵インフレで米国最大手の生産者カルメインの株価が127%上昇(Bloomberg)。
- 雇用市場の混乱で高学歴の中国人若者がツアーガイドに転向(Bloomberg)。
- Apple、iPhoneやスマートホーム向けに自社製BluetoothおよびWi-Fiチップへの切り替え間近。現在ブロードコムから供給されている部品の一部が置き換えられることになる(Bloomberg)。
- OpenAI の ChatGPT はビデオフィードにリアルタイムで応答します(Bloomberg)。
- バイデン大統領が日本と米鉄鋼取引(US買収)を阻止する理由は財務省の書簡に隠されている(Bloomberg)。
- ECB、次の2回の会合で0.25ポイントの利下げを準備(Bloomberg)。
- 日銀は来週金利を据え置く方向に傾いていると関係者が語る(REUTERS)。
- 三菱電機、日本でパワーチップの提携を模索(Bloomberg)。
地政学的リスク
主な指数の動き
- 原油先物価格の終値は70.07ドル
- 10年債利回りは上昇して4.324%(+0.053%)
- VIX(恐怖)指数は13ポイントで推移
- 金先物価格と銀先物価格はともに下落。
- ビットコインは10.0万ドル付近で方向感がない動きで取引継続中。
自分の米ドル建ポートフォリオ ▼0.52%
経済指標発表予定
主な決算発表予定
該当銘柄はありません。
おわりに
日本では国民民主党が主張した基礎控除額の引上げ(103万円の壁)が幹事長合意に達したニュースはご存知だと思いますが、トランプ新政権も基礎控除額を倍増させようと検討しているようです。再び消費が高まって株価上昇の可能性もありますが、FRBが金利を引き下げをやめたり、あるいは引き上げてブレーキをかけることも考えられます。来年も米国株は上昇すると期待して、私は来年もS&P500への積立投資を継続しようと思います。今日から明日にかけて、一粒万倍日が2日連続します。良い種まきをすれば1億倍に育つかもしれませんので、今日も一日明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