【20260212】US stock market investments
S&P500 ヒートマップ(高解像度)
5%以上上昇したS&P500構成銘柄
- EQIX:Equinix, Inc.(不動産) +10.41%
データセンター需要の強さとAI関連投資拡大期待が追い風となった。クラウド大手の設備投資計画が堅調と報じられ、コロケーション需要(自社サーバーを外部施設に設置する形態)の拡大観測が買いを誘った。 - AKAM:Akamai Technologies, Inc.(先端技術) +10.35%
セキュリティとエッジコンピューティング分野の成長見通しが再評価された。企業のサイバー対策需要が底堅いとの見方から、収益安定性が評価され短期資金の買い戻しが入った。 - ZBRA:Zebra Technologies Corporation(先端技術) +8.58%
物流自動化や在庫管理ソリューション需要の回復期待が材料視された。企業の設備更新投資が持ち直すとの観測が広がり、業績回復局面入りを先取りする動きとなった。 - MSI:Motorola Solutions, Inc.(先端技術) +7.67%
公共安全向け通信機器や監視ソリューションの受注堅調が評価された。政府・自治体需要が安定していることから、防衛的成長株として資金流入が強まった。 - EXC:Exelon Corporation(公益事業) +6.97%
長期金利低下を受けて高配当の公益株が物色された。電力料金改定の進展や規制環境の安定も支援材料となり、ディフェンシブ銘柄への資金シフトが鮮明となった。 - HWM:Howmet Aerospace Inc.(工業・産業) +6.04%
航空機需要の回復とエンジン部材受注増加期待が背景である。航空宇宙向け高付加価値部品の受注残が評価され、景気敏感株の中でも選別的な買いが入った。 - IFF:International Flavors & Fragrances Inc.(素材) +5.89%
コスト削減策と資産売却による財務改善期待が買い材料となった。消費財向け香料・原料需要が安定しているとの見方が再評価を促した。 - STX:Seagate Technology Holdings plc(先端技術) +5.87%
データ保存需要の拡大観測が支援材料である。AI向けデータセンター増設に伴う大容量ストレージ需要が意識され、同業他社にも連想買いが波及した。 - IRM:Iron Mountain Inc.(不動産) +5.77%
データ保管・データセンター事業の成長期待が背景である。安定配当とキャッシュフロー創出力が評価され、REIT(不動産投資信託)銘柄への資金流入が加速した。 - SNDK:Sandisk Corporation(先端技術) +5.16%
メモリー市況の底打ち期待が高まり買いが優勢となった。半導体価格の回復兆候が報じられ、業績改善シナリオを織り込む動きが強まった。
5%以上下落したS&P500構成銘柄
- APP:AppLovin Corp. Class A(先端技術) -19.68%
決算発表後の失望売りが主因である。広告事業の成長鈍化懸念とガイダンスの弱さが嫌気され、AI関連として買われてきた反動の利益確定売りが集中した。 - TYL:Tyler Technologies, Inc.(先端技術) -15.39%
公共向けIT支出の伸び鈍化観測が重しとなった。バリュエーションが高水準であったことから、成長減速懸念を受けたポジション調整が加速した。 - CHRW:C.H. Robinson Worldwide, Inc.(工業・産業) -14.54%
物流需要の減速と運賃市況の軟化が背景である。貨物取扱量の回復が遅れるとの見方から、業績見通しに対する警戒感が強まった。 - EXPD:Expeditors International of Washington, Inc.(工業・産業) -13.18%
国際輸送量の鈍化とマージン圧縮懸念が売り材料である。景気敏感株としてリスク回避局面で売られやすい地合いとなった。 - CSCO:Cisco Systems, Inc.(先端技術) -12.32%
通期見通しの慎重姿勢が嫌気された。企業向けネットワーク機器需要の回復が想定より遅れるとの見方が広がり、利益率低下懸念が強まった。 - ROL:Rollins, Inc.(工業・産業) -10.53%
害虫駆除サービスの成長鈍化が材料視された。ディフェンシブ銘柄であるが、割高感の修正が進み利益確定売りが優勢となった。 - ALB:Albemarle Corporation(素材) -9.41%
