【20260225】US stock market investments
S&P500 ヒートマップ(高解像度)
5%以上上昇したS&P500構成銘柄
- AXON:Axon Enterprise Inc(電子テクノロジー) +17.55%
通期売上見通しの上方修正と受注残の拡大が好感された。警察向けボディカメラとクラウド証拠管理のサブスクリプション収入が想定を上回り、利益率改善も確認されたことで成長持続性への評価が高まった。 - COIN:Coinbase Global, Inc. Class A(金融) +13.52%
ビットコイン価格の上昇と取引高増加が追い風となった。暗号資産ETFへの資金流入が続き、手数料収入改善期待が強まったことから短期筋の買い戻しが加速した局面である。 - SMCI:Super Micro Computer, Inc.(電子テクノロジー) +7.87%
AIサーバー需要の強さが再評価された。主要半導体メーカー決算を前にデータセンター投資の持続観測が広がり、業績回復期待からショートカバーが入った展開である。 - WDC:Western Digital Corporation(電子テクノロジー) +7.53%
NANDメモリ価格の底入れ観測が材料視された。データセンター向け需要回復と在庫正常化が進むとの見方から収益改善期待が高まり、半導体関連全体の上昇に連動した。 - APP:AppLovin Corp. Class A(テクノロジーサービス) +7.30%
広告プラットフォームの成長率改善が評価された。AI活用による広告最適化が収益性を押し上げるとの期待が強く、ハイベータ株として資金流入が拡大した。 - STX:Seagate Technology Holdings(電子テクノロジー) +6.52%
ストレージ需要回復と価格改善観測が背景である。クラウド向け大容量HDD出荷増への期待が高まり、同業WDC高騰に連動する形で買いが優勢となった。 - INTU:Intuit Inc.(テクノロジーサービス) +6.28%
決算で売上とEPSが市場予想を上回った。中小企業向け会計ソフト需要が堅調で、AI機能追加による単価上昇期待も支援材料となった。 - NFLX:Netflix, Inc.(テクノロジーサービス) +5.98%
広告付きプランの加入増加とARPU改善期待が好感された。コンテンツ投資効率の向上が利益率を押し上げるとの見方から機関投資家の買いが入った。 - FICO:Fair Isaac Corporation(商業サービス) +5.97%
信用スコア需要の底堅さが評価された。金融機関の貸出活動安定と価格改定効果により高収益体質が維持されるとの見方が株価を押し上げた。 - GLW:Corning Inc.(電子テクノロジー) +5.83%
光通信向け需要回復期待が材料視された。データセンター投資増加に伴う光ファイバー関連受注拡大観測が広がり、業績改善シナリオが強まった。 - DDOG:Datadog, Inc. Class A(テクノロジーサービス) +5.65%
クラウド監視需要の底入れ観測が背景である。生成AI活用拡大に伴うデータ処理量増加が中期成長を支えるとの見方から買いが優勢となった。 - HOOD:Robinhood Markets, Inc. Class A(金融) +5.64%
暗号資産取引活発化と個人投資家の売買増加が追い風である。手数料収入回復期待と高金利環境下での利ざや改善が評価された。 - DASH:DoorDash, Inc. Class A(交通・輸送) +5.28%
受注総額の伸びと利益率改善期待が材料である。サブスクリプション会員増加が収益安定化につながるとの見方が広がった。 - ABNB:Airbnb, Inc. Class A(消費者サービス) +5.06%
旅行需要の堅調さが再評価された。国際予約の回復と体験型サービス拡充が成長余地を広げるとの期待から押し目買いが入った。
5%以上下落したS&P500構成銘柄
- GDDY:GoDaddy, Inc. Class A(テクノロジーサービス) -14.28%
売上ガイダンスが市場予想に届かず失望売りとなった。ドメイン・ホスティングは堅調でも、成長ドライバーのアプリ/コマース関連の伸び鈍化と投資負担が意識され、評価が切り下がった。 - FSLR:First Solar, Inc.(電子テクノロジー) -13.61%
