S&P500 ヒートマップ(高解像度)
  • APP +7.64%
    アプリ広告企業AppLovinは、広告最適化プラットフォーム「AXON 2.0」の導入効果が引き続き評価されました。AIを活用した広告配信精度の向上が収益拡大に寄与すると期待され、投資家の買いが集まりました。
  • PYPL +4.68%
    PayPalは新たな広告サービス「PayPal Ads Manager」を発表し、取引データを活用したターゲティング広告への参入が好感されました。広告事業拡大による新収益源への期待が株価を押し上げました。
  • EL +4.53%
    エスティローダーは、アジア市場での需要回復や在庫調整の進展が伝わり、業績改善への期待が高まりました。特に高級化粧品分野での販売回復見通しが好感され、買い優勢となりました。
  • AMD +3.83%
    半導体大手AMDは、AI向けGPU供給でOpenAIとの協業報道が広がり、AI需要取り込みへの期待が急速に強まりました。AIインフラ関連株への資金流入が同社株を押し上げました。
  • DELL +3.51%
    デル・テクノロジーズは、AIサーバー需要の急増を背景に、データセンター関連の販売が好調との観測が強まりました。アナリストによる目標株価引き上げ期待も支援材料となりました。
  • STX −7.35%
    シーゲイト・テクノロジーは、HDD(ハードディスク)需要の回復が遅れていることや、中国向け出荷規制の影響懸念から売りが優勢となりました。半導体セクター全体の調整も重なりました。
  • F −6.14%
    フォードは、低価格モデル投入による販売促進を発表しましたが、利益率の低下懸念が嫌気されました。電気自動車(EV)市場の価格競争激化も投資家心理を冷やしました。
  • LRCX −5.90%
    ラムリサーチは、半導体装置業界における設備投資の鈍化懸念が再浮上しました。特にメモリ関連需要の低迷が警戒され、利確売りに押される展開となりました。
  • TSLA −4.45%
    テスラは、価格を引き下げた新型Model 3・Yの投入を発表しましたが、利益率悪化への懸念が広がりました。販売台数増加よりも収益圧迫を警戒した売りが強まりました。
  • WDC −4.27%
    ウエスタン・デジタルは、記憶装置市場での在庫調整の長期化が意識され、ストレージ関連株全体が売られました。メモリ価格の上昇一服も投資家の手仕舞いを誘いました。
主要3指数とドル円の動き
  • S&P500(6,714.59、−25.69/−0.38%)
    7日間続いた上昇が一服し、利益確定売りが優勢となりました。FRB(米連邦準備制度理事会)の利下げ観測が後退したことにより、金利上昇懸念からハイテク株中心に売りが出ました。安全資産である金(ゴールド)へ資金が流れる動きも見られました。
  • ダウ平均(46,602.98、−91.99/−0.20%)
    景気敏感株の一角に売りが出て軟調でした。長期金利の上昇が重荷となり、エネルギーや金融関連の上値が抑えられました。一方でディフェンシブ(景気変動の影響を受けにくい)銘柄が下支えし、下げ幅は限定的でした。
  • ナスダック総合(22,788.36、−153.30/−0.67%)
    高PER(株価収益率)銘柄への警戒感からテクノロジー株が下落しました。AI関連や半導体株が利確の対象となり、特に大型株の下げが指数を押し下げました。金利上昇がバリュエーション(株価評価)に重くのしかかる展開でした。
  • ドル円
    ドル円は一段高となり、152円台に跳ね上がっています。米NY連銀の調査で消費者のインフレ期待が上昇し、FRBの利下げ観測が後退したことでドル買いが強まりました。加えて、日銀の10月利上げ観測が後退したことも円売りを加速させました。
セクター別騰落率
  • Consumer Cyclical −1.42%
    消費関連株が大きく売られました。特に自動車やアパレルなど景気に敏感な業種が下落し、テスラやナイキの下げが指数を押し下げました。米国の金利上昇により消費支出の鈍化が懸念され、リスク回避的な動きが強まりました。
  • Technology −0.98%
    半導体やソフトウェア関連株が軟調でした。AMDやエヌビディアなどAI関連の一部銘柄は上昇しましたが、マイクロソフトやオラクルなど大型株が売られ、全体としてセクターを下押ししました。利下げ観測の後退が成長株に重荷となりました。
主なETFの動き