リチウム価格の軟調推移が続き、収益改善見通しが後退した。EV需要の伸び悩み観測が資源株全体への重しとなった。 - DELL:Dell Technologies Inc. Class C(先端技術) -9.13%
PC需要回復の不透明感が再燃した。AIサーバー期待はあるものの、従来型事業の収益性低下が意識され売りが優勢となった。 - CBRE:CBRE Group, Inc. Class A(不動産) -8.84%
商業用不動産市場の停滞が続くとの懸念が背景である。取引件数の減少と手数料収入の伸び悩みが業績圧迫要因と見られた。 - HOOD:Robinhood Markets, Inc. Class A(金融) -8.79%
個人投資家の取引活動減速観測が重しとなった。市場ボラティリティ低下局面では手数料収益が伸び悩むとの懸念が広がった。 - XYZ:Block, Inc. Class A(金融) -8.77%
決済取扱高の伸び鈍化懸念が売り材料である。暗号資産関連収益の変動性も意識され、成長株への資金流出が進んだ。 - DASH:DoorDash, Inc. Class A(一般消費材) -8.17%
消費減速懸念と競争激化が背景である。販促費増加による利益率圧迫が意識され、投資家の慎重姿勢が強まった。 - COIN:Coinbase Global, Inc. Class A(金融) -7.90%
暗号資産価格の調整が直撃した。取引量減少観測が広がり、業績変動リスクの高さが再認識された。 - FOXA:Fox Corporation Class A(通信サービス) -7.66%
広告収入の不透明感が売り材料である。メディア業界の競争激化と視聴率低下懸念が株価の重しとなった。 - FOX:Fox Corporation Class B(通信サービス) -7.32%
放送広告市場の減速懸念が背景である。コスト増加と収益成長鈍化が意識され、クラスA株と同様に売られた。 - FFIV:F5, Inc.(先端技術) -7.31%
企業向けIT投資の慎重姿勢が影響した。ネットワーク関連需要の減速観測が広がり、業績見通しへの警戒感が高まった。 - CPAY:Corpay, Inc.(金融) -7.30%
企業決済分野の成長鈍化懸念が材料視された。為替変動による収益影響も意識され、利益確定売りが優勢となった。 - NTAP:NetApp, Inc.(先端技術) -7.25%
ストレージ需要の回復ペースに対する懸念が背景である。AI関連需要期待が先行していた分、失望売りが膨らんだ。 - CTSH:Cognizant Technology Solutions Corporation(先端技術) -7.16%
ITアウトソーシング需要の鈍化が重しとなった。企業のコスト削減姿勢が続くとの見方から、受注見通しに不透明感が広がった。 - GWW:W.W. Grainger, Inc.(工業・産業) -7.14%
産業向け需要の減速懸念が材料である。設備投資の先行き不透明感が強まり、景気敏感株として売られた。 - CPRT:Copart, Inc.(一般消費材) -7.06%
中古車関連市場の調整観測が背景である。取扱台数の伸び鈍化が懸念され、利益確定売りが優勢となった。 - ALGN:Align Technology, Inc.(ヘルスケア) -6.91%
歯科矯正需要の回復鈍化が材料視された。消費関連支出の減速懸念が業績見通しを圧迫するとの見方である。 - PSKY:Paramount Global(通信サービス) -6.90%
動画配信競争の激化が背景である。広告市場の低迷とコンテンツ投資負担増が収益を圧迫するとの懸念が強まった。 - HPE:Hewlett Packard Enterprise Company(先端技術) -6.76%
企業向けサーバー需要の減速懸念が重しとなった。価格競争の激化と利益率低下懸念が意識された。 - TTWO:Take-Two Interactive Software, Inc.(通信サービス) -6.64%
ゲームソフト販売の変動性が嫌気された。主力タイトル発売時期の不透明感が投資家心理を冷やした。 - WYNN:Wynn Resorts, Limited(一般消費材) -6.63%
マカオ市場の回復鈍化観測が背景である。訪問客数の伸び悩みが収益に影響するとの見方が強まった。 - EMR:Emerson Electric Co.(工業・産業) -6.26%
産業機器需要の先行き不透明感が重しとなった。景気減速懸念が資本財関連株に波及した。 - ROK:Rockwell Automation, Inc.(工業・産業) -6.09%
