S&P500 ヒートマップ(高解像度)

3%以上上昇したS&P500構成銘柄

  • ANET:Arista Networks Inc(先端技術) +5.41%
    AI向けデータセンター投資の拡大期待を背景に買いが集まった。高速スイッチ需要の持続性が評価され、クラウド事業者の設備投資再開観測も追い風となった。高成長を維持できるとの見方から、バリュエーションを許容する動きが優勢であった。
  • DDOG:Datadog Inc(先端技術) +5.04%
    生成AI関連のアプリケーション監視需要が引き続き強いとの見方が株価を押し上げた。企業のIT運用最適化投資が底堅く、成長率の再加速期待が高まったことが評価材料となった。
  • BKR:Baker Hughes(エネルギー) +4.32%
    好調な決算内容を受け、LNG関連やエネルギーサービス需要の堅調さが再評価された。原油価格が安定する中で、受注残の増加と収益の安定性が意識された形である。
  • AKAM:Akamai Technologies Inc(先端技術) +3.77%
    クラウドセキュリティとエッジコンピューティング需要の拡大期待が株価を押し上げた。サイバーセキュリティ投資は景気変動の影響を受けにくいとの見方が買い材料となった。
  • STX:Seagate Technology Holdings Plc(先端技術) +3.52%
    データセンター向けストレージ需要の回復期待が強まり上昇した。AI普及に伴うデータ量増加を背景に、HDD需要が中期的に改善するとの見方が広がった。
  • CRWD:CrowdStrike Holdings Inc(先端技術) +3.50%
    サイバー攻撃増加を背景に、エンドポイントセキュリティ需要の持続性が評価された。高い顧客継続率と収益成長への信頼感が、押し目買いを誘発した。
  • CAG:Conagra Brands Inc(生活必需品) +3.37%
    食品価格の安定化とコスト管理の進展が評価された。ディフェンシブ銘柄としての安心感から、相場が落ち着く局面で資金が流入した形である。
  • TSN:Tyson Foods Inc(生活必需品) +3.36%
    原材料コストの落ち着きと利益率改善期待が株価を押し上げた。食肉需要の底堅さが再確認され、業績回復シナリオが意識された。
  • CSCO:Cisco Systems Inc(先端技術) +3.24%
    AI対応ネットワーク投資の拡大期待を背景に買いが優勢となった。安定したキャッシュフローと株主還元姿勢も評価され、資金流入が進んだ。
  • MTCH:Match Group Inc(通信サービス) +3.22%
    コスト削減策と収益性改善への期待が高まり反発した。成長鈍化懸念が後退し、株価の見直し買いが入った形である。
  • FFIV:F5 Inc(先端技術) +3.16%
    アプリケーション配信およびセキュリティ分野の需要回復期待が材料視された。企業IT投資の持ち直し観測が株価を下支えした。
  • APH:Amphenol Corp(先端技術) +3.03%
    データセンターや自動車向けコネクタ需要の拡大期待が評価された。AI関連インフラ投資の恩恵を受ける銘柄として注目が集まった。

