S&P500 ヒートマップ(高解像度)

主要3指数とドル円の動き
- 主要3指数はそろって大幅上昇。売り圧力で押し目買いが活発化(REU)。
- ドル・円は148円90銭へ強含んだのち、148円26銭まで反落し、引けた。米3月ミシガン大学消費者信頼感指数の長期期待インフレ率速報値が前月から大幅に上昇し、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測が後退しドル買いが優勢となったが、同時に消費者信頼感の大幅悪化を受けた景気鈍化懸念を受けたドル売りに押された(INV)。

セクター別騰落率
すべてのセクターが反発しました。

経済指標発表 結果
- ミシガン大学の調査によると、米国の消費者心理は関税懸念で急落、インフレ期待は急上昇(REU)。

主な決算発表結果
該当銘柄はありません。
主な経済ニュース
- 政府閉鎖の脅威が弱まる中、上院は共和党の支出法案の成立を承認。これにより、米国政府閉鎖の脅威は事実上払拭された(BLO)。
- インフレ期待の高まりにより、FRBは利下げ幅を縮小する可能性。短期金利先物の価格は依然として、FRBが6月に利下げを開始するとの予想を反映しており、年末までに合計3回の0.25ポイントの利下げが行われる可能性が高い。しかし、成長鈍化の前兆となる消費者信頼感の悪化と、実際のインフレ上昇の前兆となるインフレ期待の高まりという相反する意味合いを金融市場が消化するにつれ、12月に3度目の利下げが行われる可能性は低下している(REU)。
- FRBは今年9月から2回の利下げを予定。ドナルド・トランプ大統領の経済政策、特に貿易政策をめぐる不確実性から、FRB当局者は当面政策を据え置く可能性を示唆している(BLO)。
- トランプ政権の混乱でウォール街は再び打撃を受けるが、新たな勝者が出現(BLO)。
- 市場が売り込まれる中、投資家やアドバイザーはバッファーETFの「緩衝材」に群がる。バッファーETFは3月に25億ドルの流入、年初来47億ドルの流入。S&P500が今年最大の下落を記録した月曜日には、バッファーETFの純資産は1億4000万ドル増加(REU)。
- 裁判所が従業員の復職を命じる中、トランプ大統領は新たな人員削減を開始する構え。米政府全体で大量解雇と予算削減の第2波を進めるとみられている。この仕事は主にイーロン・マスク氏の政府効率化局に委ねられている(REU)。
- トランプ大統領による混乱が新たな投資家を「金」に引き寄せる(REU)。
- NASAは金曜日、今月取り組んでいる優先度の高い宇宙ミッションの数を考慮して、大量解雇計画を米人事局に提出する期限を1週間延長された(REU)。
- AppleのSiri責任者、AIの遅延は醜く恥ずかしいと述べ、修正を約束。ライバルのシステムより遅れているSiriは、アップルのAI課題の象徴となっている。先週、重要な機能が無期限に延期されることを同社が公に認めたことで、同社の苦境は頂点に達している(BLO)。
- マーク・ケリー上院議員(元スペースX従業員、元スペースシャトル機長)、イーロン・マスクに裏切り者と呼ばれテスラを手放す。ケリー氏の車の売却は、テスラが全米でマスク氏に対する抗議活動の標的となっている中で行われた(BLO)。
- シェブロン、発電機能を備えた米国データセンター開発計画を推進(REU)。
- オラクル、インドネシアのバタム島にデータセンター建設を検討中と報道(BLO)。
- トランプの仮想通貨担当官が2億ドル以上の投資を売却(BLO)。
- コールズ社はDEI言語の使用をやめた最新の小売業者(BLO)。
- 中華人民共和国はEUや米国に加わり、オンライン上の合成コンテンツにラベル表示を義務付けることにより偽情報を規制する新たな規制を導入(BLO)。
- AIへの疑念が残る中、NVIDIAのサプライヤーである鴻海の利益は予想を下回る(BLO)。
- ドイツが気候変動対策に1000億ユーロを投じ、クリーンテクノロジー株が上昇(BLO)。
- ステランティス自動車、高級車マセラティの生産をイタリアの低稼働工場に移転へ(BLO)。
地政学的リスク
- トランプ氏の訴えを受け、プーチン大統領はクルスクのウクライナ人が降伏すれば救うと発言(REU)。
- トランプ大統領が関係改善を進める中、ロシアには新たな公敵ナンバーワンとして英国が誕生。 スパイ活動疑惑で英国外交官2人が国外追放。ロシア対外情報機関は英国を「戦争屋」と非難する痛烈な声明を発表。さらにウラジミール・プーチン大統領の有力な同盟者がロシア国内の英国資産を押収すると脅迫。英国はロシアの最大の敵という地位を与えられた。(REU)。
主な指数の動き
- 原油先物価格は上昇して終値は67.19ドル
- 10年債利回りは上昇して4.308%(+0.034%)
- VIX(恐怖)指数は低下トレンドで24-21ポイントで推移
- 金先物価格は上昇、銀先物価格は下落とまちまち。
- ビットコインは上昇して、8.4万ドル付近で取引継続中。

自分の米ドル建ポートフォリオ △1.35%
連日の下落に歯止めがかかり、少しホッといたしました。

今週の動き
アップルの下落とエヌビディアの上昇が対照的でした。セクター別では、比較的ボラティリティが低いと言われている生活必需品(Consumer Defensive)が大きく下げました。


経済指標発表予定
小売の売上に関する報告などが予定されています。

主な決算発表予定
該当銘柄はありません。
おわりに
関税の貿易戦争勃発により株価の下落が続きましたが、ようやく売られ過ぎたようで押し目買いが活発化して週末に反発しました。この反発はどうやら投資家心理によるもので、強い経済指標に裏付けられたものではないので、まだ楽観視するには早いのではないかと思っております。とはいえ、昨夜の大幅な反発は、悲観にブレーキがかかって良かったと思います。それでは、週末を明るく元気に笑顔で過ごして、17日(月)の一粒万倍日を迎えましょう。
おことわり
このブログには広告が挿入されています。この広告はGoogle社が読者の好みに応じて選んで提供しているものです。興味がございましたらクリックしていただければ幸いです。投資に関する広告が表示されても、私が推奨しているものでございませんことをご理解ください。
図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とドル円: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