S&P500 ヒートマップ(高解像度)

3%以上上昇した主な銘柄

  • CL:カーニバル(一般消費材) +9.81%
    決算で1株利益・売上高ともに市場予想を上回り、クルーズ需要の回復持続が改めて評価された展開。予約残高の積み上がりと客単価の改善が確認され、高金利環境下でも旅行・レジャー需要が底堅いとの見方が株価を押し上げた要因
  • MRNA:モデルナ(ヘルスケア) +9.39%
    mRNA技術を用いたワクチンおよび治療薬パイプラインの進展期待が材料視。収益減速局面からの回復シナリオが意識され、長期成長性を見直す買いが入りやすい局面となった展開
  • SNDK:サンディスク(先端技術) +8.27%
    メモリ市況の底入れ観測とデータセンター向けストレージ需要回復期待が追い風。在庫調整の進展を背景に、業績改善のタイミングが近づいているとの見方が投資家心理を改善
  • MU:マイクロン・テクノロジー(先端技術) +6.99%
    AI向けメモリ需要の拡大と価格回復期待が株価を押し上げ。半導体業界全体で需給改善が意識され、来期以降の収益回復を先取りする動きが強まった展開
  • ORCL:オラクル(先端技術) +6.87%
    クラウドインフラとデータベース事業の安定成長に加え、生成AI向け需要の取り込み期待が再評価。高い収益安定性と成長余地の両立が投資家から支持された局面
  • NCLH:ノルウェージャン・クルーズ(一般消費材) +6.52%
    同業他社の好決算を受けた業界全体への連想買いが波及。クルーズ需要回復の持続性と価格決定力改善への期待が高まり、レジャー関連株として買いが集まった展開
  • AMD:アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(先端技術) +6.19%
    AI向け半導体分野での競争力向上期待が継続。製品ロードマップに対する信頼感が維持され、半導体セクター全体の上昇と歩調を合わせた値動き
  • SMCI:スーパー・マイクロ・コンピューター(先端技術) +6.03%
    AIサーバー需要の拡大を背景に、データセンター投資継続への期待が再燃。高性能サーバー分野での成長性が改めて評価された局面
  • FDS:ファクトセット(金融) +5.54%
    市場変動が続く中で、金融データ・分析サービスの安定需要が再認識。機関投資家向け情報提供ビジネスの高い収益性と継続性が評価された動き
  • INCY:インサイト(ヘルスケア) +5.53%
    主力医薬品の売上安定と研究開発パイプラインへの期待が株価を支援。バイオ医薬品セクターへの見直し買いも追い風となった展開
  • AXON:アクソン・エンタープライズ(工業・産業) +5.49%
    法執行機関向け装備品とソフトウェアの需要拡大が継続。公共安全分野における長期契約モデルの安定性が評価され、成長株として資金流入
  • ANET:アリスタ・ネットワークス(先端技術) +5.22%
    AI・クラウド向け高速ネットワーク需要の拡大が追い風。データセンター投資の持続性が意識され、業績成長期待が株価を押し上げた展開
  • LRCX:ラム・リサーチ(先端技術) +4.57%
    半導体製造装置需要の回復期待が強まり上昇。メモリ・ロジック双方で設備投資再開観測が浮上し、業界回復局面での恩恵が意識された動き
  • JBL:ジェイビル(先端技術) +4.41%
    電子部品受託製造需要の底堅さが評価。先端技術分野向けの生産回復とコスト管理改善が意識され、収益安定性への見直し買いが入った局面
  • APH:アンフェノール(先端技術) +4.38%
    通信・産業向けコネクター需要の堅調さが株価を押し上げ。データセンターや防衛関連向け需要の拡大が中長期成長期待を支える内容
  • HII:ハンティントン・インガルス・インダストリーズ(工業・産業) +4.34%
    米国防予算を背景とした艦船建造需要の安定性が評価。防衛関連支出の継続性が意識され、ディフェンシブ性と成長性を兼ねた銘柄として選好
  • PLTR:パランティア・テクノロジーズ(先端技術) +4.14%
    政府・民間向けAI分析ソリューションの需要拡大期待が継続。AI関連銘柄全体の物色とともに、中長期成長ストーリーが再評価された展開
  • NVDA:エヌビディア(先端技術) +3.93%
    AI向けGPU需要の強さが引き続き評価され、先端技術セクター全体の上昇とともに買いが優勢となった展開。金利見通しの落ち着きも追い風となり、成長株への資金回帰が株価を押し上げた要因
  • APP:アップラビン(通信サービス) +3.89%
    広告プラットフォーム事業の収益性改善期待が材料視。デジタル広告市場の回復観測を背景に、成長株として資金流入が続いた動き
  • ALB:アルベマール(素材) +3.84%
    リチウム価格の下落一服観測を背景に見直し買いが進行。電気自動車向け需要の中長期成長期待が再評価され、資源関連株として反発
  • SOLS:ソルスティス・アドバンスト・マテリアルズ(素材) +3.64%
    特殊化学品分野での需要回復期待が株価を押し上げ。製造業向け材料需要の底打ち観測を背景に、業績改善を先取りする動き
  • HOOD:ロビンフッド・マーケッツ(金融) +3.58%
    株式・暗号資産取引の活発化を背景に、取引収益改善期待が再燃。若年層投資家の市場参加増加が追い風となった展開
  • WDC:ウエスタン・デジタル(先端技術) +3.47%
    ストレージ市況の回復期待とコスト削減効果が評価。データセンター向け需要の回復観測を背景に、業績改善への期待が高まった局面
  • AVGO:ブロードコム(先端技術) +3.28%
    半導体とインフラソフトの両輪成長が評価。AI関連需要と安定したキャッシュフローを併せ持つ点が再評価され、先端技術セクター上昇に連動

