S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とドル円の動き
- 主要3指数はそろって下落。ウォール街は利益やデータが注目され上昇後に下落(REU)。
- ドル・円は156円35銭から155円11銭まで下落し引けた。米12月小売売上高が予想以上に伸びが鈍化、週次新規失業保険申請件数が予想以上に増加したため利下げを後押しする結果に米長期金利が低下に転じドル売りが優勢となった。同時に、ウォラーFRB理事が12月の消費者物価指数(CPI)や生産者物価(PPI)のように鈍化が一段と進めば、年3,4回の利下げの可能性もあるとの言及もさらなるドル売り圧力となった(INV)。
セクター別騰落率
経済指標発表 結果
- 米国の小売売上高は2024年を勢いよく終える。労働市場は堅調で、連邦準備理事会(FRB)の今年の利下げに対する慎重な姿勢をさらに裏付けた。とはいえ、ドナルド・トランプ次期大統領の政権による関税を予想して、消費者が商品の購入を急いでいた可能性を示唆している。(REU)。
- ウォーラー氏の「2025年前半に利下げの可能性あり」との発言で債券が上昇、株価上昇は失速(BLO)。
主な決算発表結果
- ユナイテッドヘルスの患者ケア費用と収益が市場予想を下回る(BLO)。
- バンク・オブ・アメリカの投資銀行、融資収入増加で利益増(BLO)。
- モルガン・スタンレー 2024年第3四半期決算:予想を上回る好決算(INV)。
- TSMC(台湾)の明るい見通しが2025年のAI支出への期待を高める(BLO)。
主な経済ニュース
- 消費者物価指数(CPI)上昇が穏やかだったにもかかわらず、インフレの回復は市場リスクとして継続(REU)。
- トランプ次期大統領の「外税庁」は「外国源泉」ではなく輸入業者から徴収する(FOX)。
- トランプ次期大統領は、合意が成立すればTikTokが「闇に消える」のを防ぐだろうと顧問が語る(REU)。
- トランプ次期大統領が財務長官に指名したベッセント氏は減税延長が最優先事項だと語る(REU)。
- 世界銀行は米国の関税が世界経済の成長見通しを低下させる可能性があると警告(REU)。
- ブルームバーグがまとめたデータによると、米国の6大銀行は今年、配当と自社株買いを通じて1000億ドル以上を株主に分配した。これは2021年以降で最大額(BLO)。
- 欧州連合(EU)の独占禁止担当長官、大手IT企業(アップル、グーグル、メタなど)の取り締まりが順調に進んでいると発言、CEOらはトランプ大統領に不満を漏らす(BLO)。
- 住宅ローン金利が5月以来初めて7%を超える(FOX)。
- マイクロソフト、Office加入者はAIツールに30%多く支払うと予想。最大6人までのファミリーサブスクリプションは、値上げして今後年間130ドル支払うことになる。加入者が新しい人工知能ツールにアクセスするために喜んでもっとお金を払ってくれるだろうと期待したから(BLO)。
- アメリカン・エキスプレス、不正販売行為をめぐる米国の訴訟を和解するため2億3000万ドルを支払う(REU)。
- リオ・ティント・グループとグレンコアは事業統合について協議しており、鉱業業界史上最大の取引となる可能性がある(BLO)。
- エヌビディアのCEOはトランプ大統領就任式を欠席する。他の多くのテクノロジー企業のCEOとは異なる動き(BLO)。
- TikTok、日曜日に米国で閉鎖予定(FOX)。
- 日銀ウォッチャーの70%以上が来週の利上げを予想(BLO)。
- 活動家「ライジングサン」が日本のフジテレビに中居正広スキャンダルの調査を要請(BLO)。
地政学的リスク
- イスラエル、ハマスがガザ停戦合意を危険にさらしていると非難(BLO)。
- ファーウェイの元幹部が設立した中華人民共和国のハイテク企業「バイセルズ・テクノロジーズ」がFBIの標的に(REU)。
- トランプ陣営、ロシアとの合意とイランへの圧力に向け石油制裁計画を準備(BLO)。
主な指数の動き
- 原油先物価格は下落して終値は78.68ドル
- 10年債利回りは低下して4.606%(+0.047%)
- VIX(恐怖)指数は15-16ポイントで推移
- 金先物価格と銀先物価格はともに上昇。
- ビットコインは、FRBの政策方針に対する不安が和らぎ、10.0万ドル付近で取引継続中(BLO)。
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.44%
GLD(金地金追随ETF)が株価下落を打ち消しましたが、円高には勝てていません。
経済指標発表予定
主な決算発表予定
おわりに
米国のFRBによる政策金利と日銀の植田総裁発言でドル円の動きが激しくなっています。為替の動きが大きい時こそ、ドルコスト平均法による積立が力を発揮するので、私はあまり気にしないようにしております。今日は大安吉日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とドル円: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