【20260130】US stock market investments
S&P500 ヒートマップ(高解像度)
3%以上上昇したS&P500構成銘柄
- DECK:Deckers Outdoor Corp(一般消費材) +19.46%
好調な決算内容と通期見通しの上方修正が評価された。主力ブランドの需要が想定以上に堅調で、在庫管理と価格戦略の改善が利益率を押し上げた。消費減速懸念の中でも成長力を示した点が株価急伸の要因である。 - VZ:Verizon Communications(通信サービス) +11.83%
業績が市場予想を上回り、フリーキャッシュフローの改善が好感された。価格競争は続くものの、コスト削減効果と高配当の持続性への安心感が買い戻しを誘った。 - CHTR:Charter Communications(通信サービス) +7.62%
加入者動向が想定ほど悪化しなかったことが評価された。コスト管理の進展により利益率改善が意識され、通信セクター全体の見直し買いの流れに乗った。 - SNDK:Sandisk Corp(先端技術) +6.85%
半導体メモリ価格の底打ち観測を背景に、収益環境改善期待が高まった。データセンター需要の回復期待も追い風となり、半導体関連株として買いが集まった。 - APD:Air Products & Chemicals(素材) +6.44%
産業ガス需要の安定と長期契約の収益性が評価された。エネルギーコストの落ち着きも利益見通しの改善材料となり、素材株の中で相対的に強い動きとなった。 - CL:Colgate-Palmolive(生活必需品) +5.92%
価格転嫁の進展により利益率改善が確認された。生活必需品としての安定需要とディフェンシブ性が評価され、不安定な市場環境下で資金が流入した。 - CHD:Church & Dwight(生活必需品) +4.67%
主力日用品の販売が底堅く、通期見通しが安定している点が好感された。景気減速局面でも業績が比較的安定する銘柄として選好された。 - SYK:Stryker(ヘルスケア) +4.31%
医療機器需要の回復と価格引き上げ効果が評価された。高齢化を背景とした中長期成長期待が再認識され、ヘルスケアセクターの上昇を牽引した。 - T:AT&T(通信サービス) +4.30%
キャッシュフローの改善と高配当維持への安心感が材料視された。成長力は限定的だが、防御的銘柄としての評価が高まり買いが入った。 - TMUS:T-Mobile US(通信サービス) +4.19%
加入者純増が引き続き堅調で、競争優位性が意識された。通信大手の中でも成長力が相対的に高い点が評価され、セクター全体の上昇を後押しした。 - GIS:General Mills(生活必需品) +4.12%
食品需要の安定とコスト管理の進展が評価された。インフレ局面でも価格転嫁が進み、収益の見通しが安定している点が投資家に好感された。 - CAG:Conagra Brands(生活必需品) +3.81%
加工食品の需要底堅さと利益率改善期待が株価を押し上げた。生活必需品セクター全体への資金流入の恩恵を受けた形である。 - MO:Altria Group(生活必需品) +3.73%
高配当利回りが再評価され、ディフェンシブ銘柄として買われた。金利動向が落ち着く中で、インカム目的の資金が流入した。 - CPB:Campbell Soup(生活必需品) +3.59%
家庭内消費の安定を背景に、業績の下振れ懸念が後退した。食品株としての防御力が意識され、相場不安定局面で選好された。 - IP:International Paper(一般消費材) +3.38%
コスト削減策と需要回復期待が材料視された。景気敏感株であるが、株価水準の割安感から買い戻しが入った。 - PEP:PepsiCo(生活必需品) +3.36%
価格転嫁とブランド力による安定収益が評価された。ディフェンシブ銘柄としての安心感が強まり、資金流入が続いた。 - CVX:Chevron(エネルギー) +3.34%
原油価格の安定と株主還元姿勢が評価された。エネルギー株としてキャッシュフローの強さが再認識された。 - TSLA:Tesla(一般消費材) +3.32%
