【20260213】US stock market investments
S&P500 ヒートマップ(高解像度)
5%以上上昇したS&P500構成銘柄
- COIN:Coinbase Global, Inc. Class A(金融) +16.46%
決算は弱めでも、経営陣が「押し目買いの動き」や収益見通しを強調し、暗号資産(仮想通貨)関連のセンチメント改善で買い戻しが優勢となった動きだ。 - AMAT:Applied Materials, Inc.(先端技術) +8.08%
四半期決算と次期見通しが市場予想を上回り、AI向け半導体投資(製造装置需要)とメモリ市況の引き締まり期待が追い風となった上昇だ。 - DXCM:DexCom, Inc.(ヘルスケア) +7.59%
決算が予想を上回り、CGM(連続血糖測定)「G7」拡販や利益率改善見通しが評価された上昇だ。中長期の成長継続が意識された格好である。 - AKAM:Akamai Technologies, Inc.(先端技術) +6.83%
クラウド/セキュリティ事業の期待、需給改善(出来高増)に加え、相対強度(他銘柄より強い値動き)評価が追い風となった買い戻し局面だ。 - HOOD:Robinhood Markets, Inc. Class A(金融) +6.82%
暗号資産価格の持ち直しに連動しやすい局面が続き、直近の下落で売られ過ぎた分の買い戻しが入った動きだ。リスク選好の回復も追い風である。 - NRG:NRG Energy, Inc.(公益事業) +6.52%
AIデータセンター増設で電力需要が伸びる見通しが強まり、発電・小売電力の収益期待が再評価された上昇だ。電力供給確保策を巡る思惑も支えとなった。 - NEM:Newmont Corporation(素材) +6.50%
金価格の上昇(安全資産志向)に連動しやすく、金鉱株として買いが集まった動きだ。金利低下観測が強まる局面では追い風になりやすい。 - APP:AppLovin Corp. Class A(通信サービス) +6.47%
短期的な悪材料(批判報道・疑義)を巡る火消しが進み、過度な売りの巻き戻し(ショートカバー)で反発色が強まった上昇だ。 - TYL:Tyler Technologies, Inc.(先端技術) +5.89%
最大$10億の自社株買い枠が材料視され、株主還元強化と割安感の是正期待で買いが優勢となった動きだ。需給改善の効果も大きい。 - BAX:Baxter International Inc.(ヘルスケア) +5.77%
業績見通しの弱さで一度売り込まれた後、売られ過ぎ反動の買い戻しが入った動きだ。短期筋のポジション調整が価格を押し上げた局面である。 - VRTX:Vertex Pharmaceuticals Incorporated(ヘルスケア) +5.69%
決算内容を踏まえた見直し買いが入り、主力事業の収益力と新薬パイプライン(開発中の薬)期待が支えとなった上昇だ。ディフェンシブ需要も意識された。 - GRMN:Garmin Ltd.(先端技術) +5.67%
金利低下観測でグロース株(成長期待株)に資金が戻りやすい地合いとなり、押し目買いが優勢になった動きだ。テクニカル要因(需給)も寄与した可能性がある。 - MRNA:Moderna, Inc.(ヘルスケア) +5.29%
決算で損失が想定ほど悪化せず、売上が予想を上回ったことが支えとなった上昇だ。2026年の成長目標の維持や海外展開強化も材料視されやすい。 - VST:Vistra Corp.(公益事業) +5.14%
AIデータセンター需要を背景に、電力供給・発電資産の価値が再評価される流れが追い風となった上昇だ。電力不足懸念が強い局面ほど買いが集まりやすい。 - WYNN:Wynn Resorts, Limited(一般消費材) +5.14%
決算を受けて売りが一巡し、マカオ需要の底堅さや売上水準を手掛かりに買い戻しが入った動きだ。景気敏感株への資金回帰も支えとなった。 - TPL:Texas Pacific Land Corporation(エネルギー) +5.08%