2026年売上見通しが予想を大きく下回り急落した。関税や許認可の不透明感で出荷計画が読みづらく、コスト増も警戒された。好決算でも先行きの弱さが上回った。 - CSGP:CoStar Group, Inc.(テクノロジーサービス) -8.89%
先行き見通しが弱く、住宅向けHomes.comへの投資負担が再び焦点となった。広告費増で利益が出にくい構図に加え、競争激化懸念も重なり、成長期待が後退した。 - BF.B:Brown-Forman Corporation Class B(非耐久消費財) -7.63%
酒類株全体の弱さが波及した。需要減速や販促強化で利益率が圧迫されるとの警戒が強く、同業の弱い見通しが連想材料となってディフェンシブ買いが剥落した。 - BLDR:Builders FirstSource, Inc.(小売業) -6.43%
住宅市場の鈍さが重しである。高金利の長期化で新築・リフォーム需要が慎重化し、建材価格の下落も利益を削りやすい。業績の上振れ余地が小さいとの見方が売りを誘った。 - LOW:Lowe’s Companies, Inc.(小売業) -5.59%
決算は底堅くても、通期見通しが慎重で売られた。住宅取引の停滞で大型改装が伸びにくく、DIY需要の回復が遅い。金利・関税不透明感が消費心理を冷やすとの判断である。
セクター別騰落率
本日は先端技術と金融が相場を主導するリスクオンの展開である。通信サービスや公益事業も堅調で、ディフェンシブよりも景気敏感株へ資金が向かった。一方、生活必需品や工業・産業は軟調であり、セクター間で明暗が分かれた一日である。
- 先端技術 +1.69%
半導体やAI関連銘柄への資金流入が続き、指数全体を押し上げた。高成長分野への期待が再び強まり、ハイベータ株中心に買いが優勢となった展開である。 - 金融 +1.68%
長期金利の底堅さを背景に銀行株が上昇した。利ざや改善期待が再評価され、資本市場関連銘柄も連れ高となりセクター全体が堅調であった。
主要3指数の動き
- S&P500(6,946.13、+0.81%)
AI関連株を中心に買いが優勢となった。特に半導体・データセンター関連への資金流入が指数を押し上げた。原油安と長期金利の落ち着きも支援材料であり、決算イベントを控えつつもリスク選好姿勢が回復した一日である。 - Dow30(49,482.15、+0.63%)
景気敏感株と一部ディフェンシブ銘柄が堅調であった。消費関連や資本財株に買い戻しが入り、指数を下支えした。エネルギー株は原油下落で上値が重いが、全体としては幅広い銘柄に資金が分散した展開である。 - NASDAQ(23,152.08、+1.26%)
ハイテク株が主導し3指数中で最も強い上昇となった。AI・クラウド関連銘柄に集中した買いが入り、成長株への資金回帰が鮮明となった。ボラティリティ(価格変動の大きさ)は高いが、投資家心理は改善傾向である。
ドル円の動き
ドル円は156円台半ばへ上昇した。米長期金利の底堅さと日銀人事がハト派寄りとの観測が円売りを誘発した。米株高によるリスク選好もドル需要を支え、下値では輸入企業の実需買いも観測された一日である。
原油先物・米10年国債利回り・VIX・金先物の動き
- WTI原油先物(65.48ドル、-0.23%)
米原油在庫の増加観測と需要減速懸念が上値を抑えた。中東情勢の緊張は意識されるが、足元では供給過剰感が優勢である。インフレ圧力の緩和要因となり、エネルギー株には逆風である。 - 米10年国債利回り(4.048%、+0.37%)
株高を背景に安全資産需要が後退し利回りは小幅上昇した。インフレ再燃への警戒とFRBの高金利維持観測が下支えである。4%台を維持し、株式のバリュエーションに一定の制約を与える水準である。 - VIX指数(17.94、-8.23%)
株式市場の上昇を受け、恐怖指数は大幅低下した。イベント前の警戒は残るが、短期的なリスク回避姿勢は後退している。市場心理の安定化を示す動きである。 - 金先物(5,171.40ドル、-0.09%)
ドル高と米金利上昇を受けて小幅安となった。安全資産需要はやや後退したが、地政学リスクとインフレ不安が下値を支える構図である。高値圏での持ち合いが続いている。
