S&P500 ヒートマップ(高解像度)

主要3指数とドル円の動き
- 主要3指数はそろって上昇。全面的な中東戦争への懸念が和らぎ、株価が上昇(BLO)。
- ドル・円は143円65銭まで下落後、144円70銭まで上昇し、引けた。米6月NY連銀製造業景気指数が5月から予想外に一段と悪化したためドル売りが優勢となったのち、イランが協議再開を望んでいるとの報道を受け、中東情勢の悪化懸念に連れたリスク回避の円買いが後退。長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となった(INV)。

セクター別騰落率
最も上昇したのは先端技術(Technology)で、通信サービス(Communication Services)も続きました。金融(Financial)と工業・産業(Industrials)も1%を超える伸びでした。エネルギー(Energy)はわずかながらも反落しました。

ETFトップ10

経済指標発表 結果
- NY連銀製造業景況指数、6月は一段と縮小-見通しは大幅改善(BLO)。

主な決算発表結果

主な経済ニュース
- 不確実性への懸念がS&P500の記録的な高値を阻んだ。今、それが現実になった(BLO)。
- 積極的なFRB利下げへの期待が薄れ、投資家は長期米国債を敬遠している(REU)。
- 米銀幹部、多くの輸出業者はもはやドルを必要としていないと発言(BLO)。
- バンク・オブ・アメリカ、国債に対する海外の需要に「ひび割れ」が見られると指摘(BLO)。
- 上院はSALT(州税および地方税)問題で膠着状態に陥る。トランプ大統領の税制法案草案では上限額は1万ドルとされている(BLO)。
- エヌビディアの株価は再び上昇し、過去最高値も視野に(YAH)。
- パランティアの株価が月曜日に史上最高値を記録(YAH)。
- 弁護士によると、USスチールの米国黄金株は投資家を怖がらせる可能性があるという。(REU)。
- 米国IPO株、初日に2021年以来最速のペースで倍増(BLO)。
- トランプ一家が米国でブランド携帯電話サービスを開始(BLO)。
- 中華人民共和国の知られざる株式詐欺が数千人のアメリカ人投資家を騙す。司法省は、ソーシャルメディアを利用してリスクの高い株の買い手を探す詐欺行為を阻止しようと取り組んでいる(WSJ)。
地政学的リスク
- イランが協議を求めているとの報道にもかかわらず、イスラエルは攻撃を継続する(BLO)。
- イランがトランプ大統領にイスラエルに戦争中止を要請したことで、イラン国営放送局が攻撃を受ける(REU)。
- トランプ大統領はイランが対話を望んでいると発言、しかしイスラエルは攻撃継続を主張(BLO)。
- 米国、G7によるイランとイスラエルへの緊張緩和要請への支持を拒否(BLO)。
- スターマー英首相とトランプ大統領、関税削減協定の実施で合意へ(BLO)。
金利・コモディティ・恐怖指数の動き
- 原油先物価格は下落して終値は71.39ドル。イランがイスラエルとの休戦を模索しているとの報道を受け、原油価格は1バレルあたり1ドル下落(REU)。
- 10年債利回りは上昇して4.452%(+0.028%)
- VIX(恐怖)指数は9-13ポイントの低レベルで推移
- 金先物価格は1%以上下落、イスラエルとイランの紛争とFRB会合に注目(REU)。

自分の米ドル建ポートフォリオ △0.86%

経済指標発表予定
17日からFOMCが開催され、その結果は18日に公表される予定です。

主な決算発表予定

おわりに
古くから、株式市場には「遠くの戦争は買い、近くの戦争は売り」という格言があります。アメリカは、イスラエルとイランから遠いので、格言通り株価が上昇したのかもしれません。アメリカはロシアとウクライナからも遠く、中華人民共和国と台湾も遠いという位置にあります。アメリカ本土を攻撃されたのは、建国以来イスラム勢力による911事件だけです。米国本土攻撃を避けるため、モスクワとワシントンDCを地球儀上で最短距離を結ぶとその間には、グリーンランドとカナダがあります。グリーンランドを実効支配したい、カナダを米国の州にしたいというトランプ大統領の主張はそんなところに根拠がありそうです。日本は、中華人民共和国と台湾は至近ですし、北朝鮮も近いです。あまり報道されていませんが、6月7日(土)には中華人民共和国の空母「遼寧」が南鳥島(東京都)周辺を航行し、日本と米国を結ぶ線の中に陣地を設けようとしているのではないかと考えられますので、日本の地政学的リスクの高まりにも注目しておかなければならないと思っております。今日は一粒万倍日と巳の日が重なった金運吉日です。将来に向けた良い種まきを心がけ、明るく元気に笑顔で過ごして、弁財天様に微笑んでいただきましょう。
おことわり
このブログには広告が挿入されています。この広告はGoogle社が読者の好みに応じて選んで提供しているものです。興味がございましたらクリックしていただければ幸いです。投資に関する広告が表示されても、私が推奨しているものでございませんことをご理解ください。
図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とドル円: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- セクター別騰落率: finviz
- ETFトップ10:FOX Business
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