3%以上下落した主な銘柄

  • LW:ラム・ウェストン・ホールディングス(生活必需品) -25.94%
    決算で通期見通しを下方修正し、外食向け冷凍ポテト需要の減速と価格調整圧力が嫌気された展開。原材料コストや物流費の影響が想定以上に重く、利益率の低下が鮮明。これまでの高評価に対する失望売りが集中した局面
  • NKE:ナイキ(一般消費材) -10.54%
    決算内容を受け、売上成長の鈍化と在庫調整長期化への懸念が強まった動き。北米・中国市場での需要回復が想定より遅れ、利益率見通しも慎重姿勢。世界的な消費減速懸念と相まって投資家心理が悪化した展開

セクター別騰落率

  • 先端技術(Technology) +1.96%
    AI・半導体関連を中心に強い買いが入り、主要セクターの中で最大の上昇率。米金利動向の落ち着きと成長期待の高い銘柄への資金回帰が鮮明となり、指数全体を押し上げる主導役となった展開
  • 工業・産業(Industrials) +1.06%
    防衛・インフラ関連を中心に堅調な上昇。米景気の底堅さと政府支出継続への期待が下支えとなり、景気敏感セクターとして安定した資金流入が続いた状況
  • 公益事業(Utilities) -1.08%
    金利上昇を嫌気した売りが優勢となり、主要セクターの中で最も大きな下落率。配当利回りの相対的な魅力が低下し、ディフェンシブセクターからの資金流出が目立った局面

主要3指数の動き

  • S&P500(6,834.50、前日比+0.88%)
    米長期金利の落ち着きとインフレ鈍化期待を背景に、幅広いセクターで買いが優勢となった展開。特に先端技術や一般消費材が指数を押し上げ、年末を意識したリスク選好姿勢が強まる動き。企業決算で示された底堅い需要も支援材料となり、高値圏での堅調推移を示す内容
  • Dow30(48,134.89、前日比+0.38%)
    景気敏感株とディフェンシブ株が混在する中で緩やかな上昇。消費関連や金融株が下支えする一方、利益確定売りも入り上値は限定的。米経済の減速懸念とソフトランディング期待が交錯し、安定志向の資金流入を反映した落ち着いた値動き
  • NASDAQ(23,307.62、前日比+1.31%)
    半導体やAI関連を中心に買いが集中し、主要3指数の中で最も高い上昇率。成長期待の高い銘柄への資金回帰が鮮明となり、金利低下観測が追い風。高値更新を意識したモメンタム(勢い)が強く、リスクオン相場を象徴する動き

