S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とドル円の動き
  • 主要3指数はそろって上昇。トランプ大統領が土曜日にカナダとメキシコに25%の関税を課すと発言。関税の脅威で原油価格が上昇する中、株価は上昇(BLO)。
  • ドル・円は153円79銭まで下落後、154円49銭まで上昇し引けた。米10-12月期国内総生産(GDP)速報値が予想を下回ったほか、米12月中古住宅販売成約指数が予想外に減少したため長期金利の低下に伴いドル売りに拍車がかかった。その後、株高に連れたリスク選好の円売りが強まり下げ止まった。
セクター別騰落率

すべてのセクターで上昇しました。最も上昇したのは公益事業(Utilities)でしたが、先端技術(Technology)の伸びはマイクロソフト株の下落で冴えませんでした。

経済指標発表 結果
  • 週間失業保険申請件数が予想以上に減少(REU)。
  • 米国経済は消費者の回復力により2024年を2.3%のGDP成長で終える(BLO)。
  • 米国経済は第4四半期の成長鈍化にもかかわらず堅調。第4四半期のGDPは2.3%増加。経済成長率は2023年の2.9%に対し、2024年には2.8%に上昇。消費者支出の伸びはほぼ2年ぶり。在庫の蓄積が大幅に鈍化し、輸入が減少。ボーイングのストライキによる混乱で事業用機器の支出が減少 (REU)。
  • 米国の住宅販売保留件数が4カ月連続の増加が止まり、減少。特に、住宅ローン金利の上昇で住宅購入が困難となり、価格の高い北東部と西部地域で急激に減少した。(REU)。
主な決算発表結果
  • アップル、売上高は予想を下回り、利益は予想を上回る結果に(INV)。
  • VISAの利益はホリデーシーズンの支出増加で急増(REU)。
  • マスターカード、売上高は予想を上回り、利益は予想を上回る結果に(INV)。
  • サーモフィッシャーサイエンティフィック、2024年第4四半期業績予想を上回る(INV)。
  • キャタピラー、売上高は予想を下回り、利益は予想を上回る結果に(INV)。
  • ブラックストーン、予想を上回る決算で株価2%超上昇(INV)。
  • コムキャスト、売上高は予想を上回り、利益は予想を上回る結果に(INV)。
  • マーシュ・マクレナンの株価上昇、第4四半期決算が予想を上回る(INV)。
  • 投資家が新CEOを待ち望む中、インテルの収益予想は期待外れ(REU)。
主な経済ニュース
  • 投資家がハイテクとFRBの見通しに取り組む中、米国株式市場はリスクに直面(REU)。
  • マイクロソフトは、AIへの多額の投資がクラウド収入の大幅な増加につながらなかったため、木曜日に株価が6%下落し、投資家から打撃を受けた。一方、メタは、マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)がウォール街に対し「本当に素晴らしい年になる」と約束し、成長を保証したことから4%上昇(REU)。
  • OpenAI、新たな資金調達ラウンドで最大400億ドルの調達を協議中(BLO)。
  • ボーイング、スターライナー宇宙船部門のトップを交代(REU)。
  • ブラックストーンはディープシークの混乱にもかかわらずデータセンターへの投資を堅持(REU)。
  • トランプ大統領、米国はメキシコとカナダからの製品に25%の関税を近々課す可能性があると発言。2月1日から25%の関税を課すかどうか、おそらく同日中に決定するだろうと述べた(REU)。
  • 住宅価格が来年再び急騰する可能性がある理由(BLO)。
  • スターバックスと労働組合、交渉の終結に向けて調停に合意(BLO)。
  • コストコ、ほとんどの店舗従業員の時給を30ドル以上に引き上げ(BLO)。
  • トランプ大統領、かつてないほどのテスラの収益源を脅かす。トランプ政権が規則を書き換え、売上が危機に(BLO)。
  • 議員らはトランプ大統領に対し、中華人民共和国のディープシークが使用するNvidiaチップへの新たな規制を検討するよう要請(REU)。
  • 欧州中央銀行(ECB)が今年さらに3回の利下げを実施するとの見方が30日、トレーダーの間で強まった。弱い経済成長指標に続いてECBが最新の利下げを実施し、追加緩和の必要性が浮き彫りになったため(REU)。
  • アメリカン航空のDC航空機衝突事故、生存者なし。リージョナルジェット機が軍用ヘリコプターと空中で衝突。飛行機には乗客60人、乗員4人、ヘリコプターには3人が乗っていた(BLO)。
  • トランプ大統領、飛行機事故からインフレまであらゆる問題をDEIのせいにする。ドナルド・トランプ大統領と彼の上級スタッフは、ロサンゼルスの火災、米国のインフレ、そしてワシントンでの致命的な飛行機墜落の原因として、多様性、公平性、包摂性という共通のMAGA非難に頼ってきた(BLO)。
地政学的リスク
  • ロシアの無人機がウクライナのアパートを攻撃、9人死亡、ゼレンスキー氏発表(REU)。
  • トランプ氏のグリーンランド購入への関心は、米国の国益にかなうものであり、「ジョークではない」とルビオ国務長官。軍事力や経済力を使ってデンマークにグリーンランドを譲渡するよう説得する可能性も否定していない(REU)。
主な指数の動き
  • 原油先物価格はわずかに上昇して終値は73.02ドル。
  • 10年債利回りは低下して4.512%(-0.043%)。
  • VIX(恐怖)指数は15-16ポイントで推移。
  • 金先物価格と銀先物価格はともに上昇。
  • ビットコインは上昇して、10.5万ドル付近で取引継続中。
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.96%

GLD(金地金価格追随ETF)が大きく伸びて全体を牽引しました。

経済指標発表予定
主な決算発表予定
おわりに

1月も今日が最終日となりました。昨年の1月に比較すると株価上昇が緩やかですが、セクター別にみると通信サービス(Communication Services)と金融(Financial)などが堅調な動きとなり、先端技術(Technology)がむしろ足を引っ張る結果となっています。自分はトランプ政権発足でボラティリティが高くなることを懸念して、VOO(S&P500)への投入資金をGLD(金地金追随ETF)と外貨建MMFに分配しました。現在まではS&P500の動きに比べてボラティリティは低くなりましたが、総評価額の伸びはS&P500の伸びよりも低下しています。高齢者なので伸びよりも安定を求めるので、気にしないでください。

今日は一粒万倍日ですが、あいにく不成就日と重なっているので、手放しに吉日とは言えません。とはいえ、今日も一日明るく元気に笑顔で過ごすことで、金運の神様に微笑んでいただきましょう。

おことわり

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ABOUT ME
Muroi Kazuo
1959年2月生まれ 米国株、日本株、J-REITでFIRE達成しています。 米国株投資については、みなさんと情報共有したいと思っています。
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