【20260115】US stock market investments
S&P500 ヒートマップ(高解像度)
4%以上上昇したS&P500構成銘柄
今日は4%以上に絞って解説します。
- KLAC:KLA Corp(先端技術) +7.73%
半導体製造装置需要の底堅さが再評価され、AI向け先端ロジック・メモリ投資継続観測が買い材料。TSMC決算を受けた半導体設備投資期待の波及による上昇。 - VST:Vistra Corp(公益事業) +6.63%
電力価格の先高観とデータセンター向け電力需要拡大期待が追い風。AI関連投資増加に伴う電力需給逼迫観測が独立系発電事業者への評価を押し上げた展開。 - BLK:BlackRock Inc(金融) +5.93%
決算内容が市場予想を上回り、運用資産残高の拡大とETFへの資金流入が評価。長期投資需要の強さと安定的な手数料収益への信頼感が株価を押し上げた動き。 - MS:Morgan Stanley(金融) +5.81%
決算で資産運用部門の堅調さが示され、収益の安定性が評価。市場環境改善による投資銀行業務回復期待も加わり、金融株物色の流れに乗った上昇。 - NRG:NRG Energy Inc(公益事業) +5.79%
電力需要増加と電力価格上昇期待が株価を押し上げ。データセンター・AI関連の電力消費拡大が中長期テーマとして意識され、公益事業の中でも成長期待が先行。 - AMAT:Applied Materials Inc(先端技術) +5.69%
半導体設備投資の回復期待を背景に買い優勢。先端・成熟プロセス双方での需要見通し改善が意識され、業績の底堅さが再評価された動き。 - SNDK:Sandisk Corp(先端技術) +5.53%
メモリ市況の回復観測と在庫調整進展への期待が材料。データセンター向けストレージ需要の回復が意識され、半導体関連全体の物色に連動した上昇。 - APH:Amphenol Corp(先端技術) +5.12%
AI・データセンター向けコネクタ需要の拡大期待が継続。通信・電子部品分野での安定成長見通しが評価され、ディフェンシブ性と成長性の両立が買い材料。 - JBL:Jabil Inc(先端技術) +4.91%
電子機器受託製造の需要改善期待が支援材料。AI関連機器や産業向け需要回復観測が意識され、業績の底打ち期待から買いが先行。 - UAL:United Airlines Holdings(工業・産業) +4.76%
航空需要の底堅さと収益改善期待が背景。燃料価格下落も追い風となり、利益率改善観測から航空株全体が見直される流れ。 - GS:Goldman Sachs Group Inc(金融) +4.63%
決算でトレーディング収益の回復が確認され、市場環境改善への期待が高まった動き。金利高止まり環境下でも収益力を維持できる点が評価。 - C:Citigroup Inc(金融) +4.49%
金融株物色の流れに加え、資本効率改善と構造改革への期待が支援材料。金利環境が追い風となり、収益基盤の安定化が意識された上昇。 - ANET:Arista Networks Inc(先端技術) +4.40%
AIデータセンター向け高速ネットワーク需要の拡大期待が継続。クラウド投資の再加速観測を背景に、成長性の高い通信機器銘柄として買い優勢。 - DAL:Delta Air Lines Inc(工業・産業) +4.16%
航空需要の回復基調と燃料費低下が材料。収益性改善への期待が高まり、景気敏感株物色の一環として買いが入った展開。 - LRCX:Lam Research Corp(先端技術) +4.16%
半導体製造装置需要の回復期待が継続。メモリ・ロジック双方での設備投資再開観測が意識され、同業とともに買いが波及。 - SMCI:Super Micro Computer Inc(先端技術) +4.07%
AIサーバー需要の強さが改めて評価。短期的な調整後の押し目買いが入り、データセンター投資拡大という中期テーマが再認識された動き。 - BKR:Baker Hughes Co(エネルギー) +4.04%
エネルギー設備投資の底堅さとサービス需要の安定が評価。原油価格下落局面でも中長期の設備更新需要が意識された上昇。 - IVZ:Invesco Ltd(金融) +4.04%
資産運用業界への見直し買いが背景。市場回復による運用資産増加期待と、コスト管理強化による収益改善観測が株価を押し上げた展開。
3%以上下落したS&P500構成銘柄
