S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とドル円の動き
- 主要3指数はNASDAQとS&P500が下落、Dow30は堅調に伸びました。中華人民共和国の DeepSeek AIモデルがハイテク株に打撃を与え、ナスダック、S&P500が下落(REU)。
- ダウ工業株30種が暴落から立ち直り、安価なAIの将来性を示す。ナスダック、S&P500の急落の中、優良株指数は上昇(BLO)。
- ドル・円は153円90銭から154円69銭まで上昇し引けた。米12月新築住宅販売件数や12月シカゴ連銀全米活動指数、1月ダラス連銀製造業活動指数が予想を上回り、長期金利下げ止まりに連れドル売りも後退した。また、株式相場の回復に連れリスク回避の円買いも後退した(INV)。
セクター別騰落率
先端技術(Technology)セクターが5%を超える下落しました。
経済指標発表 結果
- 米国の新築住宅販売は予想を上回るが、供給増加で住宅価格の上昇は抑制される(REU)。
主な決算発表結果
- AT&T、第4四半期の利益が無線通信加入者の増加で予想を上回る(INV)。
主な経済ニュース
- DeepSeekによる株価暴落でNVIDIAの価値は5,890億ドル減少(BLO)。トリプルレバレッジのNvidiaトレーダーは1日で52%の損失に見舞われる(BLO)。レバレッジ投資が急落し、NVIDIA-ETF複合体が正念場を迎える(BLO)。
AI市場の暴落により、レバレッジをかけたNvidiaファンドは急落に直面 - DeepSeekの懸念でリスク志向が後退し、円とスイスフランが急騰、ドルが下落(REU)。
- 中華人民共和国の DeepSeek が数十億ドル規模の支出に疑問を抱かせ、大手テック企業は厳しい状況に直面(REU)。
- Nvidia社は、DeepSeekの進歩はNvidia製のチップのさらなる需要を証明していると語る。 DeepSeek の研究論文の1つによると、同社が約2,000個のNvidia製H800チップを使用していたことがわかった。このチップは2022年に発表された米国の輸出規制に準拠するように設計されたが、専門家はロイターに対し、中国のAIの進歩をほとんど遅らせることはないだろうと語った(REU)。
- Nvidia、DeepSeekを「素晴らしい」AIの進歩と評価し、懸念を否定(BLO)。
- 世界経済はトランプ大統領の推測ゲームを冷静に受け止めている(REU)。
- 米国とコロンビアの関税争いでアラビカコーヒー価格が過去最高値に(WSJ)。
- 司法省、元特別検察官ジャック・スミス氏のチームの主要職員12人以上を解任(FOX)。
- 米国の制裁で原油輸出が制限される中、ロシアの石油精製が増加 (REU)。
- ベライゾン、モバイルとブロードバンドの利益で投資家の予想を上回る(BLO)。
- ビヨンセ、マイク・タイソンのライブイベントでNetflixの強気相場が加速(BLO)。
- レッドブル、成長鈍化の中、2024年に過去最高の利益を予測。オーストリアの企業は2024年に127億缶のエナジードリンクを販売(BLO)。
- 中華人民共和国の経済の失速は回復がさらなる刺激策にかかっていることを示唆。同国の製造業PMIは予想外に8月以来の最低に落ちた(BLO)。
- ドナルド・トランプ大統領が、強制送還された移民の受け入れを拒否したコロンビアに対し、最大50%の関税を課すと警告したことを受け、中華人民共和国は米国に不法滞在する中華人民共和国の国民の送還を受け入れると約束した(BLO)。
- 中華人民共和国の不動産開発業者「万科不動産」が巨額の損失を報告(WSJ)。
- カナダのフリーランド外相、トランプ大統領の標的となった諸国の首脳会議開催を呼び掛け(BLO)。
- トランプ大統領のWHO離脱脅迫で雇用凍結、経費削減が発生。米国の脱退でWHOは最大の援助国を失う。テドロス氏、財政状況は「さらに深刻」とスタッフにメール(BLO)。
地政学的リスク
- ボゴタから北極圏までトランプ批判者たちは米国の力に屈する。コロンビアに対する関税の脅威は急速にトランプに有利に転じる(BLO)。
- トランプ大統領、米国本土ミサイル防衛に「アイアンドーム」(弾道ミサイルやその他の長距離攻撃から米国を守るための「次世代」防衛シールド)に関する大統領令を準備している(BLO)。
主な指数の動き
- トランプ大統領が制裁よりも関税を選択したとトレーダーが見て、原油先物価格は下落して終値は73.10ドル(BLO)。
- 10年債利回りは低下して4.528%(-0.098%)。
- VIX(恐怖)指数は17-22ポイントで推移。
- 金先物価格と銀先物価格はともに下落。
- ビットコインはハイテク株の売りで一時11日ぶり9.7万ドル台の安値に。現在は10.2万ドルまで戻して取引継続中(REU)。
自分の米ドル建ポートフォリオ ▼0.29%
経済指標発表予定
主な決算発表予定
おわりに
DeepSeekの登場で、AIを含む半導体銘柄の株価が大きく影響を受けました。これまでも半導体銘柄はAIバブルと呼ぶアナリストが少なからずおられましたが、これをきっかけにしてその声が大きくなったような気がします。とはいえ、AI分野で技術的な競争相手が表舞台に登場したことで、競争によるさらなる技術のブラッシュアップに期待したいと思っております。DeelSeekは国防動員法を発令している中華人民共和国製アプリですから、HuaweiやTiktokと同様の懸念があり、私個人としては使用にあたっては留意が必要ではないかと思っております。
半導体銘柄の下落は大きかったものの、ダウ優良銘柄は堅調に買われたことは安心材料でした。それでは今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とドル円: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