S&P500 ヒートマップ(高解像度)

主要3指数とドル円の動き
- 主要3指数はそろって大幅下落。米中対立激化を受けS&P500は3.5%下落(BLO)。
- ドル・円は145円56銭から144円02銭まで下落し、引けた。米3月消費者物価指数(CPI)が予想以上に鈍化したためドル売りに拍車がかかった。さらに、米政府が対中関税率が合計で145%になることを明らかにしたため、リスク回避の円買いに拍車がかかった。ただ、米30年債入札が10年債に続き強い結果となり、外国の米資産に対する強い投資意欲が証明されたためドルは下げ止まった(INV)。

セクター別騰落率
生活必需品(Consumer Defensive)だけが上昇しました。最も下落したのは先端技術(Technology)でした。

ETFトップ10

経済指標発表 結果
- 米国の3月消費者物価上昇率は関税導入を前に低下(REU)。関税の津波前の3月は穏やかとみられる(REU)。
- ボストン連銀のコリンズ総裁が、関税による価格上昇で利下げが遅れる可能性を指摘(BLO)。
- シカゴ連銀のグールズビー総裁が、関税はFRBにスタグフレーションショックをもたらすと発言(BLO)。
- ダラス連邦準備銀行の新たな予測によると、ドナルド・トランプ大統領が約束した移民取り締まりは、多くの経済学者の予想以上に米国の経済成長を圧迫する恐れがある(BLO)。
- 住宅ローン金利は3週連続で低下。ベンチマークとなる30年固定住宅ローンの平均金利は6.62%に低下(FOX)。

主な決算発表結果

主な経済ニュース
- 関税戦争の苦境が米国資産の流出を加速させ、市場は急落(BLO)。
- S&Pによると、大企業の倒産ペースは2010年以来最速(BLO)。
- 5,760億ドル規模の株式ETF巨大企業「SPDR S&P 500 ETFトラスト(SPY)」が極端な混乱に見舞われる(BLO)。
- トランプ大統領の関税一時停止は、将来のリスクを予測するFRBにとってファンダメンタルズに変化をもたらさない(REU)。
- トランプ大統領の関税一時停止は、CEOにとってさらなる不確実性を高めるだけだ(REU)。
- 調査によると、トランプ大統領の25%の自動車関税は米国自動車メーカーに1080億ドルの損害を与える可能性がある(REU)。
- GM、EV専用工場で200人を一時解雇(FOX)。
- フロンティア航空、業界を揺るがす不安定な状況を受け2025年のガイダンスを撤回(BLO)。
- 米中貿易戦争の中、小売業者ファイブ・ビロウが、中華人民共和国から出荷予定の注文をキャンセル(BLO)。
- YouTubeスターのIShowSpeedが中華人民共和国を訪問し、華為技術(ファーウェイ)や比亜迪(BYD)の製品が注目を浴びる中、ファンの間では中華人民共和国の最先端技術に対する好奇心が広がっている(BLO)。
- 鳥インフルエンザと関税リスクで卵価格高騰は依然として続く(BLO)。
- トランプ大統領、関税のおかげで、USスチールが日本との取引を必要としていないと発言(REU)。
- 中華人民共和国の消費者物価指数は3月に2カ月連続で下落し、工場出荷デフレも悪化した。米中貿易戦争の激化で、売れ残った輸出品が山積みになり、国内価格がさらに下落するのではないかという懸念が高まったため(REU)。
- 中華人民共和国のTemuがAllegroを追い抜いてポーランドのトップEコマースプラットフォームに(BLO)。
- 独VW(フォルクスワーゲン)の営業利益は米国の関税導入により40%近く減少(BLO)。
- トランプ関税により、独アウディのベストセラーSUV(アウディQ5)が米国で販売不能になると予想(BLO)。
- 日本の宇宙スタートアップ企業「シリウステクノロジーズ」の米国子会社、米国製ロケットエンジン購入で契約(BLO)。
- 日本のNTTがAIチップ開発競争に参入、ドローン映像技術をターゲットに(BLO)。
- 米国が対中関税を引き上げたことを受け、英国30年国債利回りは1998年以来の高水準に急上昇(REU)。
- 台湾のTSMC、米国関税導入を前にAI需要が急増し売上高42%増(BLO)。
- ブラジルの鉱山・エネルギー大臣、中華人民共和国で取引のためトランプ大統領の「虚勢」に乗る(BLO)。
地政学的リスク
- トランプ大統領、差し迫った「大規模」関税に直面する次の産業は「製薬業界」であることを明らかに(FOX)。
- ロシアと米国、スパ従業員とIT密輸業者を捕虜交換で帰国させる(REU)。
- 英国とフランス、ウクライナ軍の軍事計画を加速へ(BLO)。
- 米国とイランの当局者が核協議のために会う数日前に、米国はイランの石油を輸送した疑いでインド国籍の人物と彼の船団約30隻に制裁(BLO)。
- トランプ大統領、対中関税145%で「移行問題」を懸念しながらも自身の計画に自信を示した(BLO)。
- 中華人民共和国はハリウッド映画の輸入を制限することで米国の関税に反撃する(REU)。
- オーストラリアは米国の関税に対抗するため中華人民共和国と「協力」することを拒否。リチャード・マールズ副首相は「中華人民共和国と共通の目的を達成するつもりはない」と発言(FOX)。
主な指数の動き
- 原油先物価格は下落して終値は60.16ドル。投資家がトランプ大統領の関税転換を再評価する中、原油価格は3%を超える下落(REU)。
- 10年債利回りは低下して4.394%(-0.006%)。30年債利回りは4.849%まで大幅上昇。
- VIX(恐怖)指数は34-54ポイントで推移
- 金先物価格と銀先物価格はともに上昇。
- ビットコインは下落して、7.9万ドル付近で取引継続中。

自分の米ドル建ポートフォリオ ▼1.88%
ボラティリティの高さには閉口します。3円近い円高も、米ドル建資産を減じています。
経済指標発表予定
生産者物価指数とミシガン大学調査が発表されます。

主な決算発表予定
巨大銀行の決算が予定されています。

おわりに
ボラティリティが異常とも思える高さで株式市場が動いています。コロナ禍やリーマンショックを経験された投資家でも、今までの経験則が役に立たない動きとのことですから、初心者の方には予測することが厳しいかもしれません。含み損や含み益はあくまで「含み」です。含み損を実損にしてしまう狼狽売りだけは絶対に避けましょう。それでは、今日も一日明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とドル円: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- セクター別騰落率: finviz
- ETFトップ10:FOX Business
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