S&P500 ヒートマップ(高解像度)

主要3指数とドル円の動き
- 主要3指数はそろって上昇。S&P 500 は乱高下した月末に終盤で上昇(BLO)。ゼレンスキー氏とトランプ大統領の対立後、株価は一旦下落して引けにかけて上昇(REU)。
- ドル・円は150円99銭まで上昇後、150円23銭まで下落し、引けた。米1月PCEコア価格指数が予想通り12月から伸びが鈍化し、インフレ鈍化の進展基調が継続しているあらたな証拠となり、長期金利低下にともなうドル売りが優勢となった(INV)。

セクター別騰落率
全てのセクターが反発しました。最も上昇したのは金融(Financial)でした。

経済指標発表 結果
- 寒さで米国の支出が減少、インフレ指標が救済策に。コアインフレ率は2021年初頭以来の最低の年間上昇率を記録。自動車販売の減少により、支出は4年ぶりの大幅な減少となった(BLO)。
- 米国の商品貿易赤字、輸入急増で過去最大に拡大。工業用資材、消費財が輸入を牽引し記録的な増加。これらの数字はおそらく企業が関税を先取りしようとしていることを反映している(BLO)。
- アトランタ連銀GDPNOW、金曜のデータを受けて経済縮小を予測。GDPは2.3%成長と予想されていたが、1.5%のペースで減少すると見込まれる(BLO)。
- ベセント財務大臣、住宅市場は数週間以内に「解凍」し、インフレ率は2%と予測(BLO)。

主な決算発表結果
該当銘柄はありません。
主な経済ニュース
- アトランタ連銀GDPNOW、金曜のデータを受けて経済縮小を予測。GDPは2.3%成長と予想されていたが、1.5%のペースで減少すると見込まれる(BLO)。
- 米国債が暴落する中、米国企業の社債は、最新の避難先として注目されている。依然として米国市場では最も安全な証券と広く考えられている。しかし、急激な変化を報じるニュースや政策の不確実性により、投資家が企業との比較で企業を評価する際の通常の方法を少なくともいくらか再考するようになっている(BLO)。
- 関税リスクで景況感が悪化、原油価格は月間下落(BLO)。
- 米国、鳥インフルエンザによる卵価格の記録的な高騰を受け、オランダ産卵の輸入許可を復活(BLO)。
- ウォルマートのマクミロンCEO、食品価格が「フラストレーションと苦痛」を引き起こしていると警告。低所得層の買い物客の現金は1か月分もたない。犯罪や高い税金がシカゴの店舗閉鎖の要因の一つ(BLO)。
- 適度なココア余剰が世界記録の不足を緩和するとICCOが発表(BLO)。
- テキサス州、データセンターの電力需要を満たすために原子炉30基相当が必要(BLO)。
- インテル、オハイオ州の半導体工場の開設を2030年代まで延期(BLO)。
- Skype、マイクロソフトによる85億ドルの買収から14年を経て閉鎖へ(BLO)。
- Netflix、ハリウッドのオフィスビルからの撤退を検討。ハリウッド地区はホームレスや犯罪に悩まされており、魅力を失っている(BLO)。
- Google は正式に DEI プログラム(多様性、公平性、包括性)の廃止を開始した(FOX)。
- ブラックロック、全社メールでDEIポリシーの内容を一新(FOX)。
- リスク回避のため、「ホットマネー」が記録的なペースでビットコインETFから逃げ出す(BLO)。
- 仮想通貨暴落が悪化し、ビットコインは史上最高値(トランプ大統領就任日)から25%下落(BLO)。
- S&P、フランスの格付けをジャンク債より7段階上のAA-に維持。フランスのGDP成長率は今年1%を下回ると予測(BLO)。
- インド経済は加速する。製造業と政府支出が勢いを取り戻したため、直近の四半期で回復した(WSJ)。
地政学的リスク
- トランプ大統領とゼレンスキー大統領、ホワイトハウスでの衝突で合意に至らず。米国大統領のロシアとの協定仲介努力が永続的な平和をもたらすかどうかについてのウクライナ指導者の疑念をめぐって激しい応酬に発展したことを受けて、中止された。ゼレンスキー氏はこの公の場での口論の後ホワイトハウスを去り、予定されていた調印式と記者会見は中止された(BLO)。
- ベセント米財務長官は、カナダに対して中華人民共和国への関税に関して、メキシコの提案に同調するよう要請。メキシコが米国と同額の対中関税を提案している(BLO)。
主な指数の動き
- 原油先物価格は下落して終値は70.06ドル
- 10年債利回りは低下して4.231%(-0.054%)
- VIX(恐怖)指数は20-22ポイントで推移
- 金先物価格と銀先物価格はともに下落。
- ビットコインは上昇して、8.4万ドル付近で取引継続中。

自分の米ドル建ポートフォリオ △1.19%
全銘柄がプラスで、しかもドル円も上がりました。昨夜のリバランスでGLD(金地金ETF)を手仕舞いしたので株価上昇の波に乗れました。でも、主力のS&P500が低調なので、年初来では含み益の減少が続いています。

今週の動き
テスラを筆頭としたGAGAMの下落が市場全体を下げましたが、不動産(Real Estate)と金融(Financial)はしっかりと伸びました。


2月の動き
テスラ、アルファベット、アマゾン、マイクロソフトという巨大4社の下落が目立ちました。不動産(Real Estate)と生活必需品(Consumer Defensive)はしっかり上昇しました。


年初来の動き
2025年はS&P500にとっては、構成銘柄上位を占めるGAFAM株の下落で厳しい状況でしたが、金融(Financial)、ヘルスケア(Healthcare)、生活必需品(Consumer Defensive)はしっかり上昇しています。教科書にある「景気後退期にみられるセクターの動き」にほぼ一致しているようにも見えます。


経済指標発表予定
製造業の購買管理者指数と購買担当者景気指数他が発表されます。

主な決算発表予定
該当銘柄はありません。
おわりに
今日から3月になりました。インデックス長期投資には忍耐力が試される状況が続いていますが、遠い将来に期待したいと思います。それでは、良い週末を明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とドル円: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