S&P500 ヒートマップ(高解像度)

3%以上上昇した主な銘柄

  • MU:Micron Technology(先端技術) +10.21%
    AI向けHBM(高帯域幅メモリ)の需要拡大期待が継続し、データセンター投資回復観測が追い風となった展開。メモリ市況の底打ち認識が強まり、来期の利益改善シナリオを織り込む買いが優勢となった株価反発局面。
  • LRCX:Lam Research(先端技術) +6.27%
    半導体製造装置需要の回復期待が再燃し、先端ロジック・メモリ向け設備投資再開観測が材料視された動き。AI関連の前工程投資が同社受注に波及するとの見方が株価を押し上げた展開。
  • SNDK:Sandisk(先端技術) +6.11%
    フラッシュメモリ価格の下落一巡観測と、データセンター向けストレージ需要の改善期待が支援材料。分社後の事業戦略明確化が進み、収益安定化への期待が評価された上昇局面。
  • CEG:Constellation Energy(公益事業) +5.89%
    原子力発電の安定電源価値が再評価され、AIデータセンター向け長期電力契約需要の拡大期待が追い風。脱炭素政策と高稼働率による収益安定性が投資家に評価された動き。
  • APP:AppLovin(通信サービス) +5.67%
    広告配信アルゴリズムの改善による収益性向上期待が継続し、モバイル広告市場の回復基調が材料。高い利益成長率を背景に、成長株選好の流れが株価を押し上げた展開。
  • WDC:Western Digital(先端技術) +5.26%
    HDDおよびフラッシュメモリの需給改善観測が強まり、データセンター向け需要回復期待が追い風。業界再編思惑も意識され、バリュエーション修正を狙った買いが優勢となった局面。
  • STX:Seagate Technology(先端技術) +5.17%
    大容量ストレージ需要の回復期待と価格改善観測が株価を支援。AI・クラウド投資に伴うデータ保存需要増加が中期業績を押し上げるとの見方が評価された動き。
  • SBUX:Starbucks(一般消費材) +4.94%
    コスト管理強化と北米事業の立て直し期待が材料視された反発局面。中国事業の底打ち観測も下支えとなり、業績回復シナリオを見込んだ買い戻しが入った展開。
  • PLTR:Palantir Technologies(先端技術) +4.74%
    政府・民間向けAIプラットフォーム需要の拡大期待が継続し、受注成長への信頼感が株価を押し上げた動き。高い利益率とキャッシュ創出力が改めて評価された上昇局面。
  • DASH:DoorDash(一般消費材) +4.36%
    フードデリバリー以外の新サービス拡大による成長期待が材料。収益構造改善と市場シェア拡大を背景に、成長持続性を評価する買いが優勢となった展開。
  • KLAC:KLA(先端技術) +4.30%
    半導体検査装置需要の底堅さが再評価され、先端プロセス投資回復期待が追い風。高収益モデルと安定受注を評価する長期資金の流入が株価を支えた動き。
  • ALB:Albemarle(素材) +4.28%
    リチウム価格下落一服観測とEV需要の中長期成長期待が支援材料。コスト削減と供給調整による収益改善見通しが評価された反発局面。
  • GEV:GE Vernova(工業・産業) +4.11%
    電力インフラ投資拡大と再生可能エネルギー関連需要の増加期待が追い風。分社後の成長ストーリーが評価され、電力網関連銘柄として物色された展開。
  • VST:Vistra(公益事業) +3.88%
    電力価格の安定と高収益体質が評価され、AIデータセンター向け電力需要増加観測が材料。キャッシュフローの強さを背景に配当・株主還元期待が意識された動き。
  • HWM:Howmet Aerospace(工業・産業) +3.56%
    航空機需要の回復と防衛関連受注の堅調さが支援材料。高付加価値部材の需要増加により、収益成長の持続性が評価された上昇局面。
  • NRG:NRG Energy(公益事業) +3.45%
    電力小売と発電事業の収益安定性が再評価され、エネルギー需給引き締まり観測が追い風。キャッシュ創出力の高さが投資家に好感された動き。
  • TSLA:Tesla(一般消費材) +3.45%
    自動運転ソフトとエネルギー事業への期待が株価を下支え。短期的な売られ過ぎ感の修正と成長オプション評価による買い戻しが入った反発局面。
  • GE:GE Aerospace(工業・産業) +3.25%
    航空機エンジンのアフターマーケット需要拡大と高収益体質が評価。分社後の事業集中による利益成長期待が投資家心理を改善させた動き。
  • CHRW:C.H. Robinson Worldwide(工業・産業) +3.12%
    物流市況の改善期待とコスト削減効果が材料。収益回復局面入りへの期待から、割安感を意識した買いが優勢となった展開。
  • FSLR:First Solar(先端技術) +3.05%
    米国の再生可能エネルギー政策支援と大型案件受注期待が追い風。高効率太陽光パネルへの需要増加が中期成長を支えるとの見方が評価された上昇局面。

