S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とドル円の動き
  • 主要3指数はそろって上昇。雇用統計の予想外の結果を受けて2月以来の高値を記録(BLO)。
  • ドル・円は144円06銭から145円09銭まで上昇し、引けた。米雇用統計で雇用者数が前月から伸び鈍化も予想を上回ったほか、賃金の伸びも予想を上回ったため早期の利下げ観測後退で、長期金利上昇に伴うドル買いが強まった(INV)。
セクター別騰落率

最も上昇したのは通信サービス(Communication Services)でした。素材(Basic Materials)が唯一下落しました。

ETFトップ10
経済指標発表 結果
  • 米国雇用統計は労働市場の緩やかな鈍化を示唆。雇用の伸びは5月に鈍化し、それ以前の月も下方修正された。これは、雇用主がトランプ政権の経済政策を検討しながら成長見通しに慎重になっていることを示している(BLO)。
  • 【解説】5月の米国雇用統計からわかること(BLO)。
  • トランプ大統領は連邦準備制度理事会に金利を1パーセントポイント引き下げるよう促し、ジェローム・パウエル議長に対する圧力を強めた(BLO)。
主な決算発表結果

※該当銘柄の発表はありませんでした。

主な経済ニュース
  • 関税の不確実性により企業が宙ぶらりん状態となり、米国の雇用成長は鈍化(REU)。
  • 堅調な雇用統計が債券価格を押し下げ、トレーダーはFRB利下げへの賭けを撤回(BLO)。
  • 堅調な米国雇用統計を受け、アルゴリズム取引業者が空売りを控え、原油価格が上昇(BLO)。
  • 米国のピザ経済が教えてくれる現実。高級なピザは今でも売れているが、低所得の消費者にとっては冷凍ピザでさえ贅沢品になりつつある(BLO)。
  • 米国の家計債務が過去最高に上昇。長年にわたる物価高と借入コストの上昇が家計に打撃を与えており、米国人はますます苦しい状況に陥っていると感じている(BLO)。
  • トランプ大統領、米国のドローンに対する規制を大幅に緩和するよう命令(WSJ)。
  • 米裁判所、トランプ大統領がジャーナリストを大統領執務室から排除できると判決。記者を大統領執務室や大統領専用機エアフォースワンなどの「立ち入り禁止」区域から排除できるとの判決を下し、AP通信との立ち入りをめぐる争いで政権に勝利をもたらした。(BLO)。
  • トランプ大統領、減税法案をめぐる論争でマスク氏を冷遇「彼のことなど考えていない」(REU)。
  • マスクとトランプの破局はウォール街のミームカジノの亀裂を露呈させる(BLO)。
  • トランプ・マスクによるテスラ株の下落は、巨大株の市場リスクを示唆している(REU)。
  • テスラのEV出荷台数は需要の急減により減少すると見込まれる(BLO)。
  • テスラのオプティマス・ヒューマノイド・ロボット・プログラムの責任者が退社(BLO)。
  • ウォルマートのCFOは、買い物客は依然として食品と生活必需品に重点を置いていると述べている(BLO)。
地政学的リスク
  • トランプ大統領、習近平国家主席との電話会談で貿易やレアアースについて協議したと発言(WSJ)。
  • 習近平国家主席、トランプ氏のデタントが半導体や関税問題で将来勝利につながると予想(BLO)。
  • 米国と中国は月曜日にロンドンで貿易協議を行う予定(REU)。
  • ロシア、秘密ドローン作戦への報復としてウクライナを攻撃(WSJ)。
  • 北朝鮮金正恩氏の転覆した軍艦の近くに謎の風船、専門家が謎を解く(WSJ)。
金利・コモディティ・恐怖指数の動き
  • 原油先物価格は上昇して終値は64.74ドル
  • 10年債利回りは上昇して4.510%(+0.116%)
  • VIX(恐怖)指数は16-18ポイントでマイナストレンドで推移
  • 金先物価格は下落。
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.83%
今週の動き

マグニフィセント7がテスラを除いて躍進しました。最も上昇したセクターは先端技術(Technology)で、通信サービス(Communication Services)が続きました。生活必需品(Consumer Defensive)と公益事業(Utilities)が下落。一般消費材(Consumer Cyclical)は、アマゾンとスターバックスは躍進しましたが、テスラ、GM、ルルレモン(スポーツ用品)が足を引っ張りトータルでは軟調でした。

経済指標発表予定
主な決算発表予定

※該当銘柄の発表は予定されていません

おわりに

今週の米国株式市場は強い上昇を見せ、主要3指数は共にプラスで終わりました。特に雇用統計(5月)が市場予想を上回る結果となり、リスクオンのムードが広がりました。原油価格や金利が上昇し、投資家の安心感が高まりました。今後は、雇用統計を踏まえたFRBの金利政策に注目が集まるでしょう。トランプ大統領発言と経済指標に敏感な市場環境が続いています。リスク管理を徹底し、金利やインフレ動向を注視した投資を行いましょう。それでは、良い週末を明るく元気に笑顔で過ごしましょう。

おことわり

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ABOUT ME
Muroi Kazuo
1959年2月生まれ 米国株、日本株、J-REITでFIRE達成しています。 米国株投資については、みなさんと情報共有したいと思っています。
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