ドル円の動き

ドル円は米金利低下観測の後退と日米金利差の意識から円売り・ドル買いが優勢となり、157円台後半まで上昇する展開。米経済指標の底堅さとFRBの利下げ慎重姿勢がドルを下支えする一方、日本の金融政策正常化ペースの緩慢さが円の重しとなり、リスク選好の流れの中でドル高・円安基調が継続した一日。

原油先物・米10年国債利回り・VIX・金先物の動き

  • 原油先物
    WTI原油先物は1%上昇し56ドル台半ばで推移。地政学リスクへの警戒が後退する一方、米国の在庫調整とOPECプラスの供給管理継続観測が下支え要因。エネルギー需要の急減懸念は後退したものの、世界景気の減速懸念が上値を抑え、限定的な反発にとどまる状況
  • 米10年国債利回り
    米10年国債利回りは4.15%台へ上昇。米経済指標の底堅さとFRB高官の利下げ慎重姿勢が意識され、債券売りが優勢。インフレ沈静化期待は残るものの、早期利下げ観測の後退が金利の下支えとなり、株式のバリュエーション意識を高める展開
  • VIX指数
    VIX指数は15台前半まで低下し、前日比で大幅下落。株式市場の上昇とともにリスク回避姿勢が後退し、投資家心理の安定を示唆。短期的な警戒感は後退したものの、年末要因や金融政策イベントを控え、過度な楽観には至らない水準
  • 金先物
    金先物は小幅上昇し4,360ドル台後半で推移。米金利上昇が上値を抑える一方、地政学リスクや将来の金融緩和期待が下支え。インフレヘッジおよび分散投資先としての需要は根強く、株式市場のリスク選好と並行した安定推移を示す状況

私の米ドル建ポートフォリオ +0.74%(前日比)

私の米ドル建ポートフォリオは前日比+0.74%となり、堅調な一日でした。先端技術セクターを中心とした株式市場の上昇が寄与し、特にVGTの上昇が全体を押し上げました。S&P500連動のVOOも指数高を背景に安定した動きとなり、ポートフォリオ全体の下支えとなりました。一方、高配当ETFのVYMや連続増配のVIGは値動きが比較的穏やかで、守りの役割を果たしました。金ETFのGLDMは小幅高にとどまり、株高局面でも分散効果を維持しています。値動きの異なる資産がバランスよく機能しており、長期投資の安心感を改めて感じる一日でした。

経済指標発表 結果

  • 中古住宅販売戸数(11月)
    年率換算413万戸と前月411万戸から増加し、住宅市場の底堅さを示す結果。住宅ローン金利の高止まりにもかかわらず、供給制約の緩和と実需の強さが下支え。住宅関連消費の急減懸念を後退させ、米景気の腰折れリスクを抑える材料
  • 中古住宅販売(前月比、11月)
    前月比+0.5%と市場予想を上回る伸び。住宅価格調整が進み、買い手の様子見姿勢が一部解消されたことが背景。耐久消費財や住宅関連サービスへの波及効果が意識され、内需の粘り強さを示す指標
  • ミシガン大学消費者信頼感指数(12月・確報)
    52.9と前月から上昇するも水準は依然低位。インフレ鈍化で先行き不安はやや後退したが、金利負担と生活費高止まりが心理の重石。個人消費の急拡大には慎重な見方を残す内容
  • ミシガン大学消費者信頼感期待指数(12月)
    54.6と改善し、景気後退懸念がやや緩和。雇用環境の安定が評価される一方、実質賃金の伸び悩みが制約。株式市場ではディフェンシブと成長株の選別色を強める要因
  • ミシガン大学期待インフレ率(1年、12月)
    4.2%と前回から低下し、インフレ期待の沈静化を示唆。FRBが重視する期待インフレ率の低下は金融引き締め長期化懸念を和らげ、金利低下期待を支える材料
  • ミシガン大学5年インフレ予想(12月)
    3.2%と横ばいで安定推移。長期インフレ期待が抑制されていることを示し、金融政策の信認維持を裏付け。株式市場にとってはバリュエーションを正当化しやすい環境
  • コンファレンスボード雇用情勢指数(11月)
    105.8と前月から低下し、労働需給の過熱感が緩和。雇用減速は賃金インフレ圧力の後退を意味する一方、景気減速の初期サインとしても意識される内容
  • ベーカー・ヒューズ社リグ稼働数
    米国稼働リグ数406基と減少傾向が継続。エネルギー企業の設備投資抑制姿勢が鮮明で、原油供給の中長期的な伸びに制約。エネルギー価格の下支え要因として意識される結果
  • CFTC株価指数投機ポジション(S&P500)
    ネットショートが拡大し、短期的な警戒感を示唆。上昇相場の中で利益確定売りが進みやすい局面を反映。急落時にはショートカバー(売り戻し)による反発余地も示す内容
  • CFTC商品投機ポジション(金・原油など)
    金はネットロング拡大、原油もロング増加とインフレヘッジ志向が継続。地政学リスクと金融緩和期待が背景。リスク分散需要が依然として市場に存在することを示す結果

