S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とドル円の動き
- 主要3指数は上昇して取引を終えた。取引が薄かったにもかかわらず、いわゆる「マグニフィセント・セブン」と呼ばれるハイテク株の多くが値上がりし、指標を押し上げた(REUTERS)。
- ニューヨーク外為市場でドル・円は157円27銭まで上昇後、156円98銭まで下落し、引けた。米国経済が良好で、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げペース鈍化を織り込み長期金利上昇に伴うドル買いが続いた。その後、米11月新築住宅販売件数が予想を下回ったほか、米12月消費者信頼感指数が予想外に悪化したため伸び悩んだ(Investing.com)。
セクター別騰落率
経済指標発表 結果
- 米国コア資本財受注は回復、関税懸念で消費者信頼感は低下(REUTERS)。
- 米国の新築住宅販売、ハリケーンの影響後11月に回復(REUTERS)。
- トランプ次期政治が経済見通しに重くのしかかり、米国の消費者信頼感は上昇予想に反して低下(Bloomberg)。
- 超富裕層の買い物狂いがニューヨークの高級住宅価格を押し上げる(Bloomberg)。
- サンフランシスコ連銀のメアリー・デイリー総裁がFRBの利下げ、2025年の見通し、AIについて語る(Bloomberg)。
- 来年のFRB政策に投票する人が変わる。 セントルイス連銀 ムサレム氏、カンザスシティ連銀シュミット氏、ボストン連銀コリンズ氏、シカゴ連銀グールズビー氏が来年の投票者となる(Bloomberg)。
- トランプ次期政権における効率化共同責任者のイーロン・マスク氏、FRBは「人員過剰」と発言。トランプ氏はまた、FRBとジェローム・パウエル議長を批判した(Bloomberg)。
主な決算発表結果
該当銘柄の発表はありません。
主な経済ニュース
- 2024年はウォール街の急騰により投資家は米国にとどまる。今年初め、世界的な株価上昇が失速し、米国の迅速な利下げで国債が値上がりし、ドルが軟化し、新興国通貨が上昇すると予想していたが、米国市場はそうしたコンセンサスを完全に覆した(REUTERS)。
- 投資家がAIの勢いに賭け、アップルの評価額は4兆ドルに迫る(REUTERS)。
- ナスダック100の再調整でテスラ、メタ、ブロードコムのウェイトが縮小。アップル、エヌビディア、マイクロソフト、アルファベットのウェイトが上昇(Bloomberg)。
- 2025年に米国社債スプレッドは不安定な展開が予想される(REUTERS)。
- ウォール街はFRBを支持し、2025年に米国債利回りが低下すると予想(Bloomberg)。
- バイデン大統領、中華人民共和国製半導体の新たな貿易調査を開始、トランプ次期政権に引き継ぐ(Bloomberg)。
- トランプ次期大統領、パナマ、グリーンランドへの脅威で好戦的な外交政策を予告。パナマ運河の管理権を奪還すると突然脅し、グリーンランドを米国が所有すべきだと拡張主義的に宣言したことは、次期米大統領が外交上の儀礼にとらわれない外交政策を追求することを示している(REUTERS)。
- 専門家によると、トランプ政権移行チームはWHOからの即時撤退を計画している(REUTERS)。
- スターバックスの従業員、ニューヨークを含む米国の都市でストライキを拡大(REUTERS)。
- ノードストローム一族、62億5000万ドルでチェーンを非公開化へ(Bloomberg)。
- マイクロソフトは365 Copilot製品に非OpenAIモデルを追加する予定だと情報筋が語る(REUTERS)。
- AT&T は銅線の代わりにワイヤレスの家庭用電話機を導入できると FCC が発表(Bloomberg)。
- シノプシスによる350億ドルのAnsys買収がEUで承認される予定、と情報筋が語る(REUTERS)。
- フランスの予算案が行き詰まり続ける中、マクロン大統領は新内閣を任命(NYT)。
- ホンダと日産、歴史的な転換で2026年までに合併を目指す。ホンダ、日産、2026年8月に持ち株会社の株式を上場予定。三菱自動車、1月末までに参入を判断(REUTERS)。
- ブラジルの航空会社ゴル、ボーイングが新型737MAXを納入、供給に楽観的(REUTERS)。
- ブラジルのBYD建設現場で中国人労働者が「奴隷のような状況」で働いていることが判明(REUTERS)。
地政学的リスク
- 北朝鮮兵3000人超が死傷とウクライナ大統領、増派のリスクを警告(REUTERS)。
- スロバキアの指導者がプーチン大統領を訪問、EUの結束に打撃(NYT)。
- ネタニヤフ首相、人質取引の進展を示唆も期限は明らかにせず(NYT)。
- パキスタンが米国を攻撃できる長期距離ミサイルを開発中とホワイトハウスが発表(WSJ)
- コンゴの首都でMpoxが蔓延、ウイルス封じ込めの取り組みを脅かす。生きるために売春をする子供たちと母親が感染(NYT)。
主な指数の動き
- 原油価格は余剰懸念とドル高で下落(REUTERS)。
- 10年債利回りは上昇して4.599%(+0.075%)
- VIX(恐怖)指数は16-20ポイントで推移
- 金先物価格と銀先物価格はともに上昇。
- BTC続落、一時9.3万ドル割れ、米金利高を警戒か(Investing.com)。
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.72%
経済指標発表予定
主な決算発表予定
該当銘柄の予定はありません。
おわりに
寒波の到来で、日本海側を中心に大雪となっています。私も週末、福島県猪苗代町の中ノ沢温泉に車で行ってきましたが、予想外の大雪に驚きました。宿の方によると昨シーズンは雪が全くなかったそうです。途中の猪苗代湖周辺を走行中、湖面からの強風による吹雪で、瞬間的に前が見えにくくなるホワイトアウトに遭遇しました。ふだんは雪が少ない千葉県在住なので、改めて雪国の方々のご苦労の一端を見させていただきました。
今日はクリスマスイブですから、今夜の米国市場も半日で引けます。みなさまも素敵なクリスマスをお過ごしください。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