- HOOD:Robinhood Markets Inc(金融) −7.80%
暗号資産関連株の下落と個人投資家売買の減速懸念が重荷。取引量の変動が業績に直結しやすいビジネスモデルへの警戒感が再燃し、利益確定売りが優勢となった展開。 - COIN:Coinbase Global Inc(金融) −6.48%
ビットコイン価格の調整と暗号資産市場全体のボラティリティ低下が逆風。取引高減少による収益鈍化懸念が意識され、暗号資産関連銘柄への売りが集中した動き。 - DVN:Devon Energy Corp(エネルギー) −4.22%
原油先物価格の急落が直撃し、収益見通し悪化への懸念が拡大。配当原資やキャッシュフロー減少への警戒から、エネルギー株全体が売られた流れ。 - BSX:Boston Scientific Corp(ヘルスケア) −3.96%
前日の上昇に対する反動と高バリュエーションへの警戒感が重荷。買収関連ニュース消化後の利益確定売りが入り、短期的な調整局面となった動き。 - CHTR:Charter Communications Inc(通信サービス) −3.82%
加入者数の伸び悩みと競争激化への懸念が継続。通信業界全体の成長鈍化観測が意識され、ディフェンシブ性を評価する買いが後退した展開。 - LLY:Eli Lilly & Co(ヘルスケア) −3.76%
医薬品株全体の調整と高値圏での利益確定売りが要因。成長期待は維持されるものの、バリュエーションの高さが短期的な上値抑制材料となった動き。 - IBM:International Business Machines Corp(先端技術) −3.59%
IT投資減速への警戒と大型テクノロジー株の利益確定売りが影響。成長加速には時間を要するとの見方から、短期資金が流出した局面。 - IT:Gartner Inc(先端技術) −3.58%
企業のIT支出に対する慎重姿勢が意識され、調査・コンサル需要減速懸念が重荷。景気動向に敏感なビジネスモデルへの警戒感が先行。 - OKE:Oneok Inc(エネルギー) −3.30%
原油・天然ガス価格下落を受けたエネルギー関連株売りの影響。中流事業の安定性は評価されるものの、セクター全体の弱さに引きずられた展開。 - GEHC:GE HealthCare Technologies Inc(ヘルスケア) −3.25%
医療機器株全体の調整と利益確定売りが要因。成長期待は維持されるが、短期的にはバリュエーション調整が意識された動き。 - GPN:Global Payments Inc(先端技術) −3.21%
決済関連株への見直し売りと競争激化懸念が重荷。成長率鈍化への警戒感から、フィンテック銘柄全体が調整局面となった流れ。 - MRNA:Moderna Inc(ヘルスケア) −3.01%
ワクチン需要先行き不透明感と研究開発費負担への懸念が継続。明確な材料不足の中で、戻り売りが優勢となった展開。
セクター別騰落率
公益事業と工業・産業が1%近い上昇となり、景気敏感株とディフェンシブの双方に買いが入るバランスの取れた一日。先端技術や不動産も堅調で、金利高止まりへの耐性が意識された展開。一方、エネルギーとヘルスケアは下落し、原油価格の急落や高バリュエーション調整が重荷。通信サービスも売られ、セクター間で明暗が分かれる構図。
主要3指数の動き
- S&P500(6,944.49、前日比+0.26%)
半導体関連の買い戻しと金融株の底堅さが指数を押し上げた一日。前日に調整した大型ハイテクが持ち直し、指数全体の下値を支える構図。米金利が高止まりする中でも、企業業績の安定感が意識され、リスク回避姿勢は限定的。指数は高値圏を維持し、押し目買い意欲が継続している状況。 - Dow30(49,442.26、前日比+0.60%)
主要指数の中で最も強い上昇率となり、金融・資本財など景気敏感株が牽引。大手銀行の決算内容が評価され、金利環境が厳しい中でも収益力への信頼が回復した形。ディフェンシブよりもバリュー株への資金流入が目立ち、相場の裾野が広がっていることを示唆する動き。 - NASDAQ(23,530.02、前日比+0.25%)
半導体とAI関連を中心に反発する一方、上値では利益確定売りも入り伸びは限定的。成長株は金利動向に敏感なため方向感に欠けるが、下押し局面では押し目買いが入り底堅さを維持。高バリュエーションへの警戒と中長期成長期待が拮抗する、神経質な値動き。
ドル円の動き
