S&P500 ヒートマップ(高解像度)

主要3指数とドル円の動き
- 主要3指数はS&P500とDOW30が下落、NASDAQが上昇とまちまち。NASDAQは債券下落でCPI上昇による1%の損失を解消(BLO)。
- ドル・円は153円35銭から154円80銭まで上昇し、引けた。米1月消費者物価指数(CPI)が予想外に伸びが加速したため年内の利下げ観測が後退し、金利上昇に伴うドル買いに拍車がかかった(INV)。

セクター別騰落率
エネルギー(Energy)セクターの下落が顕著でした。

経済指標発表 結果
1月の米国CPIレポートの重要なポイント(BLO)。
- 総合CPI指数は12月比0.5%上昇し、2023年8月以来の大幅な上昇となり、ブルームバーグがエコノミストを対象に行った調査でのすべての予想を上回った。食品とエネルギーを除いたコア指数は前月比0.4%上昇し、3月以来の高値となり、73の予想のうち5つを除くすべての予想を上回った。一部のエコノミストは、新たな季節調整要因が何らかの役割を果たしたと指摘した。
- 消費者物価指数(CPI)の上昇のほぼ30%は住宅費によるものだが、家賃と住宅所有者の同等費用の上昇幅は近年に比べて著しく小さい。食品とエネルギー価格もインフレを押し上げ、卵は前月比約15.2%上昇した。
- 住宅価格を除いたいわゆるスーパーコアサービス価格は、数十年にわたる高インフレ期にFRBの焦点となっていたが、前月比で約0.8%上昇し、賃金コストの上昇が再び価格に波及しつつある可能性を示唆している。
- 多くの世帯にとって悩みの種である自動車保険が再びインフレを押し上げ、同分野は前月比2%上昇した。娯楽、中古車・トラック、医療、通信、航空運賃も1月のインフレを押し上げた。12か月ベースでは、CPIは3%上昇、コアCPIは3.3%上昇した。
- 発表により、FRBの政策担当者が今後数カ月以内に利下げを再開する見通しが後退したことから、株式先物と国債は急落した。ニューヨーク時間午前9時19分現在、S&P500先物は1.1%下落し、2年国債利回りは約8ベーシスポイント上昇して4.36%となった。ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.4%上昇した。
- パウエル氏、新たなインフレデータはFRBがさらに取り組むべき課題を示していると発言(BLO)。

主な決算発表結果
- シスコ・システムズ、企業支出の増加で堅調な見通しを発表。見通しがアナリストの予想を上回ったため株価が上昇(BLO)。
- アップロビン、売上高は予想を上回り、利益は予想を上回る結果に(INV)。
- エクイニクス、売上高は予想を下回り、利益は予想を下回る結果に(INV)。
主な経済ニュース
- 米国のインフレ率は予想を上回り、FRBの政策金利据え置きの根拠が強まる(BLO)。
- インフレデータ高騰を受け、トレーダーは2025年のFRB利下げは1回のみと予想(BLO)。
- 消費者物価が予想以上に上昇し、ドルは円に対して上昇(REU)。
- 米国価格上昇の最大の要因は、駐車料金、医薬品、インスタントコーヒー(BLO)。
- 金(GOLD)目当ての輝かしい節目を迎える中、弱気相場も上昇(REU)。
- Apple、加入者増加を目指してAndroidスマートフォンにTV+を導入へ(BLO)。
- OpenAIは数週間以内に新しいGPT-4.5モデルをリリースする予定、アルトマン氏(BLO)。
- オラクルのエリソン氏、政府にAIに供給するためのデータ統合を呼び掛け(BLO)。
- スペースX、テキサスの宇宙基地を都市に変える計画を5月に投票へ(BLO)。
- ボーイング、NASAとの「毎日の」協議を受けて月ロケット関連の仕事を削減へ(BLO)。
- 中華人民共和国は、マスク氏のスターリンクに対抗するために重要な新型ロケットを打ち上げる(BLO)。
- 日本の北部でデータセンター主導の電力ブームが発生。全国送電事業者OCCTOが最新の予測を発表。北海道エリアはデータセンターや半導体メーカーを誘致(BLO)。
- トランプの関税とドイツの問題がハンブルクで衝突(BLO)。
- ニュージーランドではトランプ大統領の気候変動後退の時代がすでに始まっている。多くの国が環境保護への取り組みに揺らぎを見せる中、かつては排出量削減で世界をリードしていた国が、一連の政策転換を実施(BLO)。
地政学的リスク
- トランプ大統領とプーチン大統領、米国の政策転換でウクライナ協議に合意(BLO)。
- トランプ大統領、マイアミでサウジアラビア投資会議に出席予定。来週、トランプ大統領の地元で幹部会議が予定されている。トランプ大統領、ガザ避難計画でアラブ諸国を激怒(BLO)。
主な指数の動き
- 原油先物価格は下落して終値は71.33ドル
- 10年債利回りは大幅に上昇して4.637%(+0.100%)。【解説】財務長官が10年国債利回りに注目する理由(BLO)。
- VIX(恐怖)指数は15-17ポイントで推移
- 金先物価格は下落、銀先物価格上昇とまちまち。
- ビットコインは上昇して、9.7万ドル付近で取引継続中。

自分の米ドル建ポートフォリオ ▼0.28%
CPIの結果を見て、VOOに成行注文して約定、VOOの持株数を少し増やしました。

経済指標発表予定
週次の失業保険関連と、生産者物価指数が発表されます。

主な決算発表予定

おわりに
日本証券業協会が新NISAの利用状況を公表しました。昨年の8月に大幅に株価が下落する局面がありましたが、購入銘柄の売却については、つみたて投資枠では83.2%、成長投資枠では75.3%が「しなかった」と答えたそうです(Yahoo)。今年は米国株式もボランティアが大きくなり、大幅な下落がある可能性を否定できません。インデックス投資では「下落は買いのチャンス、将来の上昇を信じて安値で狼狽売りをしない」というモットーが定着しているようで、少し安心しました。
今日は一粒万倍日です。良い種まきをしながら、今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とドル円: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