データセンター用地・インフラ関連の新展開が材料視され、AI需要(電力・水・用地)を取り込む成長ストーリーが再評価された上昇だ。期待先行で値動きが出やすい局面である。
5%以上下落したS&P500構成銘柄
- STZ:Constellation Brands, Inc. Class A(生活必需品) -8.04%
四半期決算で売上高が市場予想を下回り、ビール販売の伸び鈍化とコスト増が利益率を圧迫したことが嫌気された下落である。通期見通しの慎重姿勢も重なり、ディフェンシブ銘柄としての安心感が後退した。 - NVR:NVR, Inc.(一般消費材) -7.36%
長期金利の動向を背景に住宅ローン金利の高止まり懸念が再燃し、新築住宅需要の減速懸念が強まったことが売り材料である。住宅受注の先行き不透明感が意識され、利益確定売りが優勢となった。 - EXPE:Expedia Group, Inc.(一般消費材) -6.41%
決算発表で予約総額や利益見通しが市場期待に届かず、旅行需要の伸び鈍化が警戒されたことが下落要因である。広告投資増加による利益圧迫も意識され、短期筋の売りが集中した格好である。
セクター別騰落率
全体としては、ディフェンシブ(景気変動の影響を受けにくい)セクターと資源関連に資金が向かい、テクノロジーや通信サービスは軟調という構図である。金利低下や安全資産志向の強まりが背景にあり、景気敏感株からの一部資金シフトが確認できる地合いであった。
- 公益事業、+2.33%
金利低下を受けて配当利回りの魅力が再評価された上昇である。電力需要の増加期待や安定収益への資金シフトも追い風となり、ディフェンシブ色の強い動きが鮮明であった。 - 素材、+1.81%
金価格上昇や資源関連銘柄の買いが指数を押し上げた展開である。インフレヘッジ需要やドルの伸び悩みが背景にあり、コモディティ(商品市況)連動株に資金が流入した。 - 不動産、+1.39%
長期金利低下がREIT(不動産投資信託)の資金調達環境改善期待につながり、見直し買いが優勢であった。利回り妙味の回復が意識された上昇である。 - エネルギー、+1.20%
原油価格は横ばい圏ながら、資源株全体の物色が波及した上昇である。インフラ関連や天然ガス需要への思惑も加わり、堅調な値動きとなった。
主要3指数の動き
- S&P500(6,836.17、+0.05%)
前日比ほぼ横ばい圏での小幅高である。半導体や一部のAI関連銘柄に買いが入る一方、旅行・消費関連が軟調で指数全体を相殺した構図だ。10年債利回り(長期金利)の動きが落ち着き、過度な売り圧力は後退したが、積極的なリスクオン(リスクを取る姿勢)には至らない慎重な地合いであった。 - Dow30(49,500.93、+0.10%)
景気敏感株や一部の金融株が下支えし、小幅ながら続伸である。構成銘柄の値がさ株(株価水準が高い銘柄)の上昇が指数を押し上げた。金利動向をにらみつつも、企業業績の底堅さを評価する買いが優勢となった。一方でディフェンシブ銘柄には利益確定売りも見られ、上値は限定的であった。 - NASDAQ(22,546.67、-0.22%)
ハイテク株を中心に売りが優勢となり反落である。直近で上昇していた成長株に対し利益確定売りが入りやすい局面であった。長期金利の方向感が定まらない中で、バリュエーション(株価評価)の高い銘柄が調整した格好だ。指数寄与度の大きい主力銘柄の下落が全体を押し下げた。
ドル円の動き
ドル円は152円台半ばで方向感に乏しい推移であった。米長期金利の小幅低下を受けて一時ドル売りが先行したが、FRBの早期利下げ観測は限定的との見方から下値も堅かった。株式市場が落ち着いたことで大きな円買いにはつながらず、狭いレンジ内でのもみ合いに終始した展開である。
原油先物・米10年国債利回り・VIX・金先物の動き
- WTI原油先物(62.80ドル、-0.06%)
小幅安で推移である。米国の在庫動向や需要見通しに大きな変化はなく、供給過剰懸念と中東情勢リスクが綱引きとなった。株式市場が落ち着いたことでリスクプレミアム(地政学的上乗せ分)は限定的であった。 - 米10年国債利回り(4.056%、-1.17%)
