S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とドル円の動き
- 主要3指数は予想を上回る雇用統計を受けてそろって下落(REU)。
- S&P 500 は「連銀癇癪後」以来最悪の日を記録(BLO)。
- 景気に敏感なラッセル2000中小型株指数は、調整局面で知られる11月の直近高値から10%以上下落(REU)。
- ドル・円は158円87銭まで上昇後、157円23銭まで下落したが、戻し引けた。米12月雇用統計が予想以上に強い結果となったため、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げサイクル終了予想も浮上し、長期金利上昇に伴うドル買いが一段と強まった。その後、米1月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想外に低下しドル買いが後退、株安に連れたリスク回避の円買いに反落。同時に、ミシガン大消費者信頼感の期待インフレ率が予想外に大幅上昇したため下げ止まった(INV)。
セクター別騰落率
経済指標発表 結果
- 米国の労働市場は2024年を雇用の大幅な増加と失業率の低下で終える(REU)。
- 米国の雇用の堅調な伸びはFRBのさらなる利下げに疑問を投げかける。今年は金利引き下げは行われない可能性もある(REU)。
- 雇用統計がFRBの緩和一時停止を支え、米ドルは堅調(REU)。
- ミシガン大学の調査によると、消費者の1年間のインフレ期待は関税上昇懸念で1月に3.3%に上昇し、12月の2.8%から5月以来の高水準となった。これにより、12か月のインフレ期待は、COVID-19パンデミック前の2年間に見られた2.3%~3.0%の範囲を上回った(REU)。
主な決算発表結果
- デルタ航空、パンデミック後の利益確保の秘訣を解明(BLO)。
主な経済ニュース
- 雇用統計の驚異的な数字がウォール街の「負け負け」市場への恐怖を煽る(BLO)。
- 雇用統計が国債利回りの急上昇を後押し、市場は10年債利回り5%の閾値に備える(REU)。
- IMF総裁、トランプ関税が世界金利の上昇を懸念(BLO)。
- ロサンゼルスの山火事による損失推定額が200億ドルに達し、米国の保険会社が低迷(REU)。マンハッタンよりも広いロサンゼルスの飛び地が火災で焼失。パシフィック・パリセーズの火災は5,000以上の建物に壊滅的な被害をもたらし、火災が鎮火した後も長きにわたってロサンゼルスの様相を変え続けることになるだろう(BLO)。
- 投資家が火災基金を懸念し、カリフォルニアの公共事業株が下落(BLO)。
- ロサンゼルスの公共事業体の市債、破壊的な山火事で下落(BLO)。
- 最高裁、米国でのTikTok禁止を支持する可能性を示唆(BLO)。
- ブラックストーンはリフトオフの40億ドル以上の売却を検討中と情報筋が語る(REU)。
- ボラティリティの上昇に賭けた石油トレーダー、米国の制裁で大勝利(BLO)。
- ヒューレットパッカード、イーロン・マスクのX向けに10億ドルのAIサーバー契約を獲得(BLO)。
- ESG反対派がアメリカン航空の401(k)訴訟で新たな勝利(BLO)。
- トランプ次期大統領、就任式の数日前に口止め料判決で投獄や処罰を免れる(REU)。
- 台湾TSMCの売上高が予想を上回り、2025年のAIの見通しが向上(BLO)。
地政学的リスク
- スロバキアの数千人が首相のプーチン大統領との最近の訪問を非難(BLO)。
主な指数の動き
- 原油先物価格は上昇して終値は76.57ドル
- 10年債利回りは大幅に上昇して4.776%(+0.083%)
- VIX(恐怖)指数は18-20ポイントで推移
- 金先物価格と銀先物価格はともに上昇。
- ビットコインは上昇して、9.4万ドル付近で取引継続中。
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.23%
VOO(S&P追随ETF)の急落をGLD(金地金追随ETF)がカバーしてプラスでした。
今週の動き
金利引き下げ政策が遠のく中、不動産株の下落が著しいです。
経済指標発表予定
主な決算発表予定
該当銘柄はありません。
おわりに
来週も債券利回りが上昇して株式市場を揺るがす可能性がありそうです(REU)。長期投資(15年以上)を目指している初心者の方は精神的な強さを求められそうです。狼狽売りはせずに、定期積立を継続したり、あるいは平均取得コスト割れしたらスポット購入という前向きの姿勢で臨みましょう。私は、米国経済が良すぎることが原因の株価下落と見ていますので、どちらかというと楽観側ですが、どうなるでしょうか。
今日から3連休です。12日は巳年の巳の日ですので、金運上昇のご利益が大きい弁財天様に感謝するとよいでしょう。それでは、良い週末を明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
このブログには広告が挿入されています。この広告はGoogle社が読者の好みに応じて選んで提供しているものです。興味がございましたらクリックしていただければ幸いです。投資に関する広告が表示されても、私が推奨しているものでございませんことをご理解ください。
図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とドル円: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