製造業向け自動化投資の減速観測が売り材料である。受注の伸び鈍化が業績見通しに影響すると見られた。 - CDW:CDW Corporation(先端技術) -6.03%
企業IT支出の慎重姿勢が影響した。ハードウェア更新需要の鈍化が業績懸念につながった。 - CSGP:CoStar Group, Inc.(不動産) -5.93%
商業不動産情報サービス需要の減速懸念が背景である。市場取引低迷が収益に影響するとの見方が広がった。 - BK:The Bank of New York Mellon Corporation(金融) -5.58%
市場取引量減少と手数料収入の伸び悩み懸念が売り材料である。金利動向の不透明感も影響した。 - CVNA:Carvana Co. Class A(一般消費材) -5.47%
中古車需要の変動性が意識された。金利高止まりによる自動車ローン負担増が販売に影響するとの見方である。 - RVTY:Revvity, Inc.(ヘルスケア) -5.47%
研究機関向け需要の鈍化が背景である。バイオ関連投資の減速観測が重しとなった。 - RMD:ResMed Inc.(ヘルスケア) -5.35%
医療機器価格競争激化が材料視された。利益率低下懸念が広がり、成長株からの資金流出が進んだ。 - C:Citigroup Inc.(金融) -5.32%
投資銀行部門の収益不透明感が重しとなった。市場環境の変動性が高まり、金融株全体に売りが波及した。 - DIS:Walt Disney Company(通信サービス) -5.31%
動画配信事業の収益改善ペースに対する懸念が背景である。テーマパーク需要の鈍化観測も株価の重しとなった。 - FISV:Fiserv, Inc.(金融) -5.30%
決済取扱高の伸び鈍化懸念が材料視された。中小企業向け需要の減速観測が影響した。 - FCX:Freeport-McMoRan Inc.(素材) -5.22%
銅価格の軟化が主因である。中国需要減速観測が資源価格を圧迫し、資源株に売りが広がった。 - NEM:Newmont Corporation(素材) -5.20%
金価格下落が直撃した。安全資産需要後退とドル高進行が貴金属価格の重しとなった。 - MPC:Marathon Petroleum Corporation(エネルギー) -5.09%
原油価格の下落が背景である。需要見通しの下方修正がエネルギー株全体に波及した。 - JBHT:J.B. Hunt Transport Services, Inc.(工業・産業) -5.06%
トラック輸送需要の鈍化観測が重しとなった。運賃市況の軟化が業績懸念を高めた。 - SMCI:Super Micro Computer, Inc.(先端技術) -5.02%
AIサーバー需要への過度な期待修正が進んだ。競争激化と利益率低下懸念が意識され、短期資金の売りが優勢となった。 - BLDR:Builders FirstSource, Inc.(工業・産業) -5.02%
住宅着工件数の減速観測が背景である。金利高止まりが住宅関連需要を圧迫するとの見方が強まった。 - AAPL:Apple Inc.(先端技術) -5.00%
iPhone販売の伸び鈍化観測と中国市場での競争激化懸念が重しとなった。加えて、サービス部門の成長率減速や規制リスクへの警戒が再燃し、高バリュエーションの修正売りが加速した。指数寄与度が高い主力株であることから、機関投資家のポジション調整も下落幅拡大の一因である。
セクター別騰落率
全体としてリスク回避姿勢が強まり、景気敏感株と成長株が売られる一方で、ディフェンシブセクターに資金がシフトする構図である。特に素材や先端技術の下落が目立ち、金利低下局面にもかかわらずバリュエーション調整が優勢となった一日である。
- 素材(Basic Materials)、-3.53%
資源価格の軟化と世界景気減速懸念が重しとなった。銅やリチウム関連銘柄に売りが広がり、景気敏感セクターとして下落率が最大となった。 - 先端技術(Technology)、-2.45%
半導体やソフトウェア株に利益確定売りが集中した。AI関連銘柄の過熱感修正が進み、高PER銘柄への売り圧力が強まった。 - エネルギー(Energy)、-2.06%
原油価格の下落が直撃した。需要見通しの下方修正が意識され、石油メジャーや精製株が軟調に推移した。 - 金融(Financial)、-1.79%
