S&P500 ヒートマップ(高解像度)

主要3指数とドル円の動き
- 主要3指数はそろって続伸。リスクオンムードが広がり、株価は上昇、債券は下落した。これは、ドナルド・トランプ大統領が英国との貿易協定を発表し、中華人民共和国との交渉がうまくいけば関税を引き下げる可能性があると示唆したことが背景にある。大統領が「投資家は今株を買うべきだ」と述べたことも、株価上昇につながった(BLO)。
- ドル・円は144円43銭から145円94銭まで上昇し、引けた。週次新規失業保険申請件数が予想を下回り労働市場の底堅さが示されたほか、米1-3月期単位労働コストが予想以上に加速、さらに、米4月NY連銀の1年インフレ期待率の上昇や低調な30年債入札結果を受けて、長期金利上昇に伴うドル買いが強まった。さらに、米英通商協定の合意、トランプ大統領が米中協議次第で対中関税を引き下げる可能性を示唆したため貿易摩擦悪化懸念が後退し、リスク選好の円売りにも拍車がかかった(INV)。

セクター別騰落率
1%を超える上昇をしたのは3セクターで、最も上昇したのは工業・産業(Industrials)でした。一方で1%を超える下落したセクターはありませんでした。

ETFトップ10

経済指標発表 結果
- 米国の労働市場は堅調を維持しているが、第1四半期の労働者の生産性は低下(REU)。

主な決算発表結果

主な経済ニュース
- プレボスト枢機卿が米国初のローマ教皇に就任、レオ14世を称える。世界中で激動の時代が続く中、コンクラーベは、知識人としての評判や社会正義のために活動してきた実績にもかかわらず、ドナルド・トランプ米大統領と強い関係を築く可能性が高い新しい指導者を選出した(BLO)。
- トランプ大統領、年収250万ドル(約3.6億円)以上の富裕層への増税を要求(BLO)。
- 関税リスクが米連邦準備制度理事会(FRB)の足かせとなり、世界の中央銀行は分裂。米連邦準備制度理事会は今のところ金利を据え置いているが、スイスは再びマイナス金利に近づいており、日本は利上げに傾いている点で依然として例外的である(REU)。
- アップルからGMまで、関税は企業に数百億ドルの損害をもたらす(BLO)。
- 世界経済の景気後退リスクが市場の懸念リストに再び浮上したが、経済データや主要金融指標から読み取れる結果は、当初思われたほど明確ではない。ドナルド・トランプ米大統領が4月に発表した90日間の相互関税の一時停止は投資家の最大の懸念を和らげたが、企業と消費者の信頼感へのダメージは大きいと予想される(REU)。
- シティグループはメキシコの石油会社の詐欺を支援したとして10億ドルの訴訟に直面しなければならない(REU)。
- ノババックス社は、COVIDワクチンの承認についてFDAと協議が継続中で投資家の懸念を和らげていると発表(REU)。
- AI幹部は、米国が中華人民共和国に勝つには輸出を増やし、インフラを改善しなければならないと述べている(REU)。
- デトロイト・スリー自動車メーカー(GM、フォード、ストランティス)は、トランプ大統領と英国との貿易協定は、米国の自動車産業に打撃を与えると激しく非難(REU)。
- Appleはメガネ、新型Mac、AIサーバー向けの専用チップを開発中(BLO)。
- Adobe、DOGEレビューを受けて米国政府向けソフトウェア価格を値下げへ(BLO)。
- 英国のブリティッシュエアウェイズの親会社IAGがボーイングとエアバスのジェット機を購入へ(REU)。
- ビル・ゲイツ氏、2045年までに2000億ドルを寄付へ、マスク氏は「世界の最貧困層の子供たちを殺している」と主張(REU)。
- ブラジルの4月の対米牛肉輸出は新たな関税にもかかわらず急増。中華人民共和国は依然としてブラジルの牛肉製品の主要輸出先だが、米国における深刻な牛肉不足により、ブラジルやオーストラリアの供給元を含む牛肉輸入の需要が高まっている(REU)。
- ボルボ( スウェーデン自動車 )、バックアップカメラ問題で45万台以上の車両をリコール
リコール対象には2021年から2025年モデルまでの車両が含まれる(FOX)。 - トヨタ、トランプ関税で2ヶ月で13億ドルの利益減を予測。トヨタは今期の利益が5分の1減少すると予想している(FOX)。
地政学的リスク
- トランプ大統領と英国スターマー首相、限定的な米英貿易協定締結を宣言、ただし10%の関税は残る(REU)。
- トランプ大統領、英国との「合意」を発表。ホワイトハウスは、この枠組みが歳入増加や製造業の国内回帰という目標をどう達成したかについては言及せず、中身がないものとなっている(BLO)。
- ニューヨークポスト紙によると、米国は対中関税を50%まで引き下げる計画を検討している(REU)。
- 貿易の混乱で麻痺するシャボン玉発生玩具などの中華人民共和国製品。米国の輸入業者は注文をキャンセルして代替品を探し回る一方、中華人民共和国の工場は人員を削減し、売れ残り商品を処分している(WSJ)。
金利・コモディティ・恐怖指数の動き
- 原油先物価格は上昇して終値は60.13ドル
- 10年債利回りは上昇して4.373%(+0.098%)
- VIX(恐怖)指数は21-23ポイントで下落トレンドで推移
- 金先物価格は下落。

自分の米ドル建ポートフォリオ △0.55%

経済指標発表予定

主な決算発表予定
※該当銘柄の発表は予定されていません
おわりに
米英の貿易協定が決まりました。スターマー首相がトランプ大統領と直接交渉されていました。当初、トランプ大統領は日本との貿易協定は最優先とすると言っていましたが、先を越されてしまいました。日米間の貿易協定の早期解決を望みたいです。今日5月9日は寅の日、使ったお金が戻ってくると言われている金運日です。トランプ大統領も株は今が買いと述べたので、新規購入や買増しにも良いかもしれません(自己責任でお願いします)。それでは、今日も一日明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とドル円: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- セクター別騰落率: finviz
- ETFトップ10:FOX Business
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