直近の下落に対する自律反発の色合いが強い。生産・販売動向への過度な悲観が後退し、短期的な買い戻しが入った。 - ABT:Abbott Laboratories(ヘルスケア) +3.03%
医療機器と診断事業の安定成長が評価された。ヘルスケア株として景気耐性が意識され、堅調な買いが入った。
3%以上下落したS&P500構成銘柄
- APP:AppLovin Corp(通信サービス) -16.89%
高PER銘柄として金利上昇局面の影響を強く受けた。広告テクノロジー分野の成長期待は高いものの、利益確定売りが集中し、バリュエーション調整の色合いが濃い下落となった。 - KLAC:KLA Corp(先端技術) -15.24%
半導体設備投資の減速懸念が再燃した。AI関連需要は中長期で期待されるものの、短期的な受注動向への不透明感から、設備関連株に売りが強まった。 - NEM:Newmont Corp(素材) -11.49%
金先物価格の急落が直撃した。米金利上昇とドル高により金の魅力が低下し、金鉱株全般に売りが波及した形である。 - WDC:Western Digital Corp(先端技術) -10.12%
メモリ価格回復への期待が後退し、業績改善シナリオが揺らいだ。半導体関連株全体の調整局面の中で、売り圧力が強まった。 - STX:Seagate Technology Holdings(先端技術) -8.71%
データセンター向け需要の先行き不透明感が嫌気された。ストレージ市場の回復時期が後ずれするとの見方が株価の重荷となった。 - TTWO:Take-Two Interactive Software(通信サービス) -7.93%
大型タイトルへの期待はあるものの、開発コスト増加と収益化のタイミングに対する警戒感が広がった。成長株調整の流れに巻き込まれた。 - FCX:Freeport-McMoRan(素材) -7.52%
銅価格の下落を受け、資源株として売られた。中国景気減速懸念と金属需要の先行き不透明感が意識された。 - RCL:Royal Caribbean Group(一般消費材) -6.17%
旅行需要は堅調だが、燃料コストや金利高の影響が懸念された。景気敏感株としてリスク回避の売りが出やすかった。 - CVNA:Carvana Co(一般消費材) -6.16%
高バリュエーション銘柄として金利上昇に弱く、利益確定売りが優勢となった。中古車市場の先行き不安も重荷である。 - AMD:Advanced Micro Devices(先端技術) -6.13%
AI関連として高い期待を集めてきた反動で調整が進んだ。半導体株全体の利益確定売りの流れが重なった。 - MRNA:Moderna(ヘルスケア) -5.95%
ワクチン需要の先細り観測が続き、成長シナリオへの不透明感が意識された。バイオ株全体の弱さも影響した。 - LRCX:Lam Research(先端技術) -5.93%
半導体設備投資の循環的減速が意識され、売りが優勢となった。AI関連でも短期的な業績変動への警戒が強い。 - ALB:Albemarle Corp(素材) -5.57%
リチウム価格の下落基調が続き、EV関連需要への楽観論が後退した。素材株として調整局面が続いている。 - AMAT:Applied Materials(先端技術) -5.57%
半導体製造装置需要の減速懸念が株価を押し下げた。業界全体の投資抑制ムードが逆風となった。 - AXON:Axon Enterprise(工業・産業) -5.10%
高成長期待を背景に上昇してきた反動で調整が入った。防衛・治安分野の中長期需要はあるが、短期的な過熱感が意識された。 - MPWR:Monolithic Power Systems(先端技術) -4.98%
半導体株全体の下落に連動した。電源管理分野の成長性は維持されるものの、高評価銘柄として売りが出やすかった。 - MU:Micron Technology(先端技術) -4.80%
メモリ市況回復への期待が一服し、利益確定売りが優勢となった。価格変動の大きさが引き続きリスク要因である。 - INTC:Intel Corp(先端技術) -4.50%
