S&P500 ヒートマップ(高解像度)

主要3指数とドル円の動き
- 主要3指数のS&P500とDow30は3営業日連続下落、NASDAQは3営業日ぶりに反発。債券利回りの急上昇で株価が目まぐるしい変動に見舞われる。S&P500は弱気相場の瀬戸際からは離れたが、日中の底値から上昇への反転は、新型コロナウイルスが世界の取引を一変させた2020年以来最大となった(BLO)。
- 株式市場を下落させている全面関税導入の一時停止をトランプ大統領が検討しているとのフェイクニュースが流れ、その後約15分間は株価が上昇するシーンがあった(BLO)。
- ドル・円は146円34銭から148円15銭まで上昇し、引けた。欧州が米国と関税を巡り交渉する準備がある姿勢を示したほか、日米首脳の関税を巡る電話会談が報じられ、また、トランプ大統領も中国を除き、速やかに交渉を開始することを明らかにしたためリスク警戒感が緩和。さらに、米財務省が入札を予定しており、米長期債利回りが上昇に転じ、ドルの買戻しが強まった(INV)。

セクター別騰落率
通信サービス(Communication Services)と先端技術(Technology)が若干ながらも反発しました。最も下落したのは不動産(Real Estate)でした。

ETFトップ10

経済指標発表 結果

主な決算発表結果
該当銘柄の発表はありませんでした。
主な経済ニュース
- トランプ陣営、関税対策として輸出税額控除を検討。この還付金は米製造業の支援を目的とし、米企業が海外市場で製品を販売しようとする中で報復関税の影響を相殺するため年末に発行される予定(BLO)。
- ウォール街のCEOらが関税についてラトニック商務長官と会談後、JPモルガン・チェースのダイモンCEOは貿易戦争について警告。関税は長期にわたる悪影響を及ぼす可能性を主張(REU)。
- 株価は暴落中。FRBが救済に来るとは期待できない(BLO)。
- 関税で市場が混乱する中、ブラックロックは短期国債を選択(BLO)。
- 関税の嵐が『マグニフィセント・セブン』を襲い、アップルは1年ぶりの安値に近づく(REU)。
- 経済的ストレスにより401(k)プラン(米国版確定拠出年金)を利用するアメリカ人が増加。困窮による引き出しが過去の標準より 15% から 20% 多くなっていると予測(BLO)。
- ブロードコム、新たな100億ドルの自社株買い計画を発表(REU)。
- トランプ大統領、日本製鉄のUSスチール買収提案の再検討を指示(BLO)。
- 石破首相、トランプ大統領に関税政策を再考するよう伝えたと発言(REU)。
- スコット・ベセント財務長官、最大70カ国がトランプ大統領の関税について交渉したいと発言(FOX)。
- 関税について二国間協議があったことをホワイトハウスが公に認めたのはわずか16か国に過ぎない。イスラエル、日本、イギリス、ベトナム、カンボジア、タイ、インド、韓国、オーストラリア、アルゼンチン、カナダ、メキシコ、スイス、マレーシア、欧州連合(EU)、インドネシア(FOX)。
地政学的リスク
- トランプ大統領、関税一時停止はないとしながらも交渉には前向き(BLO)。
- トランプ大統領、EUは米国からエネルギーを購入しなければならないと発言(REU)。
- トランプ大統領、市場の急落が続く中、中華人民共和国への関税をさらに引き上げると警告。 中華人民共和国が先週米国製品に課した34%の関税を撤回しない場合、水曜日に米国からの輸入品に50%の追加関税を課すと述べた(REU)。
- トランプの貿易協定が成立しそうにないため、習近平主席は戦闘モードに切り替えた(BLO)。
- 文書によると、EU委員会は米国からの輸入品の一部に25%の対抗関税を提案(REU)。
主な指数の動き
- 原油先物価格は下落して終値は61.04ドル
- 10年債利回りは大幅に上昇して4.155%(+0.170%)
- VIX(恐怖)指数は赤く点灯。60ポイントから始まり、40ポイントで推移(REU)。
- 金先物価格は1%を超える下落、銀先物価格は3%近い上昇とまちまち。
- ビットコインは方向感がない動きで、7.8万ドル付近で取引継続中。

自分の米ドル建ポートフォリオ ▼1.16%
ボラティリティの緩和効果に期待しているGLDM(金地金ETF)とSPYD・VYM(高配当株ETF)の下落率がS&P500の下落率よりも高く、全体を下げてしまった結果でした。

経済指標発表予定

主な決算発表予定

おわりに
主要3指数の終値の前日比が1%未満で、株価のボラティリティが一旦収まった形ですが、中華人民共和国との関税戦争勃発の可能性が高まり、投資家心理が改善したとは思えない状況です。トランプ大統領も習近平主席もお互いに強気姿勢で、両国間改善の予兆はみられません。今後は、米中間の貿易戦争に向けた動きに注意しなければならないと思っております。トランプ大統領は「米ドルが世界の基軸通貨」であることも米国にとって負担だと発言されているのも気になるところです。
株価が下落しても、落ち込んだり暗くなると金運の女神様から見放されてしまいます。誰でも良い時に明るく元気になりますが、つらい時でも明るく元気に冷静に行動できる人間が、厳しい環境でも生き残れる人ではないかと思います。ということで、今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とドル円: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- セクター別騰落率: finviz
- ETFトップ10:FOX Business
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
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