S&P500 ヒートマップ(高解像度)

主要3指数とドル円の動き
- 主要3指数はそろって続落。投資家が最新の関税脅威が世界経済に与える影響を懸念したことから、数カ月ぶりの大幅な売りに繋がった(REU)。不安定な取引により米国株は調整局面へ(BLO)。関税が停戦の希望を上回り、再び株価が赤一色に(REU)。
- トランプ大統領の強気な経済見通しを受けて株価が終盤に上昇。同大統領は、米国の経済不況は予想していないと、市場の混乱を軽視する発言(BLO)。
- ドル・円は148円11銭まで上昇後、147円03銭まで反落し、引けた。米1月JOLT求人件数が予想以上に増加したためドル買いが強まった。その後、トランプ大統領がカナダ産鉄鋼とアルミニウム関税率を50%に引き上げると発表する一方で、カナダも次期首相が関税維持を主張するなど、貿易摩擦悪化を警戒し、リスク回避の円買いや景気悪化による連邦準備制度理事会(FRB)の利下げを織り込むドル売りに転じた。その後、ウクライナ停戦期待が広がり、下げ止まった(INV)。

セクター別騰落率
工業・産業(Industrials)、不動産(Real Estate)、ヘルスケア(Healthcare)が1%を超える下落となりました。

経済指標発表 結果
- トランプ政権の政策転換を前に、米国の求人数は増加、解雇数は低下。だが、輸入関税をめぐる不透明感や政府の積極的な支出削減により経済活動が急減速する恐れがあるとの懸念から、今後数カ月で労働需要は弱まる公算が大きい(REU)。
- ボウマン氏、FRBの最高銀行監督の最有力候補とみられる。元カンザス州銀行規制当局者は2018年からFRBに勤務しており、トランプ大統領によって任命された。大統領は近いうちに選択を行うと述べている(WSJ)。

主な決算発表結果
該当銘柄はありません。
主な経済ニュース
- トランプ関税の混乱が経済に打撃を与え、企業は警鐘を鳴らす(REU)。
- 経済不安で株価が急落する中、トランプ大統領がアメリカ企業と会談。会談相手には、景気後退とインフレ懸念で消費者や投資家の心理が悪化し、ここ数日で時価総額が下落した企業も多数含まれる(REU)。
- トランプ大統領の不安が深まる中、米国の個人投資家は下落時に買いを入れることに慎重になっている(REU)。
- 企業債務不履行への懸念の高まりが米国の信用市場に打撃を与える(BLO)。
- 経済不安の高まりで米航空会社が利益予想を大幅に引き下げ(REU)。
- Google、将来のヘッドセットやスマートグラス向けに視線追跡スタートアップ、カナダのアドホーク・マイクロシステムズを買収へ(BLO)。
- アルファベット傘下のウェイモ、シリコンバレーで自動運転サービスを開始(BLO)。
- トランプ大統領、ホワイトハウスでイーロン・マスクからテスラの新車、モデルSを購入。最大の理由は「最高の製品」としているが、イーロンマスク氏が全力を尽くして人生を捧げてきたからだとも述べた(FOX)。
- トランプ大統領、テスラディーラーへの暴力を国内テロとみなすと発言。最近の「テスラ・テイクダウン」抗議活動と同社株価の下落に対する支持を表明した同氏は、ディーラー国内のテロを非難した(REU)。
- ベライゾンが今四半期の携帯電話加入者数の伸びの見通しを控え目に示したことを受け、株価は下落。ベライゾン、 AT&T、TモバイルUSの3大通信会社間の競争は熾烈で、各社は特典の充実と低価格で競合他社から顧客を奪おうとしている(BLO)。
- ウーバー、規制上の障害により台湾のフードパンダ買収を中止(REU)。
- プーマ(独スポーツウェア)、2025年の予測で関税と地政学的緊張を指摘(BLO)。
- 日本が第4四半期GDPを下方修正、米国の関税で見通し不透明(REU)。
地政学的リスク
- ウクライナは停戦提案を受け入れる用意、米国は情報共有を再開(REU)。
- ウクライナが停戦に合意、米国は軍事支援を再開へ(WSJ)。
- トランプ大統領は、ロシアが停戦に同意することを望み、ゼレンスキー氏をホワイトハウスに呼び戻すと語る(REU)。
- トランプ大統領が金属輸入関税を倍増、米国とカナダの貿易戦争が激化(REU)。
- ホワイトハウス、カナダと米国の他の貿易相手国すべてに対し、例外や適用除外なしの鉄鋼とアルミニウムへの25%関税発効を発表(REU)。
- ドナルド・トランプ米大統領の通商顧問ピーター・ナバロ氏は火曜日、カナダの鉄鋼とアルミニウムに対する50%の関税引き上げは水曜日には発効しないと述べた(REU)。
- トランプ大統領はカナダへの関税を引き下げるつもりだと「おそらく」言う(REU)。
- イランのマスード・ペゼシュキアン大統領、トランプ大統領に「交渉はしない。何でも好きなようにやれ」と語る(REU)。
- イスラエル軍の弾圧でヨルダン川西岸で6人死亡(REU)。
主な指数の動き
- 原油先物価格はやや上昇して終値は66.59ドル
- 10年債利回りは上昇して4.288%(+0.075%)
- VIX(恐怖)指数は27-29ポイントで推移
- 金先物価格と銀先物価格はともに上昇。
- ビットコインは上昇して、8.3万ドル付近で取引継続中。

自分の米ドル建ポートフォリオ ▼0.90%
VIG(増配株式ETF)の指値が刺さりましたが、いつ上昇してくれるのかは不明です。下落時の購入に慎重になっているという報道も気になっていますが、自分は下落時には少しでも買いたいと思っています。

経済指標発表予定
消費者物価指数などが予定されています。

主な決算発表予定

おわりに
トランプ大統領による経済混乱が米国誌面を賑わしていますが、日本のメディアではあまり扱っていないこともあり、日本政府の動きが見えず、まるで無視しているように思えてしまっている中で、経済産業省が米国に関税免除の申し入れを行ったようです。他の国では国のトップが動いているのに対して温度差を感じざるを得ません。一部のアナリストによると、トランプ大統領の政策に最も株価が振り回されているのが日本株だそうです。インフレが軟着陸すると予想されていましたが、ハードランディングになりそうなので、米国株も日本株も保有株にはしっかりとシートベルトをかけて、振り落とされないようにしたいものです。それでは、今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とドル円: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