構造改革への期待はあるが、競争力回復には時間を要するとの見方が強い。半導体セクター全体の調整に押された。 - MCHP:Microchip Technology(先端技術) -4.33%
産業向け半導体需要の鈍化懸念が材料視された。景気減速局面では受注減少が意識されやすい。 - ANET:Arista Networks(先端技術) -4.33%
データセンター関連株の調整に連動した下落である。AI需要は追い風だが、短期的な過熱感の調整局面にある。 - TER:Teradyne(先端技術) -4.30%
半導体テスト装置需要の変動が懸念された。設備投資サイクルの影響を受けやすい点が売り材料となった。 - NCLH:Norwegian Cruise Line Holdings(一般消費材) -4.19%
旅行需要は底堅いものの、金利高と燃料コスト上昇懸念が重荷となった。景気敏感株として売られやすい地合いである。 - Q:Qorvo(先端技術) -3.73%
スマートフォン向け需要の回復が鈍いとの見方が影響した。通信半導体の成長見通しに慎重姿勢が広がった。 - ON:ON Semiconductor(先端技術) -3.71%
EV関連需要への期待が後退し、半導体株全体の調整に巻き込まれた。中長期成長は維持されるが短期的に売られた。 - LHX:L3Harris Technologies(工業・産業) -3.70%
防衛関連株として安定感はあるが、全体相場のリスク回避姿勢から利益確定売りが出た。 - APH:Amphenol(先端技術) -3.68%
電子部品需要の減速懸念が意識された。データセンター向けは堅調だが、幅広い用途が逆風となった。 - CCL:Carnival Corp(一般消費材) -3.63%
旅行需要は回復基調にあるが、債務水準の高さと金利高が改めて意識された。景気敏感株として売りが出た。 - PLTR:Palantir Technologies(先端技術) -3.43%
AI関連としての期待が高い反面、高PERに対する警戒感が強まった。成長株調整局面の影響を受けた。 - DELL:Dell Technologies(先端技術) -3.42%
サーバー需要への期待はあるが、ハードウェア市況全体の減速懸念が株価を押し下げた。 - EBAY:eBay(一般消費材) -3.38%
EC市場の成長鈍化と競争激化が意識された。安定収益銘柄だが、成長力不足が評価を下げた。 - SMCI:Super Micro Computer(先端技術) -3.35%
AIサーバー関連として急騰してきた反動が出た。短期的な過熱感の調整局面である。 - IR:Ingersoll Rand(工業・産業) -3.13%
産業需要の減速懸念が意識され、景気敏感株として売られた。中長期成長は維持されるが短期調整である。 - SNPS:Synopsys(先端技術) -3.10%
半導体設計ツール需要は堅調だが、セクター全体の下落に連動した。高評価銘柄として利益確定売りが出た。 - V:Visa(金融) -3.00%
消費は底堅いものの、金利高と株式市場全体のリスクオフが影響した。決済ビジネスの安定性は維持されている。
セクター別騰落率
全体としては、ディフェンシブ(景気変動の影響を受けにくい)セクターに資金が流入し、景気敏感・資源・ハイテクセクターから資金が流出する一日であった。金利高や景気先行き不透明感を背景に、リスク回避姿勢が強まり、セクター間の明確な選別が進んだ展開である。
- 生活必需品(Consumer Defensive) +1.19%
景気減速局面でも需要が安定している点が評価され、防御的セクターとして買いが集まった。食品、日用品関連銘柄が堅調で、相場全体の不安定さを嫌った資金の受け皿となった。 - 先端技術(Technology) -1.50%
金利高止まりと高PER(株価収益率)への警戒感から、利益確定売りが優勢となった。AI関連を含む主力銘柄の下落が目立ち、指数全体の重荷となった。 - 素材(Basic Materials) -5.87%
金や銅など商品価格の下落を受け、資源関連株が大きく売られた。米金利上昇とドル高が商品市況に逆風となり、セクター全体で急落する結果となった。