長期金利低下が利ざや縮小懸念につながった。投資銀行部門の収益不透明感も重なり、銀行株中心に売りが優勢である。 - 通信サービス(Communication Services)、-1.79%
メディア・インターネット関連株が軟調である。広告市場の減速懸念と成長鈍化観測が重しとなった。 - 一般消費材(Consumer Cyclical)、-1.77%
消費減速懸念が広がり、小売や旅行関連株が売られた。金利高止まりによる家計負担増が意識される展開である。 - 工業・産業(Industrials)、-1.52%
資本財や輸送関連が軟調である。設備投資や物流需要の先行き不透明感が売り材料となった。 - 生活必需品(Consumer Defensive)、+1.44%
景気変動の影響を受けにくい銘柄に資金が流入した。ディフェンシブ性と安定収益が評価され、数少ない上昇セクターとなった。 - 公益事業(Utilities)、+1.23%
長期金利低下を背景に高配当株が物色された。安定キャッシュフローへの選好が強まり、相対的に堅調な値動きである。
主要3指数の動き
S&P500(6,832.76、-1.57%)
ハイテク株主導で全面安となった。AI関連銘柄の決算失望やガイダンス引き下げが相次ぎ、バリュエーション(株価の割高感)調整が進んだ。長期金利は低下したが、企業業績への警戒感が勝り、幅広いセクターに売りが波及した一日である。
Dow30(49,451.98、-1.34%)
景気敏感株や金融株が軟調に推移し、指数を押し下げた。資本財やエネルギー関連に利益確定売りが広がり、ディフェンシブ銘柄も支え切れなかった。市場全体でリスク回避姿勢が強まり、大型優良株にも売りが波及した展開である。
NASDAQ(22,597.15、-2.03%)
成長株の下落が顕著で、3指数の中で最大の下落率となった。半導体、ソフトウェア、クラウド関連に売りが集中し、AI投資期待の過熱修正が進行した。高PER(株価収益率)が意識され、短期資金の流出が加速した地合いである。
ドル円の動き
ドル円は152円台後半から152円前半へ下落した。米長期金利の低下と株安進行を受けてドル売りが優勢となり、一時152.25円近辺まで円高が進んだ。CPI発表を控えポジション調整も重なり、方向感は限定的であった。
原油先物・米10年国債利回り・VIX・金先物の動き
- WTI原油先物(62.86ドル、-2.74%)
IEAの需要見通し下方修正や在庫増加観測を背景に売りが優勢となった。景気減速懸念も重なり、供給過剰意識が強まった。エネルギー株には逆風であり、インフレ圧力はやや緩和方向である。 - 米10年国債利回り(4.104%、-1.63%)
株安進行を受けた安全資産需要の高まりから利回りは低下した。インフレ指標発表を前にしたポジション調整も影響し、債券買いが優勢であった。金融株にはやや重しとなる動きである。 - VIX指数(20.92、+18.56%)
株式市場の急落を受けてボラティリティ(価格変動率)が急上昇した。投資家のリスク回避姿勢が強まり、ヘッジ需要が拡大した結果である。心理的節目の20を回復し警戒感が高まった。 - 金先物(4,937.70ドル、-3.15%)
ドル高基調と利益確定売りが重なり大幅安となった。株安局面でも換金売りが優勢であり、安全資産としての買いは限定的であった。短期的なポジション調整色が強い動きである。
私の米ドル建ポートフォリオ -1.97%(前日比)
私の米ドル建ポートフォリオは前日比-1.97%と下落しましたが、堅調な雇用統計が示す米国経済の基礎体力を踏まえれば、過度に悲観する局面ではないと考えています。VGTの下げが全体を押し下げましたが、企業業績の長期トレンドが崩れたわけではありません。短期の値動きに振り回されず、データを確認しながら耐えるべき時は耐える姿勢を維持したいと思います。
経済指標発表 結果
- 米国新規失業保険申請件数(227K、予想222K、前回232K)
前週比で減少し、労働市場の底堅さを示した。予想はやや上回ったが、歴史的に見ても低水準で推移している。企業の解雇は限定的であり、雇用環境は依然として堅調であることが確認された。 - 米国失業保険継続受給者数(1,862K、予想1,850K、前回1,841K)
前回から増加し、再就職までの期間がやや長期化している可能性を示す。急激な悪化ではないが、労働需給の逼迫は徐々に緩和している兆しである。賃金上昇圧力の鈍化につながるかが焦点である。 - 米国中古住宅販売件数(3.91M、予想4.16M、前回4.27M)
