S&P500 ヒートマップ(高解像度)

主要3指数とドル円の動き
- 主要3指数はそろって下落。S&P 500 は債券価格上昇で 2025 年に最悪の日を迎える。より低調な経済ニュースと、主要貿易相手国に対する関税の導入を強行するというドナルド・トランプ大統領の公約により、ウォール街のリスク許容度が再び圧迫され、債券価格は上昇し、株価は今年最大の下落となった(BLO)。
- トランプ大統領、カナダとメキシコへの関税が火曜日(3月4日)に発効すると発表、株価は急落(REU)。
- ドル・円は151円30銭まで上昇後、149円53銭まで下落し、引けた。米トランプ政権による対メキシコ、カナダ、中国関税発動を控えインフレ再燃懸念に米金利上昇に伴うドル買いが強まった。その後発表された米2月ISM製造業景況指数や1月建設支出が予想を下回り、景気減速懸念に長期金利が低下に転じたことに連れドル売りが優勢となった(INV)。

セクター別騰落率
- 最も下落したのが先端技術(Technology)でエネルギー(Energy)とともに3%を超える大きな下落でした。一般消費材(Consumer Cyclical)も2%を超える下落でした。
- 市場心理がリスク回避姿勢を強めるにつれ、ディフェンシブ株が上昇しており、S&P500の公益事業セクターは今年4%以上上昇している(REU)。

経済指標発表 結果
- 米国の2月の製造業は安定していたが、工場出荷時の価格が3年ぶりの高水準に急騰し、原材料の納入に時間がかかったことから、輸入関税が近いうちに生産を圧迫する可能性が示唆された(REU)。
- 米国の建設支出、1月に予想外に減少。集合住宅建設への支出減少が響いた。住宅ローン金利の上昇は依然として足かせとなっており、木材への追加関税や家電製品など他の輸入品への課税が迫っていることで状況はさらに悪化する恐れがある。また、需要が低迷する中、市場には売れない住宅が過剰供給されている(REU)。

主な決算発表結果
該当銘柄はありません。
主な経済ニュース
- 世界最大のAIチップ製造会社である台湾積体電路製造(TSMC)は、米国内の工場に1000億ドルを追加投資する計画だ。これにより、米国内でのチップ生産量が増加し、ドナルド・トランプ大統領の国内製造業拡大の目標が達成される(BLO)。
- 米チップ法局(520億ドルの大型半導体補助金プログラムを担う米国政府機関)、トランプ大統領の粛清で職員の5分の2を失う(BLO)。
- トランプ大統領が関税導入を認め、カナダとメキシコの通貨が下落(BLO)。
- トランプ米大統領は3日、日本と中華人民共和国が通貨安政策を取るなら、米国は不利な立場に立たされると述べた。この発言を受け、米国株が売られ、安全資産として円の魅力が高まった。円は対ドルで1%上昇。(BLO)。
- OPEC+、トランプ大統領の圧力を受け長らく遅れていた供給増産を開始(BLO)。
- 食料輸入が急増、米国が農作物購入に関税を課す(BLO)。
- トランプ大統領が外国からの輸入を調査、木材価格が2022年の最高値を記録(BLO)。
- トランプ関税が近づく中、アメリカの自動車メーカーは信用圧力に直面(BLO)。
- TikTokはTikTokライブで770億ドルの売上を予測、訴訟で主張(BLO)。
- トランプ氏、バイデン政権が仮想通貨に対して「不正な攻撃」を行ったと主張。トランプ大統領は「仮想通貨戦略準備金」を前進させ、業界の向上を約束(FOX)。
- 億万長者のヘッジファンドマネージャーが米国経済の「経済的心臓発作」を警告(FOX)。
- 中華人民共和国の船舶に対する米国の課税によりコストが急上昇する恐れ、大手海運会社が警告(BLO)。
- 香港の3,530億ドルの信用貸付ブームが大きな利益とリスクを生む。これはアリババ・グループ・ホールディングスを買収したり、香港の住民全員に約5万ドルを支払うのに十分な金額(BLO)。
地政学的リスク
- トランプ大統領、カナダとメキシコに関税を回避する余地は「残されていない」と発言(BLO)。
- カナダ外相、米国の関税に報復する用意ありと発言(BLO)。
- トランプ大統領、「海外」農産物への関税は4月2日から開始すると発表(FOX)。
- ウォーレン・バフェット氏、関税は経済的な「戦争行為」だと発言「歯の妖精は関税を払わない」(FOX)。
- トランプ大統領、ゼレンスキー氏との確執にもかかわらずウクライナとの合意は依然として可能と発言(BLO)。
- ロシア、日本の岩屋外務大臣を入国禁止に。そのほか、現・前駐ウクライナ大使やIHIの井手博社長、いすゞ自動車の南真介社長ら8人の政府関連職員・企業関係者の入国も禁止した(BLO)。
主な指数の動き
- 原油先物価格は下落して終値は68.31ドル
- 10年債利回りは大きく低下して4.180%(-0.051%)
- VIX(恐怖)指数は19-24ポイントで推移
- 金先物価格と銀先物価格はともに上昇。
- ビットコインは大きく下落して、7.8万ドル付近で取引継続中。

自分の米ドル建ポートフォリオ ▼0.78%
経済指標発表予定
高い重要性の指標発表は予定されていません。

主な決算発表予定

おわりに
新しい月を迎え、米国株は下落から始まりました。また、トランプ大統領による関税政策により日本円が比較的安全資産ということで円高トレンドに入っています。米国株安と円高で、米国株投資家にとっては試練の時だと思いますが、私はドルコスト平均法の積立を継続して、円高で株安の時に積み増すという方針を貫こうと思っております。それでは、今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。東京でも積雪が予想されていますので、ご安全にお過ごしください。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とドル円: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
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- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