主要3指数の動き
- S&P500(6,939.03、前日比-0.43%)
FRB人事を巡る不透明感やインフレ指標の下げ止まり意識を背景に、主力株中心に利益確定売りが優勢となった。特にハイテク大型株が指数を押し下げた一方、ディフェンシブ(景気変動の影響を受けにくい)銘柄は相対的に底堅く、指数全体では調整色の強い一日であった。 - Dow30(48,892.47、前日比-0.36%)
景気敏感株と金融株の軟調が重しとなり、終日マイナス圏で推移した。長期金利の高止まりが意識され、銀行株や資本財株に売りが出やすかった。一方、生活必需品など安定収益銘柄は下支え要因となり、下落率は限定的であった。 - NASDAQ(23,461.82、前日比-0.94%)
AI関連を含むハイテク株に売りが集中し、主要3指数の中で最も下落率が大きかった。決算内容や先行投資負担への見直しが進み、高PER(株価収益率)銘柄が調整局面に入った形である。成長期待の高い分野ほど値動きが荒くなりやすい地合いであった。
ドル円の動き
ドル円は米金利上昇とFRB人事を巡るタカ派的観測を背景にドル買いが優勢となり、154円台後半まで上昇した。インフレ指標の下げ渋りで利下げ期待が後退し、日米金利差を意識した円売りが加速した形である。一方で急ピッチな上昇に対する警戒感から、高値圏では利益確定の動きもみられた。
原油先物・米10年国債利回り・VIX・金先物の動き
- 原油先物(65.55ドル、前日比+0.20%)
原油先物は小幅に上昇した。中東情勢を巡る地政学的リスクが下支えとなる一方、世界景気の減速懸念が上値を抑えた。需給面では供給過剰への警戒感が根強く、買い戻しと戻り売りが交錯する方向感に乏しい展開であった。 - 米10年国債利回り(4.249%、前日比+0.52%)
米10年国債利回りは上昇した。インフレ指標の下げ渋りやFRB人事を巡るタカ派的観測から、利下げ期待が後退したことが背景である。金利の高止まりは株式の割高感を意識させ、特に成長株の重荷となりやすい。 - VIX指数(17.01、前日比+0.77%)
VIX指数は上昇し、市場の警戒感がやや高まった。株式市場でハイテク株中心に調整が進んだことや、金融政策の先行き不透明感が反映された形である。水準自体は落ち着いているが、リスクオフの兆しとして注視される。 - 金先物(5,067.50ドル、前日比-5.37%)
金先物は急落した。米金利上昇とドル高進行により、無利子資産である金の相対的な魅力が低下したことが主因である。加えて、短期的な過熱感からの利益確定売りも重なり、値動きの荒い展開となった。
私の米ドル建ポートフォリオ -2.62%(前日比)
私の米ドル建ポートフォリオは前日比-2.62%となりました。VGTの下落が最も大きく、ハイテク株調整の影響を強く受けた一日でした。VOOも指数安に連動して下落し、成長株中心の構成がマイナスに働きました。一方でVYMはプラスとなり、高配当株の相対的な安定感を改めて感じます。
GLDMは金先物急落の影響を受け、大きく下押ししましたが、分散投資の一部として冷静に受け止めています。短期的な値動きに左右されず、全体のバランスを確認する一日だと感じています。
経済指標発表 結果
- 生産者物価指数(PPI、前月比・12月)
前月比は+0.5%と市場予想を大きく上回り、企業段階でのインフレ圧力が再び強まっていることを示した。エネルギーや一部財価格の上昇が影響し、インフレ沈静化が一服している印象である。FRBの早期利下げ期待を後退させ、金利高止まりを正当化する材料として株式市場の重荷となった。 - コアPPI(前月比・12月)
食品・エネルギーを除くコアPPIは+0.7%と想定以上の伸びとなった。サービス価格を中心に基調的な物価上昇が続いており、インフレの粘着性が改めて意識された。FRBが重視する基調インフレの観点から、金融引き締めを急いで緩めにくい環境が続く可能性を示唆する内容である。 - 生産者物価指数(前年比・12月)