市場予想を大きく下回り、住宅市場の減速を示した。高金利環境が購入意欲を抑制している。住宅関連株には逆風であり、金利動向が今後の回復を左右する構図である。 - 米国天然ガス在庫(-249B、予想-256B、前回-360B)
在庫取り崩し幅は予想より小さく、需給は比較的安定している。寒波の影響は限定的であり、エネルギー価格の急騰懸念は後退した。インフレ圧力緩和の一因となる可能性がある。 - 米国30年物国債入札利回り(4.750%、前回4.825%)
前回より低い利回りで落札され、債券需要の強さが確認された。安全資産志向が強まる中、長期金利の上昇圧力はやや後退した。株式市場のバリュエーション調整にも影響を与える指標である。
主要銘柄の決算発表結果
- AMAT:Applied Materials, Inc.(先端技術(Technology))
EPS2.38ドルと市場予想2.21ドルを上回り、売上も70.1億ドルと堅調であった。先端ロジックおよびAI向け半導体装置需要が業績を支えた。一方で中国向け売上比率や受注動向への警戒も残り、株価は一時調整したが中長期の設備投資循環は維持されている。 - ANET:Arista Networks, Inc.(先端技術(Technology))
EPS0.82ドルと予想を上回り、売上も24.9億ドルと堅調であった。データセンター向け高速ネットワーク需要が継続している。AIクラウド投資の恩恵を受ける銘柄として評価は高いが、顧客集中リスクが意識され株価は神経質な動きである。 - ABNB:Airbnb, Inc.(一般消費材(Consumer Cyclical))
EPS0.56ドルと予想0.66ドルを下回ったものの、売上は27.8億ドルとほぼ計画通りである。旅行需要は底堅いが、競争激化と規制強化がマージン圧迫要因である。ガイダンスの慎重さが株価の重しとなった。 - HWM:Howmet Aerospace Inc.(工業・産業(Industrials))
EPS1.05ドルと予想を上回り、売上22億ドルも堅調であった。航空機エンジン部品需要が引き続き拡大している。受注残の厚さが評価され、航空宇宙向け高付加価値製品の利益率改善が確認された。 - AEP:American Electric Power Company, Inc.(公益事業(Utilities))
EPS1.19ドルと市場予想を上回った。規制環境下での安定収益モデルが改めて評価された。再生可能エネルギー投資の進展もあり、長期的なキャッシュフロー見通しは安定的である。 - PSA:Public Storage(不動産(Real Estate))
EPS2.60ドルと予想を上回ったが、売上は横ばい圏である。セルフストレージ需要は堅調だが、金利動向が評価に影響しやすい。配当利回りの魅力が下支え要因である。 - CBRE:CBRE Group, Inc.(不動産(Real Estate))
EPS2.73ドルと予想を上回ったものの、商業用不動産取引の停滞が続いている。手数料収入の回復は限定的で、金利高止まりが市場活動を抑制している。短期的な業績変動リスクが残る。 - IRM:Iron Mountain Inc.(不動産(Real Estate))
EPS0.61ドルと予想をやや上回り、売上18億ドルも堅調である。データセンター事業拡大が成長ドライバーであり、従来の文書保管事業の安定収益と組み合わせたモデルが評価された。 - EXPE:Expedia Group, Inc.(一般消費材(Consumer Cyclical))
EPS3.78ドルと予想を上回り、売上35.5億ドルも堅調であった。旅行需要は回復基調を維持しているが、広告宣伝費増加が利益率に影響する。競争環境の激化が今後の焦点である。 - ZBRA:Zebra Technologies Corporation(先端技術(Technology))
EPS4.33ドルと予想通りで、売上も14.8億ドルと安定的である。物流・在庫管理向け需要の回復が確認された。コスト管理の徹底により利益率は改善傾向にある。 - WYNN:Wynn Resorts, Limited(一般消費材(Consumer Cyclical))
EPS1.17ドルと予想1.47ドルを下回った。マカオ市場の回復ペースが鈍く、VIP顧客需要が弱含んでいる。観光需要の変動性が業績に影響しやすい構造である。 - BAX:Baxter International Inc.(ヘルスケア(Healthcare))
EPS0.44ドルと予想を下回った。医療機器部門の売上成長が鈍化している。コスト構造改革は進むが、利益率改善には時間を要する見通しである。 - FRT:Federal Realty Investment Trust(不動産(Real Estate))