主要ETFは総じて下落しました。S&P500連動のVOOやSPY、全米株式のVTIはいずれも0.3から0.5%の下落となり、広範囲で調整が進みました。特にハイテク比率の高いQQQやVUGが0.6%前後の下落と弱く、金利上昇による成長株売りが影響しました。一方で、先進国株式のVEAやIEFAも為替や世界景気懸念から軟調でした。債券ETFのBNDは+0.19%と小幅に上昇し、安全資産への資金移動を示唆しています。

経済指標発表 結果
  • 消費者インフレ期待(9月、一年先見通し:3.4%)
    米ニューヨーク連銀の調査によると、消費者の将来のインフレ期待が前月の3.2%から3.4%へ上昇しました。これは5か月ぶり高水準であり、物価上昇の継続を市場関係者や政策当局が意識する材料となります。インフレ期待が上がると、賃金交渉や価格設定にも影響しやすく、中央銀行の金融政策運営を複雑化させます。
  • レッドブック(同店売上高前年比:5.8%)
    民間小売チェーンの同店売上高伸びを示すレッドブックは前年比5.8%と、前回(5.9%)とほぼ同水準で、引き続き小売セクターの堅調さを示唆しました。消費が底堅いことは、景況感の下支え要因になり得ますが、物価高環境下での持続性は注意を要します。
  • アトランタ連銀GDPNow見通し(第3四半期:3.8%)
    アトランタ連銀がリアルタイムで算出する3Q実質GDP成長率見通し(GDPNow)は3.8%と発表され、前回と同水準を維持しました。成長モメンタムが堅固であることを示す数値であり、強めの経済基調が続く可能性を示唆します。ただし、実際の統計値とのズレのリスクも念頭に置く必要があります。
  • 米国石油在庫(週間原油在庫:+278万バレル)
    エネルギー情報局(EIA)の発表によれば、週間原油在庫は市場予想を上回る約278万バレルの積み増しとなりました。在庫の積み増しは需給が緩む可能性を示し、原油価格の下押し圧力要因と見られます。これがエネルギー関連株・インフレ見通しにも波及する可能性があります。
主な決算発表結果

マコーミック(MKC)は第3四半期決算で、1株利益0.85ドル(予想0.82ドル)・売上高17.2億ドル(予想17.1億ドル)と、いずれも市場予想を上回りました。主力のスパイスや調味料製品が北米および新興国市場で堅調に推移し、原材料コストの安定化も利益を下支えしました。また、通期EPS見通しを3.00〜3.05ドルへ引き上げるなど、業績改善への自信を示しています。消費回復とコスト管理の両立が評価され、ディフェンシブ銘柄としての強みが確認されました。