3%以上下落したS&P500構成銘柄

  • TTD:Trade Desk Inc(通信サービス) -7.55%
    CFO交代が発表され、短期間での経営幹部入れ替わりが「ガバナンス不安」と受け止められた。業績ガイダンス維持でも、成長鈍化と競争激化懸念が上回った。
  • INTC:Intel Corp(先端技術) -5.72%
    先行き見通しの弱さや供給面の不確実性が意識され、直近の上昇に対する利益確定売りが優勢となった。半導体の競争環境の厳しさも重荷である。
  • DRI:Darden Restaurants, Inc(一般消費材) -4.72%
    外食株全体が軟調な中、バリュエーション(株価水準)の割高感が意識されやすかった。投資判断引き下げなど評価見直しの流れも重なり、売りが先行した。
  • STLD:Steel Dynamics Inc(素材) -4.41%
    決算は利益面で上振れでも、売上の弱さや先行きの鋼材市況への慎重見方が残った。好材料出尽くしで戻り売りが出やすく、株価は反落した。
  • ARE:Alexandria Real Estate Equities Inc(不動産) -4.24%
    ライフサイエンス不動産で空室率や賃貸市況の鈍さが意識され、先行き不透明感が重荷となった。減損計上や訴訟関連のヘッドラインも心理を冷やした。
  • ARES:Ares Management Corp(金融) -3.98%
    オルタナティブ資産運用(上場株・債券以外)のセクターで警戒感が強まり、資金が慎重化した。金利とクレジット(信用)環境の不透明さが売り材料となった。
  • TGT:Target Corp(生活必需品) -3.83%
    消費関連株が総じて軟調で、ディフェンシブ(景気に左右されにくい)でも見直し売りが優勢となった。個別の新材料が乏しく、需給要因で下げが拡大した。
  • ULTA:Ulta Beauty Inc(一般消費材) -3.61%
    小売・裁量消費(必要性が低い消費)関連が売られやすい地合いで、利益確定が優勢となった。化粧品需要の伸び鈍化懸念もあり、戻りは抑えられた。
  • APO:Apollo Global Management Inc(金融) -3.48%
    プライベートクレジット(非公開融資)を含むクレジット市場への警戒が強まり、同業と連動して売られた。決算前のポジション調整も下押し要因である。
  • GNRC:Generac Holdings Inc(工業・産業) -3.41%
    冬の嵐で関連需要が意識された後の反動で、短期資金の利益確定が出た。イベントドリブン(材料先行)の買いが一巡し、株価は平常運転に戻る動きである。
  • AMD:Advanced Micro Devices Inc(先端技術) -3.25%
    AI半導体分野で競争が激しい中、顧客の自社チップ開発などが意識され、半導体セクターで利益確定が優勢となった。決算前の様子見も重なった。
  • PAYC:Paycom Software Inc(先端技術) -3.18%
    アナリストの見通し引き下げなどが伝わり、売りが優勢となった。成長率の鈍化懸念が残る中、株価は52週安値圏で弱含み、需給が悪化した。
  • TSLA:Tesla Inc(一般消費材) -3.09%
    決算を前に、EV本体の利益率低下や販売減速への警戒が重荷となった。一方で自動運転・ロボタクシー期待は強く、材料待ちで上下に振れやすい局面である。

セクター別騰落率

セクター全体では、金利低下を背景に先端技術や金融などが堅調となる一方、一般消費材が大きく下落し、景気感応度の高い分野で明暗が分かれた一日である。ディフェンシブ系は概ね小動きにとどまり、指数全体はプラス圏を維持しつつも選別色の強い展開となった。

  • 通信サービス +1.13%
    インターネット関連や広告プラットフォーム株が上昇し、セクター全体を押し上げた。金利低下による成長株評価の改善と、決算・業績見通しへの安心感が背景である。とくにデジタル広告分野への資金回帰が目立った。

主要3指数の動き

  • S&P500(6,950.30、前日比+0.50%)
    大型ハイテク株を中心に底堅い買いが入り、指数は堅調に推移した。米国債利回りがやや低下したことで、成長株のバリュエーション(企業価値評価)への警戒が後退したことが追い風となった。決算発表とFOMCを控え、積極的な上値追いは限定的だったが、押し目では資金流入が確認され、相場の地合いは良好である。
  • Dow30(49,412.40、前日比+0.64%)
    景気敏感株や金融株が買われ、3指数の中で最も高い上昇率となった。米経済指標が底堅さを示したことで、景気後退懸念が後退し、循環株への選好が強まった形だ。長期金利の安定も追い風となり、配当利回りを意識した資金が流入しやすい環境が続いている。
  • NASDAQ(23,601.36、前日比+0.43%)
    半導体やAI関連株が上昇し指数を支えた一方、一部の高PER(株価収益率が高い)銘柄では利益確定売りも見られた。金利低下はプラス材料だが、直近の上昇幅が大きかった分、値動きはやや不安定である。全体としては強気基調を維持しつつ、個別銘柄選別の色合いが濃い展開であった。

ドル円の動き

ドル円は、米長期金利の低下と米当局の為替動向への警戒姿勢を背景に円高方向へ進んだ。市場では日米の協調姿勢への思惑が広がり、投機的なドル買いが後退した。一方で米景気の底堅さも意識され、円高は一時的にとどまりやすく、方向感を欠く展開であった。

原油先物・米10年国債利回り・VIX・金先物の動き

  • 原油先物(60.80ドル、前日比-0.44%)
    寒波による一時的な供給懸念は後退し、需給は落ち着きを取り戻した。世界景気の先行き不透明感が需要見通しを抑制し、戻り売りが優勢となった。地政学リスクは下支え要因だが、短期的には方向感に欠ける展開である。
  • 米10年国債利回り(4.213%、前日比-0.61%)
    米国債には安全資産需要が入り利回りは低下した。FOMCを前にポジション調整が進み、利下げ時期を巡る不透明感が債券買いを促した形だ。金利低下は株式市場、とくに成長株の下支え要因となっている。
  • VIX指数(15.99、前日比-0.62%)
    株式市場の安定を背景に、投資家の警戒感は後退した。主要指数が堅調に推移したことでリスク回避姿勢が和らぎ、VIXは低下した。ただし重要イベントを控え、水準自体は再上昇しやすく油断はできない。
  • 金先物(5,052.60ドル、前日比+1.46%)
    金は安全資産需要の高まりを受け大幅に上昇した。米金利低下とドル安が追い風となり、インフレや地政学リスクへのヘッジ需要が強まった形だ。株高局面でも資金流入が続き、存在感を高めている。

