S&P500 ヒートマップ（高解像度）
主要3指数とドル円の動き
- 主要3指数はそろって反発。S&P500指数は2月20日以来の高値で引け、過去最高値に僅差で引けた。オラクルは好調な売上見通しを受けて過去最高値を更新した。ABCニュースがイスラエルがイランに対する軍事行動を検討していると報じたことで、地政学的な懸念が株式市場を一時的に圧迫した（BLO）。
- S&P 500はオラクルのAI株上昇で上昇、ボーイングはエア・インディア機墜落事故を受けて下落（REU）。
- ドル・円は143円19銭まで下落後、143円90銭まで上昇し、引けた。5月生産者物価指数（PPI）が予想を下回りインフレ鈍化のあらたな証拠となったほか、先週分新規失業保険申請件数が前回から減少予想に反し増加し労働市場の減速懸念に利下げ観測が強まりドル売りに拍車がかかった（INV）。
セクター別騰落率
公益事業(Utilities)が最も上昇しました。
ETFトップ10
経済指標発表 結果
- 米国の労働市場は勢いを失っている。5月の生産者物価上昇率は穏やか（REU）。
- FRBが発表したデータによると、関税懸念が株価に打撃を与え、米国の家計資産は第1四半期に減少した（REU）。
主な決算発表結果
- Adobeの売上見通しはAI懐疑論者を納得させることはできなかった（BLO）。
主な経済ニュース
- 急速に変化する米国の貿易政策が市場を不安定にし、連邦準備理事会（ＦＲＢ）の利下げ期待が高まる中、ドルは３年ぶりの安値に下落し、世界最大の経済大国からの資金流出を加速させた（REU）。
- インフレと雇用市場のデータを受けて、FRBは利下げ再開に動くとみられる（REU）。
- トランプ大統領、防衛権限を使ってレアアースプロジェクトに資金提供することを検討（BLO）。
- CNNによると、米国の半導体輸出規制を受け、NVIDIAは予測に中国を含めるのをやめるという（REU）。
- Apple、延期されていたSiri AIアップグレードのリリースを2026年春に予定（BLO）。
- Google Cloudの障害によりSpotify、Discordなどのプラットフォームが影響を受ける（REU）。
- AMD、AIチップ分野で新チップがNVIDIAを上回ると発表（BLO）。
- エア・インディアの墜落事故はボーイングの新経営陣にとって新たな試練となる（REU）。
- ナスダック上場初値で株価が急騰し、チャイム・ファイナンシャルの評価額は184億ドルに（REU）。
- テスラ、仮想発電所事業（企業に蓄電池を無償提供し、遠隔管理することでエネルギーの需給バランスを整える）を日本全国に展開へ（REU）。
- 米国は、中華人民共和国のファーウェイが2025年に20万個以上のAIチップを生産できないと述べている（REU）。
- アメリカの建築家がボストンに集まる中、改修が大流行。建築家は、より実用的で持続可能な建築方法の必要性をますます認識するようになり、改修や適応再利用への関心が高まっている（BLO）。
- 米国の関税不確実性が影響し、日本の景況感が悪化（REU）。
地政学的リスク
- トランプ大統領の自動車関税は日本経済の中核を直撃する（BLO）。
- トランプ大統領が短期的な勝利を狙う中、習近平国家主席は米中貿易で長期戦を仕掛ける（BLO）。
- インドと米国、7月の期限が迫る中、貿易交渉で態度を硬化（BLO）。
- トランプ大統領、2週間以内に一方的な関税を課すと改めて表明。数十カ国への高関税再導入の期限である7月9日を前に、今後1～2週間以内に貿易相手国に書簡を送り、一方的な関税率を設定する意向を示した（BLO）。
金利・コモディティ・恐怖指数の動き
- 原油先物価格は上昇して終値は68.38ドル。 中東情勢の緊張の高まりで供給が混乱する恐れがあるとの懸念から、トレーダーらが前日の４％上昇による利益を確定したことから、１２日、小幅安で引けた（REU）。
- 10年債利回りは低下して4.357％（-0.055%)
- VIX（恐怖）指数は17-18ポイントで推移
- 金先物価格は上昇。
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.51%
高齢者に人気があるSPYDは、長い間低迷していましたが、ようやく200日移動平均に近づいてきました。
経済指標発表予定
主な決算発表予定
※該当銘柄の発表は予定されていません
おわりに
米国誌でも、自動車関税で日本の景況感悪化という報道がなされました。当初は日本は優先的に交渉と言われていましたが、他国に比べて交渉が遅れて最も後ろになっているのではないかと思います。6月15日から17日にカナダで開催されるG7サミットで、石破首相はトランプ大統領と同席するようですが、直接交渉の機会が設けられるのかどうかも不透明です。現政権の対米交渉が進まないことで、日本経済の行方に不安な方はかなり大多数ではないかと思っています。とはいえ、トランプ大統領の任期も有限ですし、石破政権もそう長く続くとは思えませんので、私はドルコスト平均法で荒波を乗り越えて着実に資産を増やして行くことにします。
それでは今日も一日明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ： finviz
- 主要3指数とドル円： Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- セクター別騰落率： finviz
- ETFトップ10：FOX Business
- 経済指標結果/予定： investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定： investing.com日本語版
- 主要指数の動き ： Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ： Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
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