米指標の底堅さを背景にドル買いが優勢となり、ドル円は158円台後半まで上昇。米長期金利の高止まりと利下げ期待後退がドルを支えた一方、株高によるリスク選好も円売り要因。日本側は材料乏しく、米要因主導の値動き。
原油先物・米10年国債利回り・VIX・金先物の動き
- 原油先物(58.81ドル、前日比−4.96%)
中東情勢を巡る緊張緩和観測と米国の供給余力への意識から大幅下落。リスクプレミアム(地政学的な上乗せ分)の剥落に加え、需要見通しの慎重化も売り材料。エネルギー株には逆風となる一方、インフレ懸念後退要因。 - 米10年国債利回り(4.160%、前日比+0.48%)
米経済指標の底堅さを背景に利回りが上昇。利下げ時期の後ずれ観測が意識され、債券売りが優勢。株式市場では成長株の上値を抑える要因となる一方、金融株には追い風となる構図。 - VIX指数(15.95、前日比−4.78%)
株価の安定とリスク回避姿勢の後退を受けて低下。投資家の警戒感が和らぎ、短期的な不安定局面を織り込む動きが後退。水準は落ち着いた範囲にあり、市場心理は比較的平常モード。 - 金先物(4,609.10ドル、前日比−0.57%)
ドル高と長期金利上昇を背景に続落。安全資産としての需要が後退し、利益確定売りが優勢。地政学リスク後退とインフレ懸念の沈静化が重なり、短期的には調整局面を意識する展開。
私の米ドル建ポートフォリオ +0.10%(前日比)
私のポートフォリオは前日比+0.10%と、小幅ながらプラスで終えました。VGTやVOOが堅調に推移し、米国株全体の底堅さを素直に反映した一日だったと感じています。特にテクノロジー株の戻りが支えとなり、VYMやVIGといった配当系ETFも安定した動きでした。一方で金価格の下落を受けてGLDMはマイナスとなりましたが、全体への影響は限定的でした。値動きは大きくありませんが、分散効果が効いており、落ち着いて保有を続けられる内容だったと思います。
経済指標発表 結果
- フィラデルフィア連銀製造業景気指数(1月)
総合指数は12.6と前回から改善し、プラス圏を維持。新規受注や設備投資指数も堅調で、製造業の回復基調を示唆。一方、支払価格指数は高水準を維持しており、インフレ圧力が完全には解消されていない点が金融政策判断で意識される内容。 - 新規失業保険申請件数
申請件数は198Kと予想を下回り、労働市場の底堅さを再確認する結果。解雇が限定的で雇用環境が安定していることを示す一方、利下げを急ぐ必要性が低いとの見方を強め、米金利高止まり要因として市場に影響。 - 輸出入物価指数(11月)
輸出価格は前月比0.5%上昇、輸入物価も0.4%上昇とインフレ圧力の再燃を示唆。エネルギーや一部財価格の影響が残り、物価の粘着性が確認される内容。FRBのインフレ警戒姿勢を正当化する材料。 - 米国債入札(4週・8週)
短期国債利回りが前回を上回り、資金需要の強さと高金利環境の継続を反映。安全資産需要はあるものの、利回り上昇が株式市場のバリュエーションに影響を与える要因として意識される結果。 - 対米証券投資・TICフロー(11月)
ネット長期TICフローが220Bと大幅な資金流入を記録。海外からの米国資産需要の強さを示し、ドル高要因として作用。米国市場の相対的な魅力と資本流入構造の継続を裏付ける内容。
主要銘柄の決算発表結果
- GS:Goldman Sachs Group(金融)
1株利益と売上高が市場予想を上回り、投資銀行部門とトレーディング収益の回復が寄与。株式・債券市場の取引活発化を背景に、マーケット関連収益が改善。資産運用部門も堅調で、金利高止まり環境下でも収益基盤の強さを示した決算内容。金融市場の正常化が進めば、収益の持続性が意識されやすい状況。 - MS:Morgan Stanley(金融)
1株利益、売上高ともに予想を上回り、特に資産運用・ウェルスマネジメント部門の安定収益が評価。市場変動が落ち着く中で、顧客資産残高が堅調に推移し、手数料収入が下支え。投資銀行業務は回復途上だが、収益構造の分散が強みとして再認識される内容。 - BLK:BlackRock(金融)
運用資産残高が過去最高水準に近づき、売上高・利益ともに市場予想を上回る結果。ETFを中心とした資金流入が続き、長期投資需要の強さを反映。市場環境に左右されにくいビジネスモデルが改めて評価され、世界最大級の資産運用会社としての安定感を示した決算。 - JBHT:J.B. Hunt Transport Services(工業・産業)
