S&P500 ヒートマップ(高解像度)

主要3指数とドル円の動き
- 主要3指数はそろって続伸。投資家が関税免除を検討する中、ウォール街はアップル株で上昇(REU)。
- ドル・円は144円07銭まで上昇後、142円74銭へ反落し、引けた。トランプ大統領が一部関税を一時除外するなど態度を緩和させたため米国資産への信頼回復に伴うドル買いが優勢となったが、長期金利の低下や一時的な除外で関税懸念が完全に払しょくしたわけではなく上値も限定的となった(INV)。

セクター別騰落率
全セクターが上昇。最も上昇したのは不動産(Real Estate)で2%を超えました。

ETFトップ10

経済指標発表 結果
- サンフランシスコ連銀の報告書によると、求職率の低下と失業期間の増加は景気後退の兆候となる可能性がある(REU)。
- イエレン元財務長官は、トランプ政権の政策が米国ドル資産への信頼を損なっていると発言(REU)。

主な決算発表結果
- ゴールドマン・サックスの利益は予想を上回る、トレーダーらが不安定な市場に乗り切る(REU)。
- M&T銀行の2025年第1四半期決算、予想を下回る(INV)。
- LVMH(仏モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)、第1四半期のコア事業の低迷で売上高予想を下回る(REU)。

主な経済ニュース
- ブラックロック、関税一時停止を受けて米国株の見通しを上方修正(REU)。
- S&P500の「デッドクロス」は、聞こえるほど不吉ではないかもしれないとアナリストは言う。デッドクロスは、テクニカル分析家が中期トレンドの指標と見なす50日移動平均線(DMA)が、長期トレンドの指標と見なす200日移動平均線を下回ったときに発生します。テクニカル分析家は、この現象を短期的な調整局面が長期的な下降トレンドに転じる可能性がある兆候と捉えています。関税が原因の米国株式市場の急落は、「デッドクロス」パターンという新たな懸念に直面しているが、歴史は、この不吉なテクニカルシグナルが必ずしも株式市場がさらに大幅な下落に直面することを意味するわけではないことを示している(REU)。
- 国連貿易機関、米国に対し貧困国を関税から除外するよう要請(REU)。
- 関税免除で株価が急騰し、アップルオプションの強気取引が利益を獲得(REU)。
- エヌビディア、今後4年間で最大5000億ドル相当のAIサーバーを米国で生産へ(REU)。
- IDCによると、Appleは関税対策としてiPhoneの出荷台数を10%増加させた(BLO)。
- GMのメアリー・バーラは、トランプ政権下のアメリカで350億ドルのEV投資を成功させなければならない(BLO)。
- 自動車メーカー、多数の問題で数千台の車をリコール。ポルシェ・ノースアメリカはタイカン9,735台、マカン8,571台をリコール。テスラはサイバートラックの大半をリコール。GMはトランスミッション問題で9万台以上の車をリコール。アウディ(フォルクスワーゲン傘下)は44,387台をリコール(FOX)。
- ハーツ(レンタカー)、ハッカーがナンバープレート番号とクレジットカードデータを盗んだと発表(BLO)。
- 6000億ドル規模のメディケイド計画が廃止の危機に。共和党の予算削減派は、連邦メディケイド支出を増やす病院や介護施設への州税をターゲットにしている(WSJ)。
- ハーバード大学はトランプ政権の要求に対抗すると表明(WSJ)。
- 上田日銀総裁、米国の関税政策による不確実性の高まりを警告(REU)。
地政学的リスク
- トランプ大統領、部品関税の発動が迫る中、自動車産業への一時的な猶予を提案(BLO)。
- トランプ大統領、半導体と医薬品の輸入に関税を課す計画を推進(BLO)。
- ロシアのミサイル攻撃でウクライナのスミで35人が死亡、ウクライナ政府が発表(REU)。
- イスラエル、ガザ停戦の新たな提案を発表、だが見通しは薄い(REU)。
- トランプ大統領が一部関税を停止する中、習近平国家主席は同盟国の支持獲得を目指す(BLO)。
- 米国の関税緊張の中、習近平国家主席がハノイを訪問し、中華人民共和国とベトナムが協定に署名(REU)。
- エルサルバドルのブケレ大統領、誤って国外追放された男性を送還する権限はないとトランプ大統領に主張(WSJ)。
主な指数の動き
- 原油先物価格はわずかに上昇して終値は61.61ドル。イランとの交渉進展で関税猶予が弱まり、原油価格は安定(BLO)。
- 10年債利回りは低下して4.364%(+0.129%)。5年債利回りは大きく低下して3%台へ
- VIX(恐怖)指数は35-31ポイントで下降トレンドで推移
- 金先物価格は弱含み、銀先物価格は上昇とまちまち。
- ビットコインは上昇して、8.4万ドル台で取引継続中。

自分の米ドル建ポートフォリオ △0.89%
続伸しました。

経済指標発表予定(2日分)
明後日に小売関係の発表があります。

主な決算発表予定(2日分)

おわりに
週明けは無事に(?)市場全体が続伸しました。自動車の関税延期で少し落ち着いたようにみえますが、大統領は新たに医薬品と半導体に対する税を考えているようですから、内容によっては再び株が乱高下するかもしれません。とはいえ、S&P500の50日移動線が200日移動線を割り込んでも、不吉ではないという報道は少しばかりですが安心感を与えてくれました。
今日から明日にかけて高校時代の友人とともに群馬県の草津温泉に行って、50年来の旧交をあたためてまいります。このため、明日のブログはお休みさせていただきます。それでは、今日も明日も、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とドル円: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- セクター別騰落率: finviz
- ETFトップ10:FOX Business
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