利回りは低下である。インフレ指標の落ち着きや景気減速観測を受け、安全資産である国債に買いが入った。利回り低下は将来の金利見通しの後退を映す動きであり、株式市場の下支え要因となった。 - VIX指数(20.85、+0.14%)
小幅上昇である。株式指数が方向感を欠く中、投資家のヘッジ需要(下落に備える保険的取引)が一定程度残存した。20台は警戒水準であり、楽観一色ではない市場心理を示している。 - 金先物(5,054.80ドル、+2.15%)
大幅高である。米長期金利の低下とドルの伸び悩みを背景に、安全資産としての金に資金が流入した。インフレヘッジ(物価上昇対策)と地政学リスクへの備えが価格を押し上げた構図である。
私の米ドル建ポートフォリオ +0.65%(前日比)
私の米ドル建ポートフォリオは前日比+0.65%と堅調でした。VGTやVYM、VIGが底堅く推移し、特に金価格上昇を受けたGLDMの+2%超の上昇が全体を押し上げてくれました。昨日は急落しましたが、慌てず静観しましたので、本日の反発を見て安堵しております。短期の値動きに振り回されず、分散と継続を大切にしたいと改めて感じました。
経済指標発表 結果
- 消費者物価指数(CPI、前月比0.2%/前年比2.4%)
前月比は市場予想0.3%を下回り、前年比も2.4%と鈍化基調を示した。エネルギー価格の落ち着きと一部サービス価格の伸び減速が寄与した形である。インフレ圧力の緩和を確認する内容であり、金融引き締め長期化観測をやや後退させる材料となった。 - コアCPI(前月比0.3%/前年比2.5%)
変動の大きい食品・エネルギーを除くコア指数は前月比0.3%と予想通りであった。前年比は2.5%へ低下し、基調的インフレの緩やかな減速が示唆された。ただし依然として目標水準を上回っており、FRBの慎重姿勢を支える水準である。 - 実質賃金(前月比0.5%)
名目賃金の伸びが物価上昇を上回り、実質賃金は前月比プラスに転じた。家計の購買力改善を示す内容であり、個人消費の底堅さを裏付けるデータである。景気減速懸念を一定程度和らげる結果といえる。 - CPI(季節調整済み、前月比0.37%)
季節要因を除いたベースではやや強めの伸びであり、単月ではインフレ圧力が完全に収束していないことを示している。市場は総合指数の鈍化を評価しつつも、コア項目の粘着性(価格が下がりにくい性質)を警戒する展開であった。
主要銘柄の決算発表結果
- MRNA:Moderna, Inc.(ヘルスケア)
1株当たり利益は-2.11ドルと赤字ながら、市場予想-2.62ドルを上回る内容であった。売上高も6.78億ドルと予想を上振れし、ワクチン需要の底堅さとコスト削減の進展が寄与した。新型コロナワクチン依存からの脱却を進め、がんワクチンなどmRNAパイプライン(開発中製品群)の進捗が中長期の評価材料である。株価は決算を好感し上昇基調となった。
主な経済ニュース
- 1月CPIが予想下振れで利下げ観測再燃
米CPIは前月比0.2%と予想0.3%を下回り、前年比も2.4%へ鈍化した。インフレ沈静化が確認され、年後半の利下げシナリオが再び意識された一方、コアの粘着性は残り、FRBの慎重姿勢も意識される展開である。 (Reuters)(Reuters:02/13) - 債券買いで米金利低下、株は小幅高にとどまる
CPIを受けて米国債が買われ、利回りが低下した。株式は支援材料となったが、前日に強まったリスク回避の余韻もあり、指数全体は小幅な値動きにとどまった。金利低下でも買いが一点集中しない、神経質な地合いである。 (Reuters)(Reuters:02/13) - ハイテク軟調とセクターローテーションの鮮明化
NASDAQが弱含む一方、公益事業・不動産などディフェンシブが相対的に優位となった。AI関連の期待先行銘柄に利益確定が出やすく、資金が「景気変動に強い領域」へ移る流れが続いている。短期の物色の切り替えが荒い局面である。 (Reuters)(Reuters:02/13) - AIが産業構造を変える懸念でボラティリティ警戒
AIの普及がソフトウェア、保険、運輸など幅広い業種の収益モデルを揺さぶるとの見方が広がり、銘柄間の値動きが極端になりやすいとの警戒が強まった。指数は横ばいでも、個別は荒れる「相場の歪み」が意識される局面である。 (Reuters)(Reuters:02/13) - 金が2%超上昇、利下げ期待と安全資産需要が追い風