前年比は+3.0%と予想通りではあるが、高水準を維持した。インフレ率がFRB目標の2%を大きく上回る状況が続いており、物価の完全沈静化には時間を要する構図である。市場では利下げ開始時期が後ずれするとの見方が強まり、株式のバリュエーション調整圧力につながった。 - シカゴ購買部協会景気指数(1月)
指数は54.0と予想・前回を大きく上回り、製造業活動の改善を示した。50を超える水準は拡大を意味し、米景気が想定以上に底堅いことを示唆する。一方で景気の強さはインフレ圧力を長引かせる要因でもあり、金融市場では好材料と警戒感が同時に意識された。 - ベーカー・ヒューズ社の米石油掘削リグ稼働数
稼働数は411基と前週から横ばいで、米国の原油生産は安定的に推移していることを示した。急激な増産・減産の兆しはなく、原油価格に対する影響は中立的である。エネルギーインフレが再燃するリスクは限定的とみられるが、中東情勢次第では再評価されやすい。 - CFTC投機ポジション(S&P500・金)
S&P500の投機的ネットポジションはマイナス幅が拡大し、株式市場に対する慎重姿勢が強まった。一方、金のネットロングは高水準を維持しており、安全資産志向が残っていたことがうかがえる。ただし、その後の金急落はポジション調整のリスクを示す結果となった。
主要銘柄の決算発表結果
- XOM:Exxon Mobil(エネルギー)
原油・ガス価格が安定推移する中、上流部門の収益が堅調に推移した。大型買収による生産量拡大効果が徐々に表れ、キャッシュフロー創出力の高さが改めて評価された。一方で精製マージンの低下が利益成長をやや抑制する要因となった。 - CVX:Chevron(エネルギー)
エネルギー価格の落ち着きが利益水準を左右したが、コスト管理の進展により底堅い決算内容となった。増配継続と自社株買い方針が確認され、株主還元重視の姿勢が評価された。中長期では資源開発投資の回収が焦点である。 - AXP:American Express(金融)
個人消費の底堅さを背景にカード利用額が堅調で、手数料収入が収益を押し上げた。延滞率は管理可能な水準にとどまり、与信面の懸念は限定的である。高所得層中心の顧客基盤が安定収益に寄与している。 - VZ:Verizon Communications(通信サービス)
通信事業の安定収益により業績は想定線で推移した。加入者数の大幅な増減はなく、価格競争の激化が利益率の重荷となった。高配当維持への安心感はあるが、成長力の乏しさが株価の上値を抑えている。 - REGN:Regeneron Pharmaceuticals(ヘルスケア)
主力医薬品の販売が好調で、利益は市場予想を上回った。研究開発投資を継続しつつも収益性を確保しており、パイプラインの進捗が今後の評価軸となる。バイオ医薬品セクターの中では相対的に安定感がある。 - AON:Aon(金融)
保険ブローカー事業が堅調で、企業向けリスク管理需要の拡大が収益を下支えした。価格転嫁が進み、マージン改善が確認された点は好材料である。景気変動の影響を受けにくいビジネスモデルが強みである。
主な経済ニュース
- トランプ大統領が次期FRB議長にケビン・ウォーシュ氏指名で市場がリスクオフ
タカ派(金融引き締め寄り)と受け止められ、株安・ドル高・金利高の組み合わせになりやすい局面である。政策不確実性が上がると、ハイテクなど高PER(株価収益率)の調整圧力が強まる。(Reuters:01/30) - 米PPIが予想上振れで「インフレ再燃」警戒が再点火
12月の生産者物価指数(PPI、企業側の物価指標)が想定以上に上昇し、利下げ期待の後退材料となった。株式の割引率(将来利益を現在価値に直す利率)が意識され、指数の上値を抑えやすい。(Reuters:01/30) - マイクロソフト決算が引き金のテック売りでAI投資の採算性が焦点
AI向け投資負担の増加とクラウド成長鈍化が嫌気され、セクター全体に波及した。AI関連は「成長の確度」が評価軸であり、設備投資増だけでは許容されにくい局面に入った。(WSJ:01/30) - アップル決算後の株安でメモリコスト上昇が利益率リスクに
売上見通しは強気でも、メモリ価格上昇が利益率を圧迫し得る点が重荷となった。大型ハイテクの業績は指数寄与度が高く、個別の利益率要因がS&P500全体の地合いも左右しやすい。(Reuters:01/30) - 金・銀の急落で資源株とインフレヘッジ取引が巻き戻し
