S&P500 ヒートマップ（高解像度）
主要3指数とドル円の動き
- 主要3指数はそろって上昇。原油価格が下落する中、ウォール街のトレーダーらが株価を押し上げた。イランによるカタールの米空軍基地への報復攻撃は象徴的なものであり、より広範な経済への影響を引き起こすことはないとみられた（BLO）。
- 利下げ期待がイラン戦争への懸念を相殺し、ウォール街は上昇（REU）。
- ドル・円は147円65銭から146円00銭まで下落し、引けた。米連邦準備制度理事会（FRB）のボウマン理事がインフレが引き続き鈍化した場合、7月の利下げを支持する姿勢を示すと7月利下げを織り込み金利低下、ドル売りが優勢となった。その後、イランが米軍への報復攻撃開始の報道を警戒し、リスク回避の円買いも強まった（INV）。
セクター別騰落率
最も上昇したのは一般消費材（Consumer Cyclical）でした。エネルギー(Energy)は大幅に下げました。
ETFトップ10
経済指標発表 結果
- 米国の事業活動は鈍化し、インフレ圧力が高まる。米国の企業活動は６月に小幅減速したが、ドナルド・トランプ大統領による輸入品への積極的な関税導入で物価はさらに上昇し、今年後半にインフレが加速する可能性が高いことを示唆した（REU)（BLO）。
- 米国の既存住宅販売は5月に増加、住宅ローン金利は依然として制約（REU）。
- シカゴ連銀のグールズビーF総裁は、関税は今のところ予想通りの影響は出ていないと述べている（REU）。
主な決算発表結果
主な経済ニュース
- パウエル議長、FRBの金利据え置きをめぐり、今週の上院と下院議会で厳しく追及される見込み（BLO）。
- アップル、メディア王ピーター・チャーニンと映画契約を締結（BLO）。
- VSCO、人気の写真フィルターを搭載したスタンドアロンのiPhoneカメラアプリを発表（BLO）。
- テキサス州オースティンで初のロボタクシーの試験走行が行われた後、テスラの株価は急騰（REU）。
- テスラはテキサス州のデータを非公開にしようとしていると規制当局が発表（REU）。
- Meta、AI人材採用強化のためスタートアップ企業Runwayと提携交渉（BLO）。
- VISA、バニラギフトカード詐欺の「カード流出」訴訟で敗訴（REU）。
- 熱波による電力需要の増大で米国の電力網が圧迫される（REU）。
- ニューヨーク州が、米国で15年ぶりの原子力発電所を建設へ（WSJ）。
- イランがカタールの米空軍基地を攻撃、航空会社は新たな混乱に直面（REU）。
- スターバックス、中華人民共和国事業売却を検討中との報道で株価上昇（BLO）。
- スーパーマイクロ、取引増加に伴い20億ドルの転換社債発行を目指す（BLO）。
- フォードは依然として希土類磁石の入手に奮闘中。中華人民共和国からの磁石の出荷を自由化する合意は輸出承認の迅速化につながっていないという（WSJ）。
- ファーウェイの新型ノートパソコンはチップの進歩が停滞していることを示す新たな証拠となる（BLO）。
- 日産の新CEO、人員削減、損失、負債増大で投資家の厳しい追及に直面（BLO）。
地政学的リスク
- トランプ大統領、イランの反応を受けて中東戦争のエスカレーション緩和のチャンスを捉える（BLO）。
- 弱体化したイランは依然として米国、そして世界に痛みを与える可能性がある（BLO）。
- 米国のイラン攻撃の影響を評価する（BLO）。
- 米、イラン空爆後の「低レベル」サイバー攻撃に備える（BLO）。
- イスラエルはイランとの戦闘終結を目指す（WSJ）。
- イスラエルの攻撃後、ロシアがイランを冷遇。モスクワからは言葉以上のものはほとんど得られていない（WSJ）。
- ディープシーク（中国製の安価なAI）は中国軍を支援し、輸出規制を回避していたと米国当局者が語る（REU）。
- ホルムズ海峡の緊張の高まりにより中東戦争リスク保険のコストが上昇、と情報筋が語る（REU）。
金利・コモディティ・恐怖指数の動き
- 原油先物価格は大幅に下落して終値は67.45ドル。イランがタンカーではなくカタールの米軍基地を攻撃したことで、原油価格は7％下落した（REU）。
- 10年債利回りは低下して4.320％（-0.055%)
- VIX（恐怖）指数は19-22ポイントで推移
- 金先物価格は上昇。
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.92%
市場開始とほぼ同時にポートフォリオを見直しました。SPYD（高配当株ETF）の構成銘柄が、このところの経済情勢からハイリスク・ローリターンで推移していたことと、権利落ち日になったので手仕舞いし、その資金でGLDM（純金地金ミニETF）を買いました。昨夜だけの結果をみるとVGTやVOOを買い増しした方が良かったかもしれませんが、米国が加わってしまったイスラエルとイラク戦争が解決するまでは、純金は安全資産として保持しておくのも良いかと考えた次第です。
経済指標発表予定
主な決算発表予定
おわりに
週末のイスラエルとイラク戦争に米国軍参戦という報道があり、昨夜の米国株式市場の動きは注目され、その後に世界で先駆けて始まった日本の株式市場も様子見ムードでした。昨日までの米国株式市場の結果は、米国株投資家にとって不幸中の幸いと言ってよいのでしょうか。複雑な思いで推移を見守りつつ、米国株投資を続けたいと思います。
それでは、今日も一日明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ： finviz
- 主要3指数とドル円： Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- セクター別騰落率： finviz
- ETFトップ10：FOX Business
- 経済指標結果/予定： investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定： investing.com日本語版
- 主要指数の動き ： Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ： Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
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