1株利益は市場予想を上回ったものの、売上高は概ね予想並みの着地。物流需要の回復は限定的で、運賃水準の調整局面が続く状況。コスト管理の徹底により収益性を確保している点は評価されるが、景気動向次第で先行きの不透明感も残る内容。
主な経済ニュース
- TSMC決算が半導体株の反発材料
TSMCが強い業績見通しを示し、半導体関連に買い戻しが波及。AI向け投資が続くとの期待が、直近の調整局面でのセンチメント(投資家心理)改善材料となった構図。(Reuters:01/15) - 設備投資増で製造装置銘柄に追い風
TSMCが2026年の設備投資を$52-$56Bに引き上げ、製造装置・周辺サプライチェーンに需要増の連想。ASMLなどに買いが入り、半導体サイクル底堅さの再確認材料。(Reuters:01/15) - 金融大手の決算が相場下支え
ゴールドマン、モルガン・スタンレーの好決算に加え、ブラックロックの運用資産残高(AUM)が過去最高水準との報道で金融株の支え。金利見通し不透明でも業績の底堅さが材料。(Reuters:01/15) - 中小型株の強さで「広がり」意識
S&P 400やラッセル2000が高値圏となり、上昇が一部大型株だけでないとの見方。指数全体の粘りを支え、リスク選好(リスクを取る姿勢)の回復サインとの受け止め。(Reuters:01/15) - 新規失業保険申請の改善も解釈は慎重
新規失業保険申請が198,000件へ低下。ただし季節調整(季節要因をならす計算)の難しさも指摘され、雇用は「解雇は少ないが採用も弱い」停滞感との整理。(Reuters:01/15) - イラン警戒後退で原油急落、逃避需要の巻き戻し
トランプ大統領の発言で対イラン緊張がいったん和らぎ、原油が大きく下落。金も高値から反落し、安全資産買いの巻き戻しが市場全体の落ち着きにつながった局面。(Reuters:01/15) - ドル高が進行し為替面の材料に
米指標を受けドルが6週間ぶり高値圏との報道。輸入物価や多国籍企業の利益換算への影響が意識されやすく、金利・株式と合わせたクロスアセット(複数資産)での注目点。(Reuters:01/15) - ボストン・サイエンティフィックが$14.5B買収
同社がペナンブラを$14.5Bで買収する大型案件。医療機器の成長領域を取り込む動きとして注目され、ヘルスケアのM&A(合併・買収)再活性化の象徴との見方。(Reuters:01/15) - クレジットカード金利上限案が金融株の上値要因を制約
クレジットカード金利を10%で上限とする案が改めて意識され、貸出採算や与信(信用供与)への影響を警戒する声。好決算でも政策リスクが残る構図。(Reuters:01/15) - データセンター投資拡大がAI需要の裏付け
ブラックストーンが独でデータセンター投資と報道。AI・クラウド需要を背景に電力・インフラ投資が増えやすく、関連セクターの中期テーマとして意識される材料。(Reuters:01/15)
経済指標発表予定
以下の経済指標が発表される予定です。
主要銘柄の決算発表予定
以下の主要銘柄の決算発表がなされる予定です。
おわりに
本日の米国株式市場は、主要指数がそろって堅調に推移し、半導体や金融を中心に幅広い銘柄に買いが入りました。経済指標では雇用の底堅さと製造業の改善が確認される一方、物価の粘着性も意識され、金利は高止まりしています。企業決算では金融大手の安定した収益力が評価され、AIやデータセンター関連など技術分野への中長期的な期待も継続しています。地政学的リスクは一時的に後退しましたが、原油や為替の変動が示すように市場環境は常に変化します。短期的な値動きに振り回されず、データと事実を積み重ねながら、長期投資を軸に冷静な判断を続けていきたいものです。日毎の成果や結果に一喜一憂せず、長期投資を目指して共に学び成長していければ嬉しいです。
それでは、今日も一日明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
投資は自己責任にてお願いします。
このブログには広告が挿入されています。この広告はGoogle社が読者の好みに応じて選んで提供しているものです。興味がございましたらご覧いただければ幸いです。投資に関する広告が表示されても、私の推奨ではないことをご理解いただければ幸いです。
図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とドル円: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
