昨日までの雨が上がり、気温もやや高くなった小春日和でしたので、鹿島神宮、息栖神社、そして香取神宮を巡る「東国(東総)三社巡り」をしてきました。
最初に鹿島神宮にお詣りしましたら、境内に解説が掲示されていました。
都内からはバスツアーもあるようですけど、いつもながらの自家用車ドライブです。
鹿島神宮は、現在「令和の大改修」が行われており、工期は令和8年までとされており、今は拝殿は仮囲いの中です。裏手にある本殿は柵越しに見ることができます。
そして要石(かなめいし)。地震を起こす大鯰(おおなまず)を抑えている石です。見かけは小さいですが、地中深くまで続いている巨岩で、香取神宮の要石まで繋がっているそうです。鹿島側がナマズの顔を、香取側が尻尾を抑えているそうです。水戸光圀公が、要石の周囲を掘らせたところ、七日七晩掘っても翌朝にはもとに戻っていたという伝説があります。
大鯰を地中に封じ込めた様子を表現した石像もありました。
つづいて、息栖神社にお詣りしました。鹿島と香取は「神宮」ですが、ここは「神社」です。派手さはなく、参拝客も二社に比べると少なく、落ち着いた感じがします。
そして、最後は香取神宮。2023年の初詣に訪れましたので、今年は2度目の参拝です。境内は3社の中でいちばん混んでいました。
香取神宮にも大鯰の尻尾を抑えているとされる要石があります。鹿島神宮の要石とともに、大地震から守ってくれています。
香取神宮の奥宮に向かう途中、紅梅が咲いていました。春が近づいてきているのを感じました。
我が家の神棚内のお神札は5種類です。2023年になってからそれぞれお詣りして、古札にはお守りいただいた感謝を込めて納めさせていただき、新しい神札と入れ替えをいたしました。良い年になりますように。