ウォーシュ氏指名で「FRBの独立性維持→利下げ加速しにくい」との連想が広がり、無利子資産の魅力が後退した。金銀鉱山株が下げ、素材セクターの逆風になりやすい。(Financial Times:01/30) - 暗号資産が下落し“流動性縮小”観測がリスク資産全般に波及
次期議長候補が量的緩和(QE、資金供給策)に慎重との見方が強まり、ビットコインなどが売られた。投機色の強い資産が崩れると、ハイベータ(値動きが大きい)株にも売りが出やすい。(Reuters:01/30) - 米政府機関の閉鎖リスクが再燃し短期の不確実性が上昇
予算協議の難航が意識され、ヘッドライン(速報)次第で株・債券のボラティリティ(価格変動)が上がりやすい。景気指標の遅延や行政手続き停滞も、企業活動のノイズになり得る。(Reuters:01/30) - 対イラン緊張など地政学リスクが“原油・防衛”を刺激しやすい構図
中東情勢が悪化すれば、原油上昇→インフレ警戒→金利高の連鎖になりやすい。一方で防衛関連は物色されやすく、セクター間の資金移動(ローテーション)が進みやすい。(Reuters:01/30) - カナダ市場急落と「関税・通商摩擦」連想が北米株に波及
金急落の影響に加え、通商面の強硬姿勢が材料視され、資源・工業株が売られた。北米サプライチェーン(供給網)関連は連動しやすく、米株でも同テーマの警戒が残りやすい。(Reuters:01/30) - FRB人事を巡る議会・司法の綱引きで政策運営の読みが難化
FRBの建物改修問題などが絡み、承認手続きの遅れや政治対立が市場材料化した。金融政策の“中身”だけでなく“体制”不安が出ると、金利と株価の変動が同時に大きくなりやすい。(Reuters:01/30)
今週の動き
- 個別銘柄の週間動向(ヒートマップ)
今週は大型ハイテク株の値動きが指数全体の方向性を左右した週である。MSFTやORCLなど一部ソフトウェア関連が大きく下落する一方、AAPLやGOOG、METAなどは堅調に推移し、AI・広告・サービス分野での業績期待が下支えとなった。半導体ではNVDAやAVGOが上昇した一方、AMDや装置関連に調整が入り、銘柄間の強弱が鮮明であった。金融ではJPMやWFCが金利環境を追い風に上昇し、ディフェンシブ銘柄にも資金が向かった。 - セクター別騰落率の週間動向
セクター別ではエネルギーが+3%超と最も強く、原油価格の持ち直しと地政学リスク意識が追い風となった。通信サービスもMETAやGOOGの上昇で堅調である。一方、素材は-4%超と大きく下落し、金・銅など商品価格の調整が直撃した。一般消費材やヘルスケアも軟調で、金利高と景気先行き不透明感が重荷となった。全体としてはディフェンシブと資源関連が相対的に優位な週であった。
経済指標発表予定
以下の経済指標が発表される予定です。
主要銘柄の決算発表予定
以下の主要銘柄の決算発表がなされる予定です。
おわりに
本日の米国株式市場は、インフレ指標の強さや金利高止まりを背景にハイテク株中心に調整色が強まりました。一方で、生活必需品やエネルギーなどディフェンシブ分野には資金が向かい、投資家の慎重姿勢が続いています。企業決算や技術分野では期待と警戒が交錯し、地政学的リスクも引き続き意識される状況です。金価格は大きく下落しましたが、私はインフレヘッジとしての分散投資先と位置付けており、寝ている間に下落を見逃したことは、結果的に割安水準での買い増しのチャンスでもあったのかもしれないと受け止めています。
感情的な売買を避け、自分の投資ルールを守れたことを前向きに評価しつつ、日々の値動きに一喜一憂せず、長期視点で共に学び成長していければ嬉しいです。
それでは、今日も一日明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
投資は自己責任にてお願いします。
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とドル円: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