米金利低下で利息を生まない金の相対魅力が高まり、金価格が大幅上昇した。CPIの鈍化が買いを誘い、インフレヘッジ(物価上昇対策)と地政学リスクへの保険需要も重なった。リスク分散の受け皿として存在感が増した。 (Reuters)(Reuters:02/13) - 原油は小幅高も週間では軟調、供給増懸念が重し
原油はCPIを追い風に小幅反発したが、OPEC+が増産再開に動く可能性が意識され、上値は限定的である。需給面では供給過剰への警戒が残り、地政学プレミアム(上乗せ分)は出入りしつつも、方向感は定まりにくい。 (Reuters)(Reuters:02/13) - 米・イラン情勢と中東での軍事プレゼンスがリスク要因
米国とイランの交渉観測が相場を揺らし、地政学リスクの評価が日々変化している。中東への空母展開など軍事面の動きも材料視され、エネルギーやリスク資産の値動きを不安定化させる要因である。 (Reuters)(Reuters:02/13) - 金属関税の後退観測が浮上、関連株は思惑で変動
鉄鋼・アルミ関税を巡り、縮小観測と否定発言が交錯し、関連銘柄が振れやすい地合いとなった。インフレ抑制の観点では関税緩和が意識される一方、政策の不透明感が企業の投資判断を難しくし、市場心理の不安定要因となる。 (Reuters)(Reuters:02/13) - 暗号資産関連株が急伸、リスク選好の温度差も示す
暗号資産周辺は買いが入りやすく、関連銘柄が大きく上昇した。金利低下局面では成長・高ベータ(値動きが大きい)資産に資金が向かいやすいが、株式指数全体は慎重で、リスク選好の強弱が市場内で分断されている。 (Reuters)(Reuters:02/13) - 週末以降は大型決算と指標待ち、相場は材料待ちへ
投資家は大型小売の決算や今後の主要指標をにらみ、ポジションを傾けにくい。CPIで「利下げ期待」は残ったが、景気・企業業績の整合性を見極める段階である。短期はニュースヘッドラインで上下しやすい局面だ。 (Reuters)(Reuters:02/13)
今週の動き
- 1週間の個別銘柄動向ヒートマップ
今週はCPI鈍化を受けた金利低下を背景に、公益や素材などディフェンシブ・資源株が買われる一方、AAPL、AMZN、GOOGなど主力ハイテクに利益確定売りが広がった。金融株も金利低下による利ざや縮小懸念で軟調である。指数は横ばい圏でも、個別では資金の移動が鮮明なローテーション相場であった。 - 1週間のセクター別騰落率動向
公益+6%超、素材+3%台と金利低下と金価格上昇が追い風となった。一方、金融-3%台、通信サービス-2%台と金利感応度や広告市況懸念が重しである。テクノロジーも-1%台と調整色が強まり、景気減速を織り込みつつ守りへ資金が向かう構図が今週の特徴であった。
経済指標発表予定
以下の経済指標が発表される予定です。
主要銘柄の決算発表予定
以下の主要銘柄の決算発表がなされる予定です。
おわりに
本日はCPIの鈍化を受けて金利が低下し、公益や素材などディフェンシブセクターが買われる一方、主力ハイテク株には利益確定売りが出るなど、資金のローテーションが鮮明な一日となりました。企業決算は個別で明暗が分かれ、AI関連や暗号資産関連は値動きが大きく、地政学的リスクや原油動向も引き続き不安定要因です。こうした環境下では、短期的な値動きに過度に反応せず、分散と継続を軸にした投資姿勢が重要だと考えております。日毎の成果や結果に一喜一憂せず、長期投資を目指して共に学び成長していければ嬉しいです。
2月16日はワシントン誕生記念日で休場です。それでは、週末を明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
投資は自己責任にてお願いします。
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とドル円: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