私の米ドル建ポートフォリオ +0.59%(前日比)
本日は先端技術セクター中心に上昇し、VGTの+1.90%が全体を牽引しました。VOOも堅調で市場全体の追い風を享受しています。一方でGLDMは小幅安となりましたが、分散効果としては機能しています。ハイテク主導の相場にしっかり乗れており、バランスの取れた一日だったと感じています。
経済指標発表 結果
- 原油在庫(前週比+15.989Mバレル)
市場予想の+1.800Mを大きく上回る積み増しとなった。供給過剰感が一段と強まり、WTIは上値を抑えられた。需要の鈍さや輸入増加も背景にあり、エネルギー株には短期的な逆風である。 - ガソリン在庫(前週比-1.011Mバレル)
在庫は減少したが、市場予想ほどの取り崩しではなかった。需要は一定の底堅さを示すものの、精製稼働率の低下が影響している。原油価格全体を押し上げる材料には至らなかった。 - 原油精製所稼働率(前週比-2.4%)
稼働率が大きく低下し、季節要因やメンテナンスの影響が示唆された。精製能力の低下は一時的とみられるが、需給バランスに不透明感を与えた。短期的には原油価格の重しである。 - MBA30年住宅ローン金利(6.09%)
前週の6.17%から低下し、住宅ローン申請指数も小幅増加した。金利低下は住宅需要の下支え要因であり、住宅関連株に一定の安心感を与える結果である。 - 5年物米国債入札(最高落札利回り3.615%)
前回3.823%から低下し、需要は比較的堅調であった。中期債への需要回復は金利上昇圧力の緩和を示唆する。株式市場にとっては資金調達環境安定の材料である。
主要銘柄の決算発表結果
- NVDA:NVIDIA Corporation(先端技術)
EPS1.62ドル、売上681億ドルと市場予想を上回った。データセンター向けAI半導体の需要が想定以上に強く、粗利益率も高水準を維持した。ブラックウェル世代の出荷見通しが注目点であり、AI投資の持続性が株価の方向性を左右する局面である。 - CRM:Salesforce, Inc.(テクノロジーサービス)
EPS3.81ドルと予想を上回り、売上も堅調であった。生成AI「Einstein」関連機能の導入が企業需要を押し上げている。一方でガイダンスは慎重で、時間外で株価は下落しており成長鈍化懸念が残る。 - TJX:TJX Companies, Inc.(一般消費材)
EPS1.43ドルと市場予想を上回った。ディスカウント小売の強みが発揮され、既存店売上も底堅い。消費者の節約志向を追い風に在庫管理の効率性が利益率改善に寄与した決算である。 - LOW:Lowe’s Companies, Inc.(一般消費材)
EPS1.98ドルと予想を上回ったが、通期見通しは慎重で株価は下落した。住宅取引低迷の影響で大型改装需要が弱含む。コスト管理は進むものの売上成長の加速には時間を要する構図である。 - SNPS:Synopsys, Inc.(先端技術)
EPS3.77ドル、売上24.1億ドルと市場予想を上回った。半導体設計ソフト需要が堅調で、AI関連設計投資が追い風である。受注残の積み上がりが確認され、中期成長見通しは維持された。 - UHS:Universal Health Services, Inc.(ヘルスケア)
EPS5.88ドルと予想並み、売上は小幅未達であった。入院患者数は安定しているが、労務コスト上昇が利益率を圧迫している。医療需要は底堅いもののコスト管理が課題である。 - APA:APA Corporation(エネルギー)
EPS0.91ドルと予想を上回った。原油価格の安定とコスト削減が寄与した。一方で設備投資計画は抑制的であり、株主還元姿勢を維持しつつ慎重な資本配分を続ける方針である。
主な経済ニュース
- 米株はAI主導で上昇、NVDA決算待ちでリスク選好回復
半導体株が買われ、NASDAQ中心に上昇した。NVDA決算が「AI投資が鈍っていないか」を測る材料となり、投資家は強弱どちらにも振れやすい構えである。指数上昇は心理の改善を示す一方、内容次第で急反転も起こり得る。(Reuters:02/25) (Reuters) - NVDA決算の“期待値”が焦点、好決算でも見通し次第で荒れる