EPS1.48ドルと予想を上回った。商業施設の稼働率改善が進み、賃料収入は安定している。高配当REITとしての安定性が評価される一方、金利動向には敏感である。
主な経済ニュース
- 米国株はAI警戒でハイテク主導の下落
ハイテク株が2%超下落し、S&P500は-1.13%、NASDAQは-1.79%と調整した。AIがソフトウェア等の収益構造を揺さぶるとの見方が再燃し、CPI発表前のポジション調整も重なった。(Reuters:02/12) - CPI待ちでFRB利下げ観測が揺り戻し
前日の強い雇用関連指標を受け、早期利下げ期待が後退した状態でCPIを迎える構図である。インフレが上振れれば金利高止まりが意識され、株式の割引率(将来利益を現在価値に直す利率)上昇が重しになり得る。(Investing.com:02/12) - 米10年債利回りは大幅低下しリスク回避が優勢
株安局面で安全資産需要が強まり、米10年債利回りは4.106%へ低下した。金利低下は株の下支え要因になり得る一方、「景気より不確実性」を映す局面ではディフェンシブ選好が強まりやすい。(Reuters:02/12) - シスコ急落でネットワーク機器に利益率懸念
Ciscoが利益率見通しの弱さを嫌気され急落し、ハードウェア関連のセンチメントを冷やした。AI投資拡大の一方で部材・コスト増が利益率を圧迫するとの連想が働き、同業や周辺銘柄へ波及しやすい。(WSJ:02/12) - AppLovin急落で“好決算でも売られる”相場観
AppLovinが決算後に急落し、成長株の評価が「売上成長」より「持続性と収益品質」に傾いた。AI関連の期待が高い局面ほど、わずかな失望でバリュエーション(株価の割高割安評価)調整が起きやすい。(Financial Times:02/12) - AIの破壊的影響がソフトウェア・物流にも波及
AIが業務ソフトや物流仲介などの付加価値を代替し得るとの見方から、関連銘柄が売られた。勝ち組(インフラ提供側)と負け組(代替される側)の選別が進み、指数より個別要因が支配しやすい地合いである。(Reuters:02/12) - 米国株集中の巻き戻し観測が強まる
「2026年は米国以外が優位」との見方が広がり、地域分散の議論が再燃した。米大型株偏重が続いた反動として、資金がアジア・中南米などへ回りやすいとの整理で、米株の上値追いを抑える材料になり得る。(Bloomberg:02/12) - 原油はIEAの需要下方修正で下落しインフレ圧力を緩和
IEAが2026年の需要増を下方修正し、供給超過見通しが意識された。WTIは62.84ドル(-2.77%)まで下げ、エネルギー株には逆風だが、物価面ではインフレ懸念を和らげやすい。(Reuters:02/12) - 金は-2.83%と大きく下落し換金売りの色
株の調整とともに金も下落し、リスクオフ局面でも「現金化」が優先される展開となった。安全資産買いというより、ポジション解消が価格を動かす局面ではボラティリティ(値動きの大きさ)が上がりやすい。(Reuters:02/12) - サイバー領域で対中リスクが再浮上
Palo Alto Networksが大規模サイバー活動の帰属(攻撃主体の特定)を巡り対中配慮をしたと報じられ、地政学×サイバーの緊張が意識された。規制・報復リスクは、セキュリティ株の評価にも影響し得る。(Reuters:02/12)
経済指標発表予定
以下の経済指標が発表される予定です。
主要銘柄の決算発表予定
以下の主要銘柄の決算発表がなされる予定です。
おわりに
本日は、雇用統計の底堅さが確認された一方で、AI関連株を中心としたバリュエーション調整や原油安、長期金利低下、そして地政学的な不透明感が重なり、株式市場はリスク回避色の強い一日となりました。短期的には値動きが荒くなっていますが、米国経済の基礎体力や企業の収益力が大きく崩れたわけではありません。日々の騰落に一喜一憂するのではなく、データを確認しながら長期目線で資産形成を続けていくことが大切だと考えています。共に学び、冷静に、そして着実に歩んでまいりましょう。
それでは、今日も一日明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
投資は自己責任にてお願いします。
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とドル円: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
