S&P500 ヒートマップ(高解像度)

主要3指数とドル円の動き
- 主要3指数はそろって上昇。堅調なウォール街の週は、市場で最も影響力のあるグループの株価上昇がドナルド・トランプ大統領の貿易交渉の進展に関する相反するシグナルを相殺し、株価上昇で終わった(BLO)。
- ドル・円は143円31銭から144円03銭まで上昇し、引けた。トランプ政権と日本など同盟国との貿易協議進展期待で警戒感が緩和し、リスク選好のドル買い・円売りが優勢となった。米4月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想外に上方修正され、景気減速懸念も後退し、ドル買いを支えた(INV)。

セクター別騰落率
一般消費材(Consumer Cyclical)と先端技術(Technology)が大きく反発しました。最も下落したのは素材(Basic Materials)でした。

ETFトップ10

経済指標発表 結果
- IMF政策委員会は世界経済に対する貿易リスクを強調し、IMFの役割を約束(REU)。
- IMFは、米国経済が2025年にわずか1.8%成長すると予測しており、「関税だけでは米国を不況に陥らせるには不十分」とした。ITRエコノミクスのローレン・サイデル・ベイカー氏は、関税が悲観的な見通しの主な理由であるにもかかわらず、景気後退の可能性はまだないと考えている(REU)。
- 米国の消費者心理は低下、インフレ期待は上昇(BLO)。
- FRBの調査で、世界的な貿易摩擦と政策の不確実性が金融安定性リスクのトップに(REU)。

主な決算発表結果

主な経済ニュース
- 米国の医薬品関税により、米国の医薬品コストは年間510億ドル増加すると報告書が発表(REU)。
- パウエルFRB議長にとって、「遅すぎる」ことは間違いよりも良い(BLO)。
- 貿易摩擦緩和の兆候を受け、米国債はドルとともに上昇(BLO)。
- ドル指数はニクソン大統領以来最悪の就任100日を迎える。トランプ大統領がホワイトハウスに復帰した1月20日から4月25日までの間に米ドル指数は約9%下落し、月末までの下落幅としては少なくとも1973年以降で最大となる見込み。米国が金本位制を放棄し、変動相場制に移行したニクソン政権に遡るデータで、ドル指数は米国大統領就任後100日間で最悪のパフォーマンスを示す見込み(BLO)。
- アルファベットの利益はスペースXの投資により80億ドル増加(BLO)。
- インテルの株価は、CEOの再建公約に暗い見通しが影を落とし、下落した(REU)。
- アメリカン航空CEO、関税引き上げによるコスト増は受け入れないと発言(BLO)。
- 中華人民共和国、コスト上昇で一部米国製品への関税免除の可能性(BLO)。
- 日本はトランプ大統領の関税協定の試金石となる。しかし、交渉は難航する可能性がある(REU)。
- 米国、戦後ロシアとのエネルギー・金属分野での共同事業を検討(BLO)。
地政学的リスク
- トランプ大統領、追加関税停止に懐疑的、中華人民共和国に譲歩を求める(BLO)。
- ゼレンスキー大統領はウクライナ軍がクリミア半島を再び支配下に置くことは不可能であると認め、ドナルド・トランプ大統領への提案として、米国は安全保障の保証の一環として軍隊を派遣する必要はないと述べた(BLO)。
金利・コモディティ・恐怖指数の動き
- 原油先物価格は下落して終値は63.28ドル
- 10年債利回りは低下して4.266%(-0.039%)
- VIX(恐怖)指数は27-24ポイントで下落トレンドで推移
- 金先物価格は下落。

自分の米ドル建ポートフォリオ ▼0.21%
昨夜の米国株はグロース系が強く高配当系が弱かった上に、純金が足を引っ張り、自分のポートフォリオはマイナスでした。主要3指数が上昇した日にマイナスという珍しい日となりました。

今週の動き
個別銘柄ではマグニフィセント7が大きく反発した1週間でしたが、大きく下落した銘柄も散見されました。セクター別では半導体系の通信サービス(Communication Services)と先端技術(Technology)が大きく反発しました。その他も生活必需品(Consumer Defensive)を除いて反発しました。


経済指標発表予定

主な決算発表予定

おわりに
ゴールデンウィークが始まりました。でも今年は飛び石連休のため、安近短で過ごされる方が多いそうですが、皆様はどのようにお過ごしになるのでしょうか。私は引退してからは毎日ゴールデンウィークのようなものなので、お出かけはなるべく避けて過ごそうと思います。27日は寅の日、28日は一粒万倍日です。良い週末を明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とドル円: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- セクター別騰落率: finviz
- ETFトップ10:FOX Business
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