市場は売上高と利益の大幅増を織り込みつつある。注目は利益率や設備投資の持続性で、上振れ余地より「失望余地」が意識されやすい局面だ。AI相場は一点集中になりやすく、決算イベントでボラティリティ(価格変動の大きさ)が上がりやすい。(AP:02/25) (AP News) - Workday急落、AIによる置き換え不安がSaaSに波及
WORKは弱い売上見通しで5年超ぶり安値圏となり、AIが人事・給与など定型業務を代替する懸念が再燃した。ソフト銘柄は成長期待で評価されやすい反面、需要構造の変化が見えると評価(バリュエーション)が一気に切り下がる。(Reuters:02/25) (Reuters) - Anthropicが企業向け新機能、投資銀行・HR領域で“破壊”観測
Anthropicが新たなAIツールを訴求し、投資銀行・人事・工学タスクを狙う構図が明確になった。AI導入は生産性を押し上げる一方、既存ソフトの差別化を難しくし、関連株の勝ち負けを加速させる材料である。(Reuters:02/24) (Reuters) - 米消費者信頼感は改善も、関税を巡る先行き不透明感が重し
米消費者信頼感は2月に改善したが、輸入関税の影響で物価上昇や景況感悪化への警戒が残る。消費は企業業績の土台であり、改善は追い風だが、政策不確実性が強いと株は上値を追いにくい環境になり得る。(Reuters:02/24) (Reuters) - トランプ大統領の一般教書、関税・貿易の不透明感が市場の火種
一般教書では株高を強調した一方、関税や通商の先行き不安を十分に払拭できず、市場は神経質になりやすい。関税は企業のコストと需要の双方に効くため、業績予想のブレ(見積もり差)を広げやすいテーマである。(Reuters:02/24) (Reuters) - 原油は在庫急増で下落、地政学より需給データが優先
米原油在庫が市場予想を大幅に上回る増加となり、米・イラン緊張や軍事リスクより需給悪化が意識された。原油安はインフレ圧力を和らげ株には追い風になり得るが、エネルギー株の収益見通しには逆風である。(Reuters:02/25) (Reuters) - OPEC+は増産検討、原油の上値を抑える観測
OPEC+が4月からの小幅増産を検討するとの見方が出て、供給懸念が後退した。供給増は原油価格の上値を抑えやすく、インフレ沈静化にはプラスだが、資源国・資源企業にはマイナス材料になり得る。(Reuters:02/25) (Reuters) - 酒類株が下落、Diageoの弱い見通しと減配が重し
Diageoがオーガニック売上(既存事業ベースの成長)減速見通しや配当引き下げを示し、同業にも連想売りが波及した。ディフェンシブ(景気に左右されにくい)と見られやすい業界でも、利益成長が崩れると資金が離れやすい。(Reuters:02/25) (Reuters) - ドル円は円安方向、日銀人事“ハト派”観測で円売り材料
日銀の新委員人事が「ハト派(金融緩和に前向き)」と受け止められ、円が下落した。米金利が高止まりしやすい局面では日米金利差が意識され、ドル買い・円売りが出やすい構図である。(Bloomberg:02/25) (Bloomberg.com)
経済指標発表予定
以下の経済指標が発表される予定です。
主要銘柄の決算発表予定
以下の主要銘柄の決算発表がなされる予定です。
おわりに
本日はAI・半導体関連を中心に株式市場は堅調でしたが、原油在庫の急増や長期金利の動きなど、マクロ環境には依然として不安定要素が残っています。企業決算は概ね底堅く、技術革新の流れも継続していますが、地政学的リスクや政策動向次第で相場の振れ幅は大きくなり得ます。短期的な値動きに過度に反応せず、企業の本質的価値と中長期の成長力を見極める姿勢が重要だと考えます。日毎の成果や結果に一喜一憂せず、長期投資を目指して共に学び成長していければ嬉しいです。それでは、今日も一日明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
投資は自己責任にてお願いします。
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とドル円: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