私の米ドル建ポートフォリオ +0.76%(前日比)

私のポートフォリオは前日比+0.76%と堅調な動きでした。VGTやVOOといった株式ETFがそろって上昇し、とくに先端技術分野への資金流入が全体を押し上げた形です。VYMやVIGも安定した値動きを見せ、配当重視の部分が下支えとなりました。さらに金価格上昇を背景にGLDMが大きく寄与し、株式と金の分散効果を改めて実感する一日でした。全体としてリスクを取りつつもバランスの取れた推移だったと感じています。

経済指標発表 結果

  • コア耐久財受注(前月比)
    航空機や防衛関連を除いたコア耐久財受注は前月比+0.5%となり、市場予想を上回った。企業の設備投資意欲が底堅いことを示しており、米景気の減速懸念を和らげる結果である。とくにIT投資や省力化投資が継続している点は、製造業と先端技術セクターの下支え材料と評価できる。
  • 耐久財受注(前月比)
    耐久財受注は前月比+5.3%と大幅に増加した。航空機関連の受注増が主因で、振れの大きい統計ではあるが、米製造業の受注環境が改善していることを示唆する内容である。短期的には景気敏感株の追い風となる一方、過度な強さは金利上昇要因として意識されやすい。
  • シカゴ連銀全米活動指数
    シカゴ連銀全米活動指数は▲0.04と、ほぼゼロ近辺での推移となった。米経済が平均的な成長率に近い状態を維持していることを示しており、急激な景気後退や過熱の兆候は見られない。FRBの金融政策判断にとっては、現状維持を正当化しやすい結果である。
  • アトランタ連銀GDPNow(Q4)
    GDPNowは年率+5.4%と高水準を維持した。個人消費と設備投資が成長を牽引しており、米国経済の強さを改めて示す内容である。利下げ期待を後退させやすい一方、企業業績の下支え要因として株式市場にはプラスに作用しやすい。
  • 米国債入札(3カ月・6カ月・2年)
    短期から中期の米国債入札は概ね堅調な需要を集め、利回りは前回水準と大きな乖離はなかった。投資家が安全資産として米国債を選好していることを示しており、金融市場の不透明感が依然として残っていることがうかがえる。金利市場の安定化要因と評価できる。

主要銘柄の決算発表結果

  • BKR:Baker Hughes(エネルギー)
    EPSは0.78ドルと市場予想を上回り、売上高も7.39Bドルと予想超過となった。エネルギーサービス需要が堅調で、とくにLNG関連やデジタルソリューション分野が収益を押し上げた。原油価格の変動リスクは残るものの、受注残の積み上がりから中期的な業績の安定感が評価されやすい内容である。
  • NUE:Nucor(素材)
    本決算は現時点で正式な結果が確認されておらず、発表が遅れている。鉄鋼価格の動向とインフラ投資需要が注目点であり、コスト管理と自社株買い姿勢が引き続き市場の評価材料となる見込みである。発表後のガイダンスが株価の方向性を左右しやすい。
  • BRO:Brown & Brown(金融)
    EPSおよび売上高の正式な発表結果は未確認で、決算は遅延している。保険仲介事業は金利水準と企業活動の影響を受けやすく、M&Aによる成長戦略が継続できているかが焦点となる。発表内容次第では安定成長銘柄として再評価される可能性がある。
  • WRB:W.R. Berkley(金融)
    EPSは1.13ドルと予想通りの着地となった。引受規律の維持と保険料率の改善により、安定した収益構造が確認された内容である。自然災害リスクへの備えは必要だが、堅実なアンダーライティングが中長期的な評価を支える。
  • STLD:Steel Dynamics(素材)
    EPSは1.83ドルと市場予想を上回った一方、売上高は4.41Bドルと予想をやや下回った。鋼材価格の調整局面でも高効率な電炉事業が利益率を支えた点が評価できる。インフラ関連需要の回復が今後の業績改善の鍵となる。
  • ARE:Alexandria Real Estate Equities(不動産)
    EPSは赤字となり、市場予想を大きく下回ったが、売上高は予想を上回った。ライフサイエンス向け不動産需要は底堅いものの、高金利環境による評価損やコスト増が利益を圧迫した形である。金利動向次第で見直し買いが入りやすい局面といえる。