主要銘柄の決算発表結果

  • CCL:カーニバル(一般消費材)
    1株利益は0.34ドルと市場予想0.25ドルを上回り、売上高も63億ドルと予想を小幅に超過。クルーズ需要の回復が継続し、客単価の改善とコスト管理が寄与。燃料費や人件費の上昇を吸収し、収益性の正常化が進展。余暇・旅行関連消費の底堅さを示す内容
  • PAYX:ペイチェックス(金融)
    1株利益は1.26ドルと予想1.23ドルを上回り、売上高も15.6億ドルと市場予想を超過。雇用関連サービスと人事アウトソーシング需要が安定的に拡大。中小企業向け顧客基盤の強さが業績を下支えし、米労働市場の底堅さを反映した決算内容
  • CAG:コナグラ・ブランズ(生活必需品)
    1株利益は0.45ドルと予想0.44ドルを小幅に上回るも、売上高は29.8億ドルとほぼ予想並み。価格転嫁の一巡で売上成長は鈍化する一方、原材料コストの落ち着きが利益を支援。ディフェンシブ銘柄としての安定感が意識される内容
  • LW:ラム・ウェストン(生活必需品)
    1株利益は0.69ドルと予想0.64ドルを上回り、売上高も16.2億ドルと予想超過。冷凍ポテト製品の外食向け需要が堅調で、北米市場が業績を牽引。価格調整と生産効率改善が収益押し上げ要因となり、食品関連の底堅さを示す決算結果

主な経済ニュース

  • インフレ鈍化(CPI)で利下げ期待が再燃、株式のリスクオン加速
    11月CPIが市場予想を下回り、金利先高観が後退して株式に買い戻し加速。もっとも政府機関閉鎖の影響で一部データ欠落があり、数値の「見かけの弱さ」への警戒も残る状況(Reuters:12/18)(WSJ:12/19)
  • 米半導体が主導、Micronの強気見通しでAI関連に追い風
    MicronがAI向けメモリ需要を背景に強い見通しを提示し、半導体株が上昇波及。SOX(半導体株指数)の上振れがNASDAQ押し上げ要因となる展開、年末のポジション調整を伴う値動き拡大(Reuters:12/19)
  • NvidiaのIntel投資が当局承認、米半導体再編の思惑
    NvidiaのIntel投資を米競争当局がクリアし、米国内製造・設計連携の強化期待が浮上。供給網(サプライチェーン)再構築と対中リスク分散の文脈で、関連銘柄の物色材料となる可能性(Reuters:12/19)
  • TikTok米事業の新JV合意、Oracleなどのクラウド需要思惑
    ByteDanceがTikTok米事業の管理を新ジョイントベンチャーへ移す合意で、Oracleが「信頼できるセキュリティ担保役」として注目。クラウド需要の上積み期待がテック株の買い材料となる構図(Reuters:12/18)(Investing.com:12/19)
  • FRBウィリアムズ総裁「追加利下げは急がず」、金利観測を牽制
    インフレが落ち着く一方で、FRBは景気・物価の確度確認を優先する姿勢を強調。早期利下げ織り込みの行き過ぎを抑える発言として、債券利回り(国債の利率)と株のバリュエーション(株価評価)に影響(Reuters:12/19)
  • 日本の利上げでドル円が変動、グローバル資金フローの再配分
    日本の金利引き上げを受け、円金利の上昇と為替の振れが意識される局面。米株側では、為替ヘッジ(為替変動の損益を抑える取引)や日米金利差取引の巻き戻しが話題化(Reuters:12/19)
  • 原油は週間で下落基調、ロシア・ウクライナ停戦観測で供給懸念後退
    停戦協議進展の思惑が供給途絶リスクを和らげ、原油が週ベースで軟調。エネルギー株には逆風だが、インフレ圧力の低下要因として株式市場全体には追い風になり得る構図(Reuters:12/19)
  • 紅海航路の「試験的」回復、物流コスト低下期待と海運収益の綱引き
    Maerskが約2年ぶりに紅海航路を完了し、スエズ運航正常化への期待が再燃。運賃(輸送コスト)低下はインフレ抑制にプラスだが、海運企業の利益率にはマイナスとなり得る材料(Reuters:12/19)
  • 「ビットコイン大量保有企業」の指数採用が厳格化、需給悪化懸念
    ビットコインを積極購入する企業が株価指数から除外されやすくなる可能性が報じられ、パッシブ資金(指数連動資金)の需要減少が意識される展開。暗号資産関連株の変動要因として注目(Reuters:12/19)
  • Nikeが関税・中国減速で急落、消費関連の地合いを冷やす要因
    関税コスト増と中国売上の弱さで利益率が圧迫され、株価が大きく下落。消費関連のセンチメント悪化を通じて、指数の上値を抑える要因に。景気敏感株の選別色を強める材料(Reuters:12/18)(FT:12/19)