主な経済ニュース
  •  FRBの過度な緩和が「資産バブル」に拍車をかける懸念
    FRB(米連邦準備制度理事会)が利下げを急ぎすぎると、株式・金・仮想通貨などリスク資産への資金流入が過熱しかねないとの警戒が高まっています。インフレ再燃や資産バブル拡大のリスクが指摘され、金融政策の舵取りが難局を迎えています。(Reuters
  • 米政府閉鎖で社会保障費改定(COLA)発表が遅延へ
    連邦政府の閉鎖により、社会保障費の物価調整(COLA)発表が遅れる見通しです。CPI(消費者物価指数)など主要経済指標の発表も滞るため、市場では政策判断の遅れや経済統計の空白を懸念する声が強まっています。(Reuters
  • 米株7日続伸がストップ、金価格は史上初の4,000ドル突破
    S&P500とナスダックが7営業日ぶりに反落しました。テスラやオラクルの下落が指数を押し下げる一方、安全資産である金が1トロイオンス4,000ドルを突破しました。インフレ懸念とリスク回避の流れが顕著になりました。(AP通信
  • FRB高官発言に注目、AI関連株が市場を牽引
    投資家の関心は経済指標からFRB当局者の発言に移っています。利下げ期待を背景に、ハイテク株を中心に上昇しましたが、消費関連株の軟調さが相場全体を抑えました。政策発言次第で市場の方向感が変わる局面です。(Reuters
  • S&P500が高値圏から反落、地政学リスクが重しに
    主要株価指数は直近の高値からわずかに反落しました。米国の政府閉鎖継続に加え、欧州やアジアの政治不安もリスク回避姿勢を強めました。投資家は金や国債など安全資産へのシフトを強めています。(Reuters
  • 財務長官が政府閉鎖の長期化に警鐘、「GDP減速は不可避」
    米財務長官スコット・ベッセント氏は、政府閉鎖が長引けば経済成長を大きく損なうと警告しました。特に消費支出と民間投資の冷え込みが懸念されており、早期の予算合意を議会に求めました。(Business Insider
  • 世界市場、AIブームとM&A活発化で政治不安を吸収
    世界市場ではAI関連技術への期待や企業の大型買収が相場を支えています。ワシントンの政治混乱や政府閉鎖を横目に、リスク資産への投資意欲が継続。特に半導体関連株が資金流入の中心となっています。(Reuters
  • 「景気後退ではなく過熱経済」―世界経済は高温運転状態に
    主要国が緩和政策と財政支出を同時に拡大する中で、景気減速よりもインフレ再燃のリスクが強調されています。実体経済は堅調ですが、資産バブルの懸念が高まり、各国中銀の政策判断が難しさを増しています。(Reuters
原油先物・米10年国債利回り・VIX・金先物の動き
  • 原油先物(Crude Oil Nov ’25:62.07、+0.62%)
    OPEC+が11月の増産幅を抑制したとの観測が強まり、過剰供給懸念が和らいだことで上昇に転じました。世界需要の先行き不透明感は依然としてリスク要因です。
  • 米10年国債利回り(^TNX:4.1270、−0.84%)
    長期金利は上昇トレンドからの反落となりました。景気先行き不安や債券買い戻しの動きが利回りを押し下げ、株式市場への資金流入圧力となる可能性があります。
  • VIX(17.24、+5.31%)
    “恐怖指数” が急上昇し、投資家の警戒感が一段と強まりました。市場ボラティリティの拡大を示唆しており、リスクオフの動きが鮮明になっています。
  • 金先物(GC=4,004.60、+0.71%)
    安全資産志向の強まりから金は初めて1トロイオンス4,000ドルの大台を突破しました。政治・経済リスク回避のマネーフローが金に向かっていると見られます。
自分の米ドル建ポートフォリオ -0.42%(前日比)

ポートフォリオ全体で小幅安となりました。主力のVGT(情報技術ETF)が−0.92%と下落し、ハイテク株の軟調さが全体を押し下げました。S&P500連動のVOOや高配当系のVYM、VIGも小反落しましたが、金ETFのGLDMが+0.55%と上昇し、リスク回避資金の流入が一部下支えとなりました。

経済指標発表予定

以下の指標が発表される予定です。

主な決算発表予定

本日は主要銘柄の決算発表予定はありません。

おわりに

本日の米国市場は、金利上昇懸念の再燃と政府閉鎖による不透明感から一部調整が入りましたが、企業業績やAI関連の成長期待が下支えし、全体としては堅調な地合いを維持しました。金価格の史上高値更新や原油の持ち直しは、インフレと安全資産志向のせめぎ合いを象徴しています。テクノロジー分野ではAIインフラ投資の拡大が引き続き注目される一方で、地政学的リスクも市場心理を揺さぶっています。短期的な値動きに振り回されず、長期の視点でポートフォリオを見直す好機といえるでしょう。

投資は自己責任にてお願いします。成果や結果に一喜一憂せず、共に学び成長していければ嬉しいです。

それでは、今日も一日明るく元気に笑顔で過ごしましょう。

おことわり

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Muroi Kazuo
1959年2月生まれ 米国株、日本株、J-REITでFIRE達成しています。 米国株投資については、みなさんと情報共有したいと思っています。
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