S&P500 ヒートマップ(高解像度)

主要3指数とドル円の動き
- 主要3指数の終値は、S&P500とNASDAQがわずかに下落、Dow30がわずかに上昇でした。月末にかけて株価は不安定な動きを見せたが、ドナルド・トランプ大統領が中華人民共和国を貿易協定違反で非難した後、習近平国家主席と会談する予定だと述べたことで、市場は安値から反発した(BLO)。
- ドル・円は143円48銭から144円44銭まで買われたが、米インフレ指標の鈍化や株安が意識され、143円79銭まで反落した(INV)。

セクター別騰落率
1%を超える動きがあるセクターはありませんでした。

ETFトップ10

経済指標発表 結果
- 米国の消費者は支出を控えており、インフレは今のところ鈍化している。関税情勢が絶えず変化し、経済の不確実性が高まる中、家計は貯蓄を増やすことを選んだ。(REU)。
- 米国の物品貿易赤字は輸入の急減により4月に大幅に縮小(REU)。
- 米ミシガン大消費者信頼感、5月速報値悪化 22年6月以来低水準(REU)。

主な決算発表結果
※該当銘柄の発表はありませんでした。
主な経済ニュース
- インフレ鈍化と消費者の慎重姿勢を受け、FRBは政策金利を据え置く見通し(REU)。
- 投資家は、マグニフィセント7が反発する中でも米国株の上昇が拡大すると見ている(REU)。
- JPモルガンのダイモンCEO、債券市場の亀裂は「起こるだろう」と発言。米国政府と連邦準備制度理事会が支出と量的緩和を「大幅にやり過ぎた」ため(BLO)。
- モルガン・スタンレーによると、新興国市場の資産は年内いっぱい上昇を続けるはずだが、世界経済の減速と米国の政策不確実性により上昇幅は限定的になる可能性が高い(BLO)。
- 米国株への安易な投資の終焉は逆張り投資家にとって好材料。経済の不確実性とドル安により、長らく無視されてきた多角化投資に資金が流入している(BLO)。
- 外国人投資家を狙った新たな「復讐税」がウォール街を揺るがしている。この条項により、一部の外国企業の米国投資に対する税金が引き上げられ、米国資産への関心が減る可能性がある(WSJ)。
- トランプ大統領の税法案には、一部の富裕層にとって厄介な「SALT(州税・地方税)」条項が含まれている(BLO)。
- Google訴訟の判事、AIの台頭で検索の将来に疑問(REU)。
- アマゾンはデータセンターの積極的な拡張を継続すると約束(BLO)。
- OPECの供給リスクが高まる中、ヘッジファンドが原油空売りに殺到(BLO)。
- 中華人民共和国の希土類磁石不足が自動車生産を脅かすと、世界の自動車メーカー(GM、トヨタ、フォルクスワーゲン、ヒュンダイ)が警告。希土類磁石はワイパーモーターからアンチロックブレーキセンサーまで、あらゆるものに使用される(REU)。
- AIに対する企業の需要により、Anthropicは年間売上高30億ドルを達成(REU)。
- 日本は米国の関税について容易な譲歩はないと述べ、6月にさらなる協議を求める(REU)。
- カナダの第1四半期GDPは年率2.2%増となり、予想を上回った(REU)。
- TSMC、UAEに先進チップ工場を建設する可能性を検討(BLO)。
地政学的リスク
- レアアース輸出をめぐり米中貿易休戦が崩壊の危機(WSJ)。
- トランプ大統領、中華人民共和国は関税と鉱物に関する米国とのジュネーブ協定を「完全に違反した」と発言(BLO)。
- トランプ大統領、習主席との電話会談で希土類輸出をめぐる貿易摩擦が解決すると期待(BLO)。
- サウジ、イランにトランプとの核合意を結ばなければイスラエルの攻撃を受けると警告(REU)。
- 米国の制裁でロシアの財産が行き詰まり、リヒテンシュタインを揺るがす(REU)。
金利・コモディティ・恐怖指数の動き
- 原油先物価格は下落して終値は60.77ドル。OPECプラスの増産の可能性(REU)。
- 10年債利回りは低下して4.416%(-0.008%)
- VIX(恐怖)指数は18-20ポイントで推移
- 金先物価格は下落。市場は関税動向を消化(REU)。

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今週の動き
週間では、個別には悲喜こもごもですが、全体的には上昇しました。


5月の動き
アップルを除くマグニフィセント7のけん引でS&P500は躍進しました。5月としては1990年以来の高値を更新し、6%を超える上昇となった(BLO)。セクター別ではヘルスケアだけが下落でした。


経済指標発表予定

主な決算発表予定

おわりに
5月の市場が終わりました。1990年以来最高のS&P500の上昇のようです。米国株のジンクス「株は5月に売って9月に買え」に基づく予想では、これから株価は9月まで低迷に入ることになりますが、今年はどうなるのでしょうか。長期投資の場合は、6月から9月の低迷期にも市場に残って積立により総投資額を増やし、10月からの上昇で恩恵を受けるという方法で良いのではないかと私は思っています。というのも、下落局面で底値を見極めて一度に投資するのはプロでも難しい技術だからです。私は株を売る時は、普段保持している現金以上に大金が必要な時と、株・債券、コモディティー・仮想通貨・そして現金のリバランス時に株価が伸びていた時ではないかと思います。つらい時でもできるだけ市場にとどまっていれば、爆益の時に素人でも恩恵を受けられますからね。
それでは良い週末を明るく元気に笑顔で過ごして、新しい月を迎えましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とドル円: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- セクター別騰落率: finviz
- ETFトップ10:FOX Business
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