今週の動き

  • 今週の個別銘柄動向(1週間ヒートマップ)
    先端技術セクターではAI・半導体関連を中心に明暗が分かれる展開。NVDAやMUなどはAI需要の持続期待から堅調だった一方、AVGOやAAPLは利益確定売りが優勢。一般消費材ではTSLAが買われたものの、小売・住宅関連は軟調。ヘルスケアではLLYが新薬期待で上昇する一方、JNJやUNHは調整。金融は大型銀行が比較的安定し、市場全体としては材料ごとの選別色が強まった1週間。
  • 今週のセクター別動向(1週間騰落率)
    素材(Basic Materials)と一般消費材(Consumer Cyclical)がプラス圏で推移し、中国需要回復期待や自動車関連の買い戻しが支援要因。ヘルスケアは医薬品株の強弱が交錯し小幅高。金融と先端技術は方向感に欠ける展開。一方、不動産とエネルギーは金利高止まりや原油価格調整を受けて下落が目立ち、特にエネルギーは需給緩和観測が重しとなった1週間。

経済指標発表予定

以下の経済指標が発表される予定です。

主要銘柄の決算発表予定

12/22には、主要銘柄の決算発表は予定されていません。

おわりに

本日の米国株式市場は、先端技術株を中心にリスク選好が意識される一方、セクターや銘柄ごとの差が目立つ一日でした。経済指標ではインフレ期待の落ち着きが確認され、金融政策を巡る過度な警戒感はやや後退しています。企業決算では好不調が分かれ、業績の中身を丁寧に見極める姿勢が一段と重要になっています。また、AIをはじめとする技術革新への期待は依然として市場の軸である一方、地政学的リスクや金利動向は引き続き不確実要因として意識されます。短期的な値動きに振り回されず、こうした環境変化を冷静に学び取りながら、自分の投資方針を確認することが大切だと感じます。
日毎の成果や結果に一喜一憂せず、長期投資を目指して共に学び成長していければ嬉しいです。

それでは、今日も一日明るく元気に笑顔で過ごしましょう。

おことわり

投資は自己責任にてお願いします。
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図表のレファレンス

  • S&P500ヒートマップ: finviz
  • 主要3指数とドル円:  Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
  • セクター別騰落率: finviz
  • 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
  • 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
  • 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
  • 自分の米ドル建ポートフォリオ:  Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ

ABOUT ME
Muroi Kazuo
1959年2月生まれ 米国株、日本株、J-REITでFIRE達成しています。 米国株投資については、みなさんと情報共有したいと思っています。
「米国株投資」以外も見に行って下さい