主な経済ニュース

  • AI投資ブームが景気と相場を左右するとの警戒
    企業のAI投資が「競争上やめられない支出」になり、データセンター・半導体・電力網まで波及している。株高要因である一方、過熱(バブル化)とインフレ再燃の火種にもなり得る構図だ。(Reuters:01/26)
  • 金が史上初の$5,000超でリスクオフが可視化
    地政学不安や米政治リスクを背景に安全資産需要が急伸し、金が節目を突破した。株式ではハイテク中心に強弱が出やすく、リスク許容度の変化が日中値動きを増幅しやすい局面である。(Reuters:01/26)
  • ドル安・円高で「日米協調介入」観測が再燃
    米当局のレートチェック(介入時の価格確認)報道を受け、円高が進みドルが下押しされた。為替の急変は輸出企業の採算だけでなく、米ハイテクのマルチプル(株価倍率)にも影響しやすい。(Reuters:01/26)
  • 米コア資本財受注が増勢で景気の底堅さ示唆
    設備投資の先行指標とされるコア資本財受注が持ち直し、景気後退懸念を後退させた。利下げ前倒し期待は冷えやすい一方、景気敏感株には追い風になり得る材料だ。(Reuters:01/26)
  • FRBの独立性を巡る政治リスクが金利見通しを揺らす
    FRB議長や金融政策への政治的圧力が取り沙汰され、市場は「政策の読みづらさ」を織り込みやすい。債券・為替・株の同時変動が起きやすく、ヘッドラインに敏感な地合いだ。(Reuters:01/26)
  • 冬の嵐で原油生産最大2,000,000bpd停止と電力混乱
    寒波で米原油生産が大きく落ち込み、停電や電力価格急騰も発生した。エネルギー供給ショックは短期の原油・関連株の材料だが、復旧が進むと反落も起きやすい。(Reuters:01/26)
  • 天然ガス急騰でLNG輸出減の懸念が拡大
    凍結による生産障害と需要急増でガス価格が跳ね、LNG輸出向け供給にも影響が出やすい状況となった。米国発の需給変動が欧州価格にも波及し、エネルギー市場のボラ拡大要因だ。(Reuters:01/26)
  • 原油は寒波と対イラン緊張を材料に方向感探り
    寒波による供給減観測が支えとなる一方、需給見通しや地政学要因が交錯し、上昇が続きにくい。OPEC+の増産見送り観測も絡み、レンジ相場になりやすい局面である。(Reuters:01/26)
  • カナダ関税を巡る摩擦で貿易リスクが再浮上
    対カナダの高関税示唆を受け、北米サプライチェーン(供給網)への警戒が強まりやすい。自動車・資源・消費関連は見出しに振らされやすく、相場の不確実性要因となる。(FOX Business:01/26)
  • FOMCとメガキャップ決算前で債券・株が神経質
    重要イベントを前に、米国債は入札需要や利下げ期待で買いが入りやすい一方、株はポジション調整で上下に振れやすい。金利低下はグロース支援だが、材料待ちで選別色が強い。(Bloomberg:01/26)

経済指標発表予定

以下の経済指標が発表される予定です。

主要銘柄の決算発表予定

以下の主要銘柄の決算発表がなされる予定です。

おわりに

本日の米国株式市場は、主要指数がそろって上昇し、金利低下を背景に先端技術や通信サービスを中心に堅調な動きとなりました。一方で一般消費材など景気敏感セクターでは調整が入り、選別色の強さが印象に残る一日でした。経済指標では米景気の底堅さが確認され、企業決算からも業種ごとの差が明確になっています。AIやデータセンター関連などの技術ニュースは引き続き中長期の成長テーマである一方、地政学的リスクや金利動向には注意が必要です。短期の値動きに振り回されず、環境変化を冷静に見極めながら、長期視点での資産形成を心がけたいところです。
日毎の成果や結果に一喜一憂せず、長期投資を目指して共に学び成長していければ嬉しいです。

それでは、今日も一日明るく元気に笑顔で過ごしましょう。

おことわり

投資は自己責任にてお願いします。
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図表のレファレンス

  • S&P500ヒートマップ: finviz
  • 主要3指数とドル円:  Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
  • セクター別騰落率: finviz
  • 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
  • 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
  • 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
  • 自分の米ドル建ポートフォリオ:  Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ

ABOUT ME
Muroi Kazuo
1959年2月生まれ 米国株、日本株、J-REITでFIRE達成しています。 米国株投資については、みなさんと情報共有したいと思っています。
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