3%以上下落した主な銘柄

  • FDS:FactSet Research Systems(金融) -7.68%
    契約更新ペースの鈍化とコスト増加への警戒感が強まり、成長率低下懸念が意識された展開。高バリュエーション銘柄として利益確定売りが集中し、金利高止まり環境下での割高感修正が進んだ下落局面。
  • GNRC:Generac Holdings(工業・産業) -5.41%
    住宅向け非常用発電機需要の減速観測が重しとなり、受注見通しの下方リスクが意識された動き。金利高と住宅投資の停滞を背景に、業績回復期待の後退が株価調整を招いた局面。
  • FANG:Diamondback Energy(エネルギー) -4.59%
    原油価格の軟調推移を受け、E&P企業全体に利益確定売りが波及した展開。増産余地と資本支出の増加懸念が意識され、短期的な収益性低下を警戒する売りが優勢となった下落局面。
  • HPQ:HP(先端技術) -4.01%
    PC需要回復の鈍さと価格競争激化への懸念が重し。企業向けIT投資の慎重姿勢が続く中、利益成長の加速が見込みにくいとの見方から、バリュー株でも売りが先行した展開。
  • DELL:Dell Technologies(先端技術) -3.87%
    AIサーバー需要への期待はあるものの、短期的な利益率圧迫懸念が意識された動き。部材コストや競争激化を背景に、直近の株価上昇に対する調整売りが入った下落局面。
  • MPC:Marathon Petroleum(エネルギー) -3.66%
    精製マージン縮小観測と原油価格下落が嫌気され、エネルギーセクター全体の調整に連動。高水準だった株価に対する利益確定売りが優勢となった局面。
  • LEN:Lennar(一般消費材) -3.48%
    住宅ローン金利の高止まりを背景に、住宅需要の先行き不透明感が再燃。新築住宅販売の伸び鈍化懸念が意識され、住宅関連株全般に売りが広がった下落局面。
  • APA:APA Corporation(エネルギー) -3.33%
    原油・天然ガス価格の調整を受け、収益見通しへの警戒感が強まった動き。エネルギー株からの資金流出が進み、需給悪化による下押し圧力がかかった展開。
  • DVN:Devon Energy(エネルギー) -3.33%
    原油価格の軟化と配当変動リスクが意識され、投資家心理が悪化。高配当期待の後退を背景に、短期資金の流出が株価下落を招いた局面。

セクター別騰落率

セクター別では、消費関連とハイテクを中心にリスク選好が優勢となる一方、エネルギーは原油安を背景に下落する構図。景気敏感と成長期待の強弱が明確に分かれた一日。

  • 一般消費材(Consumer Cyclical) +1.54%
    個人消費の底堅さと年末商戦への期待を背景に買いが優勢となった展開。外食、ネット小売、自動車関連など裁量消費分野に資金が向かい、景気減速懸念の後退を映す上昇局面。
  • 先端技術(Technology) +1.44%
    AI・半導体関連を中心に成長期待が再評価された動き。設備投資回復観測と中長期の利益成長シナリオが意識され、金利高止まり環境下でも押し目買いが入った上昇局面。
  • 通信サービス(Communication Services) +1.41%
    デジタル広告需要の回復期待とプラットフォーム企業の収益改善見通しが追い風。成長株への資金回帰が進み、指数を上回るパフォーマンスとなった上昇基調。
  • エネルギー(Energy) -1.18%
    原油先物価格の下落と需給緩和観測が重しとなった展開。E&Pや精製関連に利益確定売りが広がり、他セクターへの資金シフトが進んだ下落局面。

主要3指数の動き

  • S&P500(6,774.78、前日比+0.79%)
    インフレ鈍化観測と長期金利の落ち着きを背景に、幅広いセクターで買いが優勢となった展開。特に先端技術(Technology)や通信サービス(Communication Services)が指数を押し上げ、ディフェンシブ色の強い生活必需品は相対的に伸び悩む構図。景気後退回避への期待が投資家心理を支えた相場状況
  • Dow30(47,952.28、前日比+0.14%)
    主力大型株中心の構成から上昇率は限定的となったものの、堅調な企業業績と景気減速への過度な警戒後退が下支え。金融(Financial)や工業・産業(Industrials)が底堅く推移する一方、高値警戒感から利益確定売りも混在する落ち着いた値動き
  • NASDAQ(23,006.36、前日比+1.38%)
    長期金利低下を好感し、AI関連や半導体を中心とする成長株が大きく上昇。将来利益の割引率低下が評価を押し上げ、指数は主要3指数の中で最も強い動き。リスク選好の回復が鮮明となり、資金が成長テーマに集中した相場展開

ドル円の動き

ドル円は米インフレ指標の鈍化を受けて一時ドル売りが入ったものの、日米金利差が依然として大きいことから下値は限定的となった動き。FRBの早期利下げ期待と日銀の緩和的政策姿勢(金融緩和を続ける方針)が綱引きとなり、方向感に欠ける展開。市場は年内の米金融政策見通しを見極める段階に移行した状況。

原油先物・米10年国債利回り・VIX・金先物の動き

  • 原油先物
    世界的な景気減速懸念が上値を抑える一方、中東情勢の不透明感が下支えとなり小幅高で推移。需要見通しは慎重ながら、供給途絶リスクが意識され、方向感に乏しいレンジ相場が継続。エネルギー株への影響は限定的な状況。
  • 米10年国債利回り
    米インフレ指標の鈍化を背景に低下し、金融引き締め終了と利下げ時期前倒し観測が再浮上。長期金利の低下は株式の割引率を押し下げ、特に成長株にとって追い風となる市場環境。
  • VIX(恐怖指数)
    株式市場の安定とリスク選好の回復を受けて大幅に低下。急変動への警戒感が後退し、投資家心理は落ち着いた状態。ボラティリティ低下は株式市場への資金流入を後押しする要因。
  • 金先物
    安全資産需要の後退と金利低下によるドル高一服が交錯し、小幅安で推移。インフレ鈍化によりヘッジ需要は弱含む一方、地政学的リスクが下値を支える構図。中長期では分散投資先としての位置づけ維持。

私の米ドル建ポートフォリオ +0.45%(前日比)

私のポートフォリオは前日比+0.45%と堅調な動きとなりました。先端技術セクターを中心に株式市場が上昇したことで、VGTやVOOが全体を押し上げる形となりました。一方で、高配当株中心のVYMは金利動向やディフェンシブ志向の後退を受けて小幅安となり、金関連のGLDMも安全資産需要の一服から軟調でした。成長株と配当株の値動きの違いがはっきりと表れた一日で、分散投資の効果を改めて実感する内容でした。

経済指標発表 結果

  • 消費者物価指数(CPI・前年比、11月)
    結果は+2.7%と市場予想+3.1%、前回+3.0%を下回り、インフレ減速が明確となった内容。エネルギーや財価格の落ち着きが寄与し、FRBの金融引き締め継続観測が後退。長期金利低下を通じて株式市場、とくに成長株に追い風となった指標結果。
  • コア消費者物価指数(前年比、11月)
    結果は+2.6%と予想+3.0%を大きく下回り、基調的インフレの沈静化を示す内容。住居費の伸び鈍化が確認され、サービスインフレの粘着性懸念がやや後退。FRBが重視する指標として、利下げ期待を補強する材料となった発表。
  • 失業保険申請件数(新規)
    新規申請件数は22.4万件と予想並みながら、継続申請件数は189.7万件と前回から増加。労働市場の逼迫が徐々に緩和しつつある兆しを示す内容。急激な雇用悪化ではないものの、景気減速局面入りを意識させる結果。
  • フィラデルフィア連銀製造業景況指数(12月)
    結果は▲10.2と大幅なマイナスに転落し、製造業の景況感悪化を示唆。新規受注や価格指数の低下が目立ち、需要減速とインフレ圧力後退が同時に進行している状況。製造業セクターには引き続き慎重姿勢を促す内容。
  • フィリー連銀雇用指数(12月)
    雇用指数は12.9と前回6.0から改善し、製造業における雇用調整が急激ではないことを示す結果。景況感は弱い一方で、人員削減が限定的である点が確認され、景気後退が深刻化していないとの安心感を与えた指標。
  • ネット長期TICフロー(10月)
    結果は175億ドルと前回1732億ドルから大幅減少し、米国資産への海外資金流入が一服した内容。金利高局面での資金選別が進み、株式・債券ともに慎重な投資姿勢が反映。ドル需給と金利動向を考える上で注意が必要な結果。
  • 天然ガス在庫量
    在庫減少幅は167Bと予想より小さく、需給の緩みを示唆する内容。暖冬観測と供給余力の大きさが意識され、エネルギー価格全体の下押し要因として作用。エネルギーセクターの株価調整を裏付ける指標結果。

主要銘柄の決算発表結果

  • ACN:アクセンチュア(先端技術)
    2026会計年度第1四半期決算は、調整後EPSと売上高がともに市場予想を上回る内容。AI活用やクラウド移行支援を中心としたデジタル関連需要が引き続き堅調で、新規受注額も増加。ただし通期ガイダンスはやや慎重な見通しを示し、コスト増や顧客の投資判断の遅れが意識された決算内容。
  • NKE:ナイキ(一般消費材)
    ナイキは決算でEPS・売上高ともに市場予想を上回る結果を発表。北米市場の回復と在庫調整の進展が収益改善に寄与し、直販(DTC)とデジタル販売の効率化が利益率を押し上げた内容。原材料費や物流コストの落ち着きも追い風となり、通期見通しに対する過度な警戒感。が後退。競争環境は厳しいものの、ブランド力と商品投入力の底堅さを示した決算内容。
  • CTAS:シンタス(工業・産業)
    第2四半期決算はEPS・売上高ともに市場予想を小幅に上回る安定した内容。ユニフォームレンタルや安全用品サービスの需要が堅調で、顧客基盤の拡大と価格転嫁が収益を下支え。通期見通しも引き上げられ、景気変動の影響を受けにくいビジネスモデルの強さが再確認された決算。
  • DRI:ダーデン・レストランツ(一般消費材)
    第2四半期決算はEPSが市場予想をわずかに下回ったものの、既存店売上高は予想を上回る結果。Olive GardenやLongHorn Steakhouseの集客力が堅調で、外食需要の底堅さを示唆。原材料費や人件費の上昇が利益率を圧迫する一方、価格戦略とブランド力が評価された内容。
  • FDS:ファクトセット・リサーチ・システムズ(先端技術)
    第1四半期決算は売上・利益ともに前年を上回り、金融データ分析サービスの需要は堅調に推移。ただし通期売上ガイダンスは市場予想レンジの下限寄りとなり、金融機関のコスト抑制姿勢が意識される展開。安定収益モデルは維持されるものの、成長率鈍化への警戒感が残る決算。
  • KMX:カーマックス(一般消費材)
    第3四半期決算はEPS・売上高が市場予想を上回り、中古車販売台数の回復とコスト管理の改善が寄与。価格競争環境は厳しいものの、在庫回転率の改善とオンライン販売強化が評価材料。中古車市場の正常化が進めば、業績回復余地が意識される内容。

主な経済ニュース

  • 米国CPIが市場予想を下回りインフレ鈍化を示唆
    11月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、インフレ圧力の沈静化が改めて確認された展開。エネルギー価格の落ち着きとサービス価格の伸び鈍化が主因で、FRBの金融引き締め終了観測が再燃。長期金利は低下し、株式市場ではハイテク株を中心にリスク選好が強まる流れ(Reuters:12/18)
  • FRB利下げ期待の高まりで米株式市場が堅調推移
    インフレ指標の落ち着きを受け、2025年以降の利下げ開始時期が前倒しされるとの見方が拡大。特に金利感応度の高いナスダック指数が相対的に強い動き。市場では「ソフトランディング(景気後退を回避した減速)」シナリオへの信頼感が高まった局(Bloomberg:12/18)
  • 米国債利回り低下で株式の相対的魅力が上昇
    米10年国債利回りがインフレ鈍化を背景に低下し、債券と比較した株式の期待リターンが改善。割引率低下(将来利益の現在価値が高まる効果)が株価評価を押し上げ、成長株・AI関連銘柄への資金流入が目立つ状況(Reuters:12/18)
  • ドル高一服で為替市場は方向感に欠ける展開
    米インフレ指標を受けてドル高基調は一服。日銀やECBなど主要中央銀行の政策判断を控え、為替市場は様子見姿勢が強まる展開。ドル円は金利差縮小観測を背景に上値が抑えられ、輸出関連株の追い風は限定的(Reuters:12/18)
  • ECBは金利据え置きも景気認識はやや改善
    欧州中央銀行(ECB)は政策金利を据え置きつつ、ユーロ圏経済の底堅さを強調。インフレ低下が進む一方、性急な利下げには慎重な姿勢を維持。欧州株式市場は米国株高の流れを受けて堅調に推移(Reuters:12/18)
  • 米IPO市場に回復期待、大型上場の可能性浮上
    ナスダック関係者が2025年に10億ドル規模の大型IPO増加を見込むと発言。金利低下と株式市場の安定が背景で、未上場テック企業の資金調達環境改善への期待が強まる局面。資本市場の正常化を示す材料(Reuters:12/18)
  • AI・半導体関連株が市場上昇を主導
    米株式市場ではAI需要の拡大を背景に半導体関連株が引き続き物色対象。設備投資の底堅さとデータセンター需要の継続が評価され、指数全体の押し上げ要因として機能。成長テーマへの資金集中が鮮明(WSJ:12/18)
  • 米国債市場は年末流動性懸念が後退
    FRBによる年末の流動性供給姿勢を受け、短期資金市場の逼迫懸念が和らぐ展開。レポ市場(短期資金取引市場)の安定は金融システム不安の後退につながり、株式市場にとっても安心材料(Financial Times:12/18)
  • 原油価格は需要減速観測で上値重い展開
    世界的な景気減速懸念と米インフレ鈍化を受け、原油価格は上値の重い動き。エネルギー株にはやや逆風となる一方、インフレ沈静化を通じて全体市場にはプラス材料として作用(Investing.com:12/18)
  • 中東情勢は緊張継続も市場の反応は限定的
    中東地域を巡る地政学的リスクは引き続き警戒されるものの、現時点では供給途絶への直接的影響は限定的との見方が優勢。市場はマクロ経済指標と金融政策動向をより重視する姿勢(Reuters:12/18)

経済指標発表予定

以下の経済指標が発表される予定です。

主要銘柄の決算発表予定

以下の主要銘柄の決算発表がなされる予定です。

おわりに

本日の米国株式市場は、インフレ指標の鈍化を背景に、先端技術や一般消費材を中心にリスク選好が回復する一方、原油安の影響を受けてエネルギー関連は調整する展開となりました。CPIやコアCPIの減速は、FRBの金融政策が転換点に近づいているとの期待を高め、長期金利低下を通じて株式市場を下支えしています。企業ニュースでは、AIやデータセンター関連の成長期待が引き続き注目され、技術革新の進展が中長期の企業価値向上につながる流れが確認されました。一方で、地政学的リスクや資源価格の変動は依然として不確実性要因です。短期的な値動きに振り回されず、経済と企業の基礎体力を見極めながら、分散と時間を味方にした投資を続けていきたいところです。
日毎の成果や結果に一喜一憂せず、長期投資を目指して共に学び成長していければ嬉しいです。

それでは、今日も一日明るく元気に笑顔で過ごしましょう。

おことわり

投資は自己責任にてお願いします。
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図表のレファレンス

  • S&P500ヒートマップ: finviz
  • 主要3指数とドル円:  Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
  • セクター別騰落率: finviz
  • 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
  • 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
  • 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
  • 自分の米ドル建ポートフォリオ:  Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ

ABOUT ME
Muroi Kazuo
1959年2月生まれ 米国株、日本株、J-REITでFIRE達成しています。 米国株投資については、みなさんと情報共有したいと思っています。
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